この記事は、「『サウンド・オブ・サイレンス』ってどんな映画なの?」「『サウンド・オブ・サイレンス』のあらすじや登場人物について知りたい」という方向けに書かれています。
『サウンド・オブ・サイレンス』では、誘拐された娘を救うために犯人へ立ち向かう精神科医の姿が描かれています。そんな『サウンド・オブ・サイレンス』のみどころについて気になる方もいるかもしれません。
そこで今回は、『サウンド・オブ・サイレンス』がどんな映画で、どんなみどころがある映画なのかまとめて紹介していきます。
この記事を読めば、『サウンド・オブ・サイレンス』がどんな映画なのか理解でき、よりスムーズに『サウンド・オブ・サイレンス』を鑑賞できます。ぜひ参考にしてください。
『サウンド・オブ・サイレンス』とはどんな映画?
『サウンド・オブ・サイレンス』は、2001年9月28日にアメリカで公開されると、2002年5月25日には日本でも公開されました。
ある犯人に誘拐された娘を救うために奮闘する、精神科医の姿が描かれたサスペンス映画です。
同作品を手掛けたのは、ゲイリー・フレダー監督。これまでに『コレクター』や『クローン』などの映画を手掛けています。
『サウンド・オブ・サイレンス』の魅力といえば、豪華キャストが多数出演していることでしょう。とくにアカデミー賞など数々の映画賞を受賞しているマイケル・ダグラスの演技には注目ですね。
原作はアンドリュー・クラヴァンの小説『秘密の友人』
『サウンド・オブ・サイレンス』は、アンドリュー・クラヴァンの小説『秘密の友人』を題材にして制作されました。
『秘密の友人』は1994年に初版が発行されると、全米探偵作家会賞を2度受賞しています。
世界で注目されたサスペンス作品であり、犯人の正体はいったい誰なのか、ある番号とは何か、多くの謎が少しずつ明らかになるスリリングな展開を楽しめる作品ですね。
映画『サウンド・オブ・サイレンス』と小説『秘密の友人』を合わせて鑑賞することで、より事件の真相を深いところまで理解できるでしょう。
『サウンド・オブ・サイレンス』のあらすじ
ここでは、『サウンド・オブ・サイレンス』のあらすじについて紹介していきます。
有能な精神科医であるネイサンは、多重人格である少女エリザベスの診察を終えました。その翌朝、突然ネイサンの1人娘であるジェシーが誘拐されてしまいます。
誘拐犯のリーダーであるパトリックは、ネイサンに「エリザベスが記憶しているある番号を聞き出せ」と謎めいた要求をネイサンに突きつけました。
誘拐犯が常に監視しているため警察には通報できず、ネイサンはこの事件に1人で立ち向かうことになります。
『サウンド・オブ・サイレンス』の登場人物
ここでは、『サウンド・オブ・サイレンス』の登場人物を紹介していきます。
『サウンド・オブ・サイレンス』の主人公は、精神科医であり誘拐されたジェシーの父親であるネイサンです。
ネイサンと妻の間に生まれた1人娘がジェシーです。ジェシーはある日突然、誘拐犯グループに誘拐されてしまいます。
ジェシーを誘拐した犯人グループのリーダーが、パトリックです。そのほかにも今作品の重要人物であり、多重人格の少女エリザベスが登場します。
『サウンド・オブ・サイレンス』のキャスト紹介
ここでは、主人公のネイサンや娘のジェシーなどの登場人物を演じたキャストを紹介していきます。
ネイサン(演:マイケル・ダグラス)
主人公のネイサンを演じたのは、俳優やプロデューサーとして活躍しているマイケル・ダグラスです。
マイケル・ダグラスは持ち前の高い演技力でネイサンを演じ、スリリングでリアル感のある演技を披露していました。
1944年9月25日にアメリカ合衆国ニュージャージー州で生まれ、俳優としてアカデミー賞主演男優賞や、エミー賞主演男優賞など多くの賞を受賞しています。
- 『氷の微笑』
- 『アントマン』シリーズ
パトリック(演:ショーン・ビーン)
誘拐犯のリーダーであるパトリックを演じたのは、俳優として活躍しているショーン・ビーンです。
パトリックの迫力や切迫感といったものを上手く演じており、ショーン・ビーンの高い演技力が見られました。
1959年4月17日にイギリス・ヨークシャーで生まれています。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『サイレントヒル』シリーズなど、大人気作品に多数出演している人気俳優です。
- 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
- 『サイレントヒル』シリーズ
エリザベス(演:ブリタニー・マーフィ)
多重人格の少女であるエリザベスを演じたのは、女優として活躍していたブリタニー・マーフィです。
エリザベスは『サウンド・オブ・サイレンス』の中で重要人物であり、多重人格なので演じるのが難しかったと思われます。
しかしながら、ブリタニー・マーフィは、エリザベスのミステリアスさを見事に演じきっていました。
1977年11月10日にアメリカ合衆国ジョージア州で生まれています。これまでに『クルーレス』や『17歳のカルテ』などに出演していました。
- 『8 Mile』
- 『クルーレス』
ジェシー(演:スカイ・マッコール・バートシアク)
ネイサンの1人娘であるジェシーを演じたのは、女優として活躍していたスカイ・マッコール・バートシアクです。
ジェシーもエリザベス同様に今作品で重要人物であり、誘拐されても屈しない強気なジェシーを演じていました。
スカイ・マッコール・バートシアクは1992年9月2日にアメリカ合衆国で生まれています。
- 『パトリオット』
- 『サイダー・ハウス・ルール』
展開がスピーディーなサスペンス映画
『サウンド・オブ・サイレンス』の魅力といえば、全体を通してテンポ良く鑑賞できるところです。
映画では見応えのあるシーンだけでなく、飽きてしまうシーンが長い作品もよくありますが、『サウンド・オブ・サイレンス』は飽きるシーンがほとんどありません。
サスペンス映画なので物語が進む中で様々な謎が出てくるため、この後どんな展開が待っているのか予想しながら鑑賞できますね。
とくに、「テンポのよい映画が観たい」「自分でも考えながら観られる作品を観たい」という方にはおすすめの映画です。
エリザベスに隠された真実に驚く【筆者の感想】
『サウンド・オブ・サイレンス』を鑑賞した筆者の感想について紹介していきます。
筆者の感想としては、エリザベスに隠された真実に驚かされました。多重人格者であるエリザベスは、「物語に深くかかわるな」とすぐにわかります。
多重人格者であるエリザベスは、精神科医のネイサンと関わることで、真実の姿が明らかになっていきますよ。
映画を視聴する際は、精神科医のネイサンとエリザベスの関係性に着目してみてくださいね!
『サウンド・オブ・サイレンス』の口コミ
ここでは、『サウンド・オブ・サイレンス』を鑑賞した方の口コミについて紹介していきます。
わかりやすくて面白い。
マイケル・ダグラスとショーン・ビーンがかっこよかった。
引用元:https://filmarks.com/movies/27442/reviews/87160538
特に尖ってはなくオーソドックスな展開。
ただ、精神科?の先生らしく、記憶を辿っていくところ、相手に屈しない心などは面白い。
引用元:https://filmarks.com/movies/27442/reviews/84226160
『サウンド・オブ・サイレンス』を鑑賞した方からは、「わかりやすくて面白い」「主人公が精神科医だからか、記憶を辿ったり相手に屈したりしないところが良い」といった声が見られました。
『サウンド・オブ・サイレンス』は王道なサスペンス映画のため、内容自体はわかりやすく鑑賞しやすいです。
主人公のネイサンは精神科医なので、常に自分を貫き通せる強さもあり、誘拐犯のパトリックとのやり合いは観ていて面白いですね。
また、ネイサンがどうやってエリザベスを説得させるのかにも、注目して鑑賞してみてください。
『サウンド・オブ・サイレンス』の視聴方法
ここでは、『サウンド・オブ・サイレンス』の視聴方法について紹介していきます。
まず、『サウンド・オブ・サイレンス』はAmazonプライムで視聴できます。レンタルで視聴する場合、299円で視聴可能です。
そのほかにも、Amazonで『サウンド・オブ・サイレンス』のDVDが販売されていました。
『サウンド・オブ・サイレンス』は1度だけでなく、何度観ても飽きずに鑑賞できる映画なので、繰り返し鑑賞したい方はぜひDVDを購入してください。
まとめ
この記事では、『サウンド・オブ・サイレンス』がどんな映画で、どんなみどころがあるのかまとめました。
『サウンド・オブ・サイレンス』では、誘拐された1人娘のジェシーを助けるために、父親であり精神科医でもあるネイサンが犯人に立ち向かう姿が描かれています。
王道のサスペンス映画であり、やや謎解きの物足りなさは残るものの、全体を通して展開がスピーディーなのでスムーズに鑑賞できますね。
「『サウンド・オブ・サイレンス』を鑑賞してみたい」という方は、AmazonプライムやAmazonでDVDを購入して鑑賞してください。