「『湿地』ってどんな映画なの?」「『湿地』に出演するキャストは誰?」と思う方もいるのではないでしょうか。
今作品は老人の殺人事件が起こり、そこに残された1枚の写真を元に謎を解いていくミステリー映画です。
そこで今回は、『湿地』のあらすじやキャスト、実際に筆者が鑑賞した感想について紹介していきます。
スムーズに映画を鑑賞するために、この記事で衝撃的な事件の真実の一部を味わってください。
『湿地』とはどんな映画?
映画『湿地』は2006年にアイスランドで製作されたミステリー映画です。
監督は『エベレスト 3D』を手掛けたバルタザール・コルマウクルが務めています。
イングヴァール・E・シーグルソンやオーグスタ・エヴァ・アーレンドスドーティルなど、多くの俳優陣が出演。
湿地に建つ家の中で老人の遺体が発見され、そこに残されたある1枚の写真から、事件の真相が少しずつ明らかになっていく映画。「ミステリー好き」な方にはとくにおすすめです。
傑作ミステリー小説を映画化!数多くの賞も受賞
『湿地』は毎年発表されている傑作ミステリー小説ランキング「このミステリーがすごい!」で、2013年度海外篇第4位に輝いた小説『湿地』を完全映画化した作品です。
原作で描かれた北欧独特の雰囲気を映像で見事に再現し、見どころ満載のミステリー映画が誕生。
世界中から絶賛されている今作品は、アイスランドアカデミー賞で5部門に受賞しています。
- 最優秀作品賞
- 最優秀監督賞
- 最優秀俳優賞
- 最優秀助演俳優賞
- 最優秀音響・音楽賞
遺体で発見された老人の過去や小さな町中を巻き込む一大スキャンダルとは、ある一族が抱える怖ろしい運命とは一体何なのか。
真実を知ったときに衝撃を受けるストーリーだからこそ、これだけ多くの賞を受賞できたのではないでしょうか。
映画『湿地』のあらすじ
この章では、映画『湿地』のあらすじについて紹介していきます。
アイスランドの湿地に建つ家で、住人のホルベルクの遺体が発見されました。
エーレンデュル刑事は、若い刑事のシグルデュル刑事と、女性捜査員のエレンボルクとともに捜査を開始。すると、引き出しの裏側に1枚の写真を発見します。
そこには墓が写っており、ウイグルという少女の名前が記されていました。そこで、少女の墓を掘り返し遺体を確認すると、なぜか脳がなく悪性の脳腫瘍で亡くなっていたことが発覚します。
事件の途中、エーレンデュル刑事は娘のエヴァと再会。その後エーレンデュル刑事は事件の手がかりを探すために、かつて起きたレイプ事件の被害者を探すことに…。
映画『湿地』の登場人物
この章では、『湿地』の登場人物について紹介していきます。今作品の主人公が、ベテラン刑事のエーレンデュルです。
そのエーレンデュル刑事とともに行動するのが、若い刑事のシグルデュルと女性捜査員のエレンボルク。
アイスランドの湿地に建つ家で遺体として発見されたのが、トラック運転手だったホルベルクです。
エーレンデュル刑事の娘であり、住む家がなく点々としながら暮らしているエヴァも登場します。
映画『湿地』のキャスト紹介
この章では、映画『湿地』のメインキャストについて紹介していきます。
エーレンデュル(演:イングヴァール・E・シーグルソン)
ベテラン刑事であり、事件の真相を暴いていくエーレンデュル刑事を演じたのは、俳優のイングヴァール・E・シーグルソンです。
1963年11月22日にアイスランドのレイキャビクで生まれ、これまでに『馬々と人間たち』や『Jar City』などに出演しています。
- 『トラップ 凍える死体』
- 『ベオウルフ』
シグルデュル(演:ビョルン・ヒーヌル・ハラルドソン)
期待の若手刑事であり、エーレンデュルとともに事件の真相を暴いていくシグルデュルを演じたのは、俳優のビョルン・ヒーヌル・ハラルドソンです。
1974年12月8日にアイスランドで生まれ、『イレブンメン・アウト』や『Jar City』など多数の作品に出演しています。
- 『Fortitude』
- 『ウィッチャー』
エレンボルク(演:オーラフィア・フロン・ヨンスドッディル)
女性捜査員として活動し、エーレンデュルやシグルデュルと行動するエレンボルクを演じたのは、オーラフィア・フロン・ヨンスドッディルです。
オーラフォア・フロン・ヨンスドッディルに関して詳しい情報はわからなかったものの、アイスランド映画のため、おそらくアイスランド出身の女優なのではと思われます。
ホルベルク(演:ソルステイン・グンナルソン)
湿地に建つ家の中で遺体で発見され、今作品で事件の鍵を握る人物でもあるホルベルクを演じたのは、ソルステイン・グンナルソンです。
詳しい情報については明らかになっていないものの、これまでに『殺意の契約』や『静寂の森の凍えた姉妹』に出演していました。
- 『殺意の契約』
- 『静寂の森の凍えた姉妹』
エヴァ(演:オーグスタ・エヴァ・アーレンドスドーティル)
エーレンデュル刑事の娘であり、家がなく点々としながら生活しているエヴァを演じたのは、女優のオーグスタ・エヴァ・アーレンドスドーティルです。
1982年7月28日にアイスランドのレイキャビクで生まれ、『City State』や『ミッシング・チャイルド 呪いの十字架』など、いくつかの作品に出演しています。
- 『Beforeigners』
- 『Brave Men’s Blood』
ストーリーが進むにつれ徐々に明らかになる真実
映画『湿地』の見どころといえば、ストーリーが進むにつれ徐々に真実が明らかになっていく展開でしょう。
最初は事件現場に残されていた1枚の写真から始まり、エーレンデュル刑事らが写真を手がかりに捜査していきます。
徐々に真相が明らかになっていくのですが、その真実がどれも哀しく辛いので、観ていて苦しいと感じる方もいるかもしれません。
しかし、遺体で発見された老人と亡くなった少女の繋がりがわかったとき、衝撃の真実を知ることになります。
内容は面白いが登場人物が多くて少しわかりにくい
ここでは、『湿地』を鑑賞した筆者の感想について紹介していきます。
今作品はミステリーの王道と言えるような、計算されたストーリーや最後のオチが印象的です。少しずつ真実が明らかになるストーリーをワクワクしながら視聴しました。
また、映像が暗く湿地のじめじめした雰囲気を演出しており、光の少なさが北欧映画独特の雰囲気を醸し出していたことも印象的です。
しかし、登場人物が多く名前も覚えにくい人物が多いため、家系図や時系列が「わかりづらい!」と思ってしまいました。
映画『湿地』の口コミ
ここでは、映画『湿地』を鑑賞した方の口コミについて紹介していきます。
話は面白いんだけどなあ〜、
登場人物の多さと、北欧の映画なのもあり
名前もめっちゃ分かりにくい…
引用元:https://filmarks.com/movies/54830/reviews/95976750
とてもとても素晴らしくてどこにも綻びがなくて完璧だと思える映画なんだけど…
救われなさすぎてこっちが死にそう!笑
引用元:https://filmarks.com/movies/54830/reviews/93323879
この映画を鑑賞した方からは、「登場人物の多く名前が覚えにくい」「完璧な映画だけど観ていて哀しくなる」といった声が見られました。
北欧映画は登場人物がたくさんいる作品が多く、今作品も登場人物が多いため「名前が覚えにくい」と感じる方が多いようです。
また、「内容は完璧だけど、観ていて哀しくなる」と感じた方もいました。
今作品はストーリーが進むにつれ真実が明らかになっていくものの、その結末があまりにも辛く哀しいものなので、観る方によっては辛い思いをする映画かもしれません。
インターネットで映画『湿地』を視聴する
ここでは、インターネットで『湿地』を視聴する方法について紹介していきます。
まず、この映画はAmazonプライムで視聴可能です。まだAmazonプライム会員でない方は、30日間無料体験で観られます。
また、VideoMarket(ビデオマーケット)でも視聴可能です。ポイントがある場合は440pt、現金の場合は440円で視聴できます。
そのほかにも、GYAO!でも視聴可能です。GYAO!で視聴する場合は、440円〜で観られます。
まとめ
今回は、『湿地』のあらすじやキャスト、実際に筆者が鑑賞した感想についてまとめました。
この映画は、2013年度海外篇第4位の小説『湿地』を映画化したもので、アイスランドアカデミー賞5部門を受賞するなど、世界中で人気の作品です。
ミステリー好きな方が満足する展開で、ラストのオチでは衝撃的な真実を知ることになります。
「映画『湿地』を鑑賞してみたい」という方は、ぜひAmazonプライムやVideoMarketなどで視聴してください。