この記事は、「『ザ・コア』ってどんな映画がなのか知りたい」「『ザ・コア』を観ようかどうか迷っている」こんな人のために書かれています。
映画『ザ・コア』はアメリカのSFパニック・サスペンス映画です。
本記事では、この『ザ・コア』のあらすじやキャスト、口コミ、知っておくと映画をより楽しめる予備知識まで、あらゆる角度で紹介していきます。
もしこの映画を観ようか迷っている方なら、本記事を読むことによって、そんな迷いも解消していきますよ。ぜひ、最後まで読んでみてください。
『ザ・コア』の作品情報
まず始めに、『ザ・コア』の基本的な作品情報を紹介していきます。
- 劇場公開日:2003年6月7日 (日本)
- 監督:ジョン・アミエル
- 上映時間:135分
- 制作国:アメリカ
- 製作費:6000万ドル (約65億円)
監督は『エントラップメント』などを手掛けたイギリス・ロンドン出身のジョン・アミエルです。
あの超大作映画『アルマゲドン』にインスパイアされて作られたとも言われている映画『ザ・コア』は、一体どんなストーリーになっているのでしょうか?
次の項目では、『ザ・コア』のあらすじを簡単に紹介していきます。
『ザ・コア』のあらすじ
街中で鳩の異常行動が見られ、ペースメーカーをつけた人々が次々に倒れいく。
そんな怪奇現象が世界各地でみられる中、シカゴ大学のジョシュ・キーズ博士とコンラッド・ジムスキー博士らが、その原因は地球のコアの回転が停止し、地球の磁場が不安定になったことにあることを突き止める。
地球を太陽風から守っていた磁場の乱れより、このままでは地球滅亡は避けられない。再びコアを動かすため、世界各地からジョシュ博士を含め、NASAのレベッカ少佐ら、6人の専門家が召集された。
6人の専門家会議の中で「核爆弾をコアで爆発させ、再びコア回転させる」という無謀な計画を立てる。そして、専門家の一人ブラズルトン博士が開発した特殊合金でできた船艦に乗って6人は、地球中心部のコアを目指すことになる…。
『ザ・コア』の予告編
ここでは、『ザ・コア』の映像の迫力を知ってもらうために、予告映像を紹介します。
映像は、2分半ほどなので、ぜひ一度観てみてください。
映像は、街中での鳩の突然死から始まり、様々な怪奇現象が宇宙規模にまで広がっていきます。地球滅亡の危機が迫っている様子が壮大なスケールで描かれています。
予告映像では地球内部に潜って行くところが一瞬写っていますが、本編では、さらに地球内部の様子を詳しく見ることができますよ。これは他の映画でまず見ることができません。
『ザ・コア』のメインキャスト
ここでは、『ザ・コア』の主要人物を演じるメインキャストを紹介していきます。
アーロン・エッカート (ジョシュ・キーズ博士 役)
アーロン・エッカートは、アメリカ・カリフォルニア州出身の俳優で、2005年に主演した映画『サンキュー・スモーキング』では、ゴールデングローブ賞にノミネートされています。
他の出演作品には、『ダークナイト』や『ハドソン川の奇跡』などがあります。
ヒラリー・スワンク (レベッカ・ベック・チャイルズ少佐 役)
ヒラリー・スワンクは、アメリカ・ワシントン州出身の女優で、1999年の『ボーイズ・ドント・クライ』と、2004年の『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー主演女優賞を受賞しています。
他の出演作品には、『ベスト・キッド4』や『インソムニア』などがあります。
デルロイ・リンド (エドワード・ブラズ・ブラズルトン 役)
デルロイ・リンドは、ジャマイカ人の両親を持つ、イギリス・ロンドン出身の俳優です。1988年の『Joe Turner’s Come and Gone』でトニー賞演劇部門の主演男優賞にノミネートされています。
他に出演作品には、『マルコムX』や『ブロークン・アロー』などがあります。
『ザ・コア』の口コミ
ここでは、『ザ・コア』を視聴した人たちのツイッターでの口コミをいくつか紹介します。
おもむろに「ザ・コア」という映画をAmazonでアバウトに見た。そんなん出来るの?って場面多いけどそこはファンタジーとして中々面白かったのだった。付け加え「ここは俺に任せて先に行け!」が多かった。
— 286c (@286c) June 27, 2020
ザ・コア観た。あの手のSFパニックもののお約束全部詰め込んだお手本みたいな映画だった。向かう先が宇宙とかではなく地球の真ん中というのが独自の魅力になっていて面白かった。
— keronpan (@keronpan3) June 27, 2020
https://twitter.com/namaniku_atk/status/1276752380705378305?s=21
ツイッターの口コミを見る限り、基本的に「面白かった」という口コミが目立っていました。
しかし、「潜る版アルマゲドン」と言われるように、ある意味おきまりの展開だったという感想を持つ人が多いみたいです。
このことから、安定して面白い王道パターンに、地球内部に潜るという独自の要素が加わり、幅広く誰にでも楽しめる映画と言えるのではないでしょうか。
『ザ・コア』を観る前に知っておきたい予備知識
『ザ・コア』は地球の内部を探索するストーリーですが、けっこう難しい用語とかたくさん出ててきます。
ここでは、映画をスムーズに観ることができる、観る前に知っておきたい予備知識を紹介します。
地球の内部構造
地球の内部は、ざっくり言うと核、マントル、地殻の3層構造になっています。
地球の最深部には核(映画でいうコア)があり、その周りを岩石やマグマできたマントルが覆っています。さらに、そのマントルの周りを地殻が覆っており、この地殻の上に私たちは暮らしているのです。
映画でジョシュ博士(主人公)らは、地殻からマントルを突き進んで、中心のコアを目指して行くことになります。
地球は磁場によって太陽風から守られていた
地球の中心にあるコアの回転によって、地球の周りには磁場が発生しています。
この地球を取り巻く磁場がシールドの役目を果たし、猛烈な破壊力を持つ太陽風から地球を守ってくれているのです。
私たちが現在安心して暮らしていられるのも、この磁場のおかげだったんですね。また、北極などで観られるオーロラは、この磁場と太陽風による産物でもあります。
『ザ・コア』のみどころ
ここでは、筆者がぜひ注目してもらいたい『ザ・コア』のみどころ2つ紹介していきます。
灼熱のマントルへ突入
特殊合金で作られた船艦で、1000℃を超える灼熱のマントルへ突入するシーンは圧巻です。
何度も言いますが、そもそも地球の内部に船艦で潜って行くって、なかなか他の映画では見ることができないですよ。
船内での心理描写
地球の内部という、逃げ場のない極限状態に追い込まれた人間の心理描写もみどころです。
地上に残してきた家族がいるなど、6人それぞれの背負っているもの違いにより、ときに船員同士でお互い衝突してしまうこともあります。
『ザ・コア』を視聴した筆者の感想
前述したようにこの映画は、SFパニック映画で王道と言えるパターンの作りだなと筆者も感じました。
ストーリー的には、予定調和のように作り込まれていて、わざとらしいなと思う展開がいくつか見られたのは少しマイナスポイントだと思います。
しかし、各キャスト陣の演技力は、素晴らしかったです。特に、ヒラリー・スワンク演じるレベッカの極限状態で見せる鬼気迫る表情は見事だなと思いました。
また、地球内部の状態は、まだ科学的にも解明されていなことが多いです。この映画を観ることによって「きっとこうなっているだろう」という想像を膨らませることができるのもこの作品の魅力です。
『ザ・コア』の視聴方法
ここでは、本記事執筆時点(2020年6月現在)で『ザ・コア』が視聴可能な動画配信サービスを紹介します。
- Amazon Prime Video (月額¥500または年額¥4,900、30日間無料)
- U-NEXT (月額¥1,990、31日間無料)
- dTV (月額¥500、31日間無料)
上記のように無料トライアル期間が設けられているので、気になったものがあれば試しに使ってみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回は、映画『ザ・コア』のあらすじ、キャスト、口コミ等、紹介してきました。
繰り返しになりますが、この映画はSFの王道的な展開に、地球内部を探索するという独自の要素が加わっており、面白い映画になっています。
もし、本記事を読んで、この映画を観たくなったという方は、本記事で紹介した動画配信サービスを使って視聴してみてください。
一度この映画を見たら、地球内部の圧巻の迫力に引き込まれるはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。