美しいブロンドの髪を持った、ローラ・リニーという女優を知っていますか?
日本ではあまり知られていませんが、いくつもの賞を受賞しているアメリカの実力派女優です。
今回は、そんなローラ・リニーの作品や生い立ち、家族構成についてご紹介します。ぜひ最後まで読み進めてください。
ローラ・リニーの基本情報
アメリカの実力派女優、ローラ・リニーとはどんな人物なのか。まずは、ローラ・リニーの基本的な情報をご紹介します。
- 名前:ローラ・リニー(Laura Linney)
- 本名:Laura Leggatt Linney
- 生年月日:1964年2月5日
- 身長:170cm
- 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州
- 職業:女優
- 出身学校:ノースウェスタン大学、ブラウン大学
- 映画デビュー作:1992年『ロレンツィオのオイル/命の詩』(若い教師 役)
ローラ・リニーの出演作品
次に、ローラ・リニーの主な出演作品を紹介します。是非知っている作品を探してみてください。
- 1992年 『ロレンツィオのオイル/命の詩』 若い教師 役
- 2000年 『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』 サマンサ・プレスコット 役
- 2001年 『アイリス』 アイリス 役
- 2003年 『ミスティック・リバー』 アナべス・アーカム 役
- 2003年 『ラブ・アクチュアリー』 サラ 役
- 2004年 『愛についてのキンゼイ・レポート』 クララ・マクミレン 役
- 2005年 『イカとクジラ』 ジョーン・パークマン 役
- 2007年 『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』 ウェンディ・サヴェージ 役
- 2009年 『最終目的地』 キャロライン・グント 役
- 2010年 『シンパシー・フォー・デリシャス』 ニーナ・ホーグ 役
- 2012年 『私が愛した大統領』 マーガレット・サックリー 役
- 2015年 『Mr.ホームズ名探偵最後の事件』 マンロー夫人 役
- 2016年 『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』 レヴェッカ・ヴィンセント 役
- 2017年 『冷たい晩餐』 クレア・ローマン 役
- 1993年 『テイルズ・オブ・ザ・シティ』 メリー・アン・シングルトン 役
- 1994年 『ロー・&・オーダー』 マーサ・ポーウェン 役
- 2002年 『キング・オブ・ザ・ヒル』 マレーン 役
- 2003~2004年 『フレイジャー』 シャーロット/ミンディ 役
- 2006年 『アメリカン・ダッド』 グプタ 役
- 2008年 『ジョン・アダムズ』 アビゲイル・アダムズ 役
- 2010~2013年 『キャシーのbigCいま私にできること』 キャサリン・ジェミソン 役
- 2017年 『オザークへようこそ』 ウェンディ・バード 役
- 2019年 『メリー・アン・シングルトンの物語』 メリー・アン・シングルトン 役
ローラ・リニーの受賞作品
誰もが知っている人気女優・人気俳優に比べると、出演作品が少ないローラ・リニーですが、様々な賞を受賞しています。
今までの受賞数は、なんと20回です。ノミネートされた賞を含めると、合計35回になります。その中には、アカデミー主演女優賞や全米映画俳優組合賞など、とても有名な賞もあります。
ローラ・リニーの受賞作品は、以下の通りです。ノミネートのみの作品も含みます。
- 『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』
- 『アイリス』
- 『ミスティック・リバー』
- 『愛についてのキンゼイ・レポート』
- 『イカとクジラ』
- 『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』
- 『ジョン・アダムズ』
- 『キャシーのbigCいま私にできること』
おすすめの出演作品①
ローラ・リニーが出演している作品の中で、特におすすめな作品を紹介します。1つ目は、『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』です。
ローラ・リニーが多くの賞を受賞し、その存在を世界に知らしめた作品です。ローラ・リニーのファンは必見です!
ローラ・リニーだけでなく、脚本家のケネス・ロガーナンもゴールデングローブ賞最優秀脚本賞を受賞しており、脚本・演技ともに文句のつけようがない作品になっています。
解説
幼い頃に両親を亡くした姉弟の絆と成長をローラ・リニー&マーク・ラファロ共演で描き、アカデミー主演女優賞と脚本賞にノミネートされたヒューマンドラマ。生まれ故郷の銀行で働きながら女手ひとつで8歳の息子ルディーを育てているサミー。ある日彼女の前に、音信不通だった弟テリーが現われる。久々の再会を喜ぶサミーだったが、テリーの目的は彼女にお金を借りることだった。監督・脚本は「アナライズ・ミー」の脚本家ケネス・ロナーガン。
(引用:https://eiga.com/movie/79513/)
おすすめの出演作品②
2つ目の作品は、『愛についてのキンゼイ・レポート』です。1つ目の『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』と同様に多くの賞を受賞した作品です。
この映画は、実在した動物学者のアルフレッド・キンゼイ博士の生涯を描いた伝記映画です。
「性」をテーマにした、多少大人向けな内容です。しかし、笑いあり、涙ありで、大変勉強になり自分の世界観を変えてくれる映画だと思います。
ローラ・リニー演じるクララと、リーアム・ニーソン演じるキンゼイ博士の独特で素敵な世界を是非味わってみてください。
解説
1万8,000人にインタビューを行い、「性」の実態のリサーチに生涯をかけた実在の学者、キンゼイ博士の生涯を描いた感動作。『シンドラーのリスト』のリーアム・ニーソンがキンゼイ博士を演じる。監督は『ゴット・アンド・モンスター』のビル・コンドン。製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラが名を連ねている。本作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたローラ・リニーの熱演に注目。
(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/321820/story/)
ローラ・リニーの生い立ち
ローラ・リニーは、1964年にニューヨーク州で産まれました。母は看護師、父は劇作家で大学教授でしたが、ローラ・リニーが産まれてすぐ、両親は離婚してしまいます。
ノースウェスタン大学とブラウン大学卒業後、ジュリアード音楽院で本格的に演技を学びます。卒業後はブロードウェイやオフ・ブロードウェイなどの舞台で活躍し、イーサン・ホークやジョン・ボイドと共演をしました。
1992年の『ロレンツィオのオイル/命の詩』で映画デビューし、数々の賞を受賞しています。
ローラ・リニーに影響を与えた父親の存在
両親が離婚した後、ローラは母親に引き取られたようですが、ローラにとって父親ロムルス・リニーの存在は大きかったようで、彼女の原点といっても過言ではありません。
劇作家である父に影響され、ローラは10歳前後の頃から芝居を始めます。
ローラは、父ロムルスが戯曲の仕事に打ち込んでいたため、幼いころから映画やテレビの女優ではなく「舞台女優になりたい」と思っていたそうです。
そんな父、ロムルス・リニーの作品をご紹介します。アメリカの舞台なので日本ではあまり知られていない作品ばかりですが、興味がある方は是非調べてみてください。
- Ambrosio
- アパラチア・サウンディング
- 4月の雪
- アヴェマリア
- ピクシー・シェッドマンの捕虜
- 合唱団の練習
- クリスマスキャロル
- クレア・ド・ルーヌ
- フィリップ王の死
- 民主 主義
- 民主主義とエステル
- エル ヘルマーノ
ローラ・リニーの恋愛事情
ここでは、ローラ・リニーの恋愛事情についてご紹介します。ローラは、最初、ジュリアード音楽院で知り合ったデイビット・アドキンスと1995年結婚しました。
5年間の結婚生活を経て、ローラとデイビットは2000年に離婚してしまいます。離婚が公表されたのは、2001年のことでした。理由は明かされていません。
その後、ローラは2007年に不動産業を営むマーク・ショーアーと婚約し、2009年に結婚しました。結婚式は、役者仲間が集まってとても素敵な式だったようです。
ローラ・リニーの出産
2009年にマーク・ショーアーと結婚したローラは、2013年に第一子を身ごもりました。49歳での初産となりました。
35歳以上が高齢出産と言われているので、ローラの超高齢出産に周囲の人々からは心配の声があったようです。
2014年、ローラは無事に元気な男の子を出産しました。いくつかのメディアは、この出産を採り上げ、お祝いの言葉を述べました。
このローラの出産は、同じ境遇を持つ女性にとって、とても大きな勇気を与えたことでしょう。
ローラ・リニーについてのまとめ
アメリカの実力派女優、ローラ・リニーについて紹介させていただきました。
「もっと彼女について知りたい」「彼女が出演している作品を見てみたい」と思っていただけたら幸いです。
ローラは、年齢50歳を超えた今でも、アメリカの芸能界の第一線で活躍しています。おそらく、これからも多くの人に勇気や希望を与えてくれることでしょう。
美しく、類まれなる実力に溢れたローラのこれからの活躍を応援していきましょう。