海外映画(SF)

『スター・トレック』(2009年版)の2つの見どころまとめ

あなたは『スター・トレック』というSF映画をご存じでしょうか?SF映画と言えば『スター・ウォーズ』が有名ですが、実は『スター・トレック』もアメリカで50年以上愛されているシリーズなんです。

今回は2009年公開版の『スター・トレック』について紹介していきます。

今作から『スター・トレック』シリーズを見始めたという方もたくさんいるぐらい、新規の方におススメの作品です。

定額動画配信サービスでの配信状況もまとめてありますので、最後まで読んでいただければ幸いです。

(トップ画像出典:https://www.videopass.jp/videos/33008)

『スター・トレック』作品情報

作品情報
  • 監督:J・J・エイブラムス
  • 主演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、エリック・バナ
  • 公開日:2009年5月29日
  • 上映時間:126分

謎の巨大宇宙艦の攻撃により、緊急避難のシャトル内で母の胎内から誕生した直後に、宇宙艦隊士官だった父を亡くしたカークは、酒とケンカに溺れる荒れた日々を送っていた。ある時、パイク大佐はバーで騒ぎを起こしたカークに、父は12分だけ船長だったが800名の命を救ったと語り、宇宙艦隊アカデミーへの入学を勧める。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF_(2009%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB))

『スター・トレック』の登場キャラクター、出演キャスト

『スター・トレック』には以下のような魅力的なキャラクターたくさん登場します。以下、『スター・トレック』のキャラクターを出演キャストの方々とともに紹介していきます。

ジム(演:クリス・パイン)

ジム(本名:ジェームズ・T・カーク)は本作の主人公。宇宙艦隊候補生でしたが、ロミュラン星人からの攻撃を受け、いきなり実戦に巻き込まれます。

キャストのクリス・パインは『エージェント・ライアン』や『ワンダーウーマン』に出演したことで知られています。

スポック(演:ザカリー・クイント)

スポックは、宇宙艦隊エンタープライズ号の副長を務めるバルカン人男性。ジムの教官でもあります。

キャストのザカリー・クイントはテレビドラマを中心に出演しており、『24-TWENTY FOUR-』シリーズに出演したことで有名です。

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ネロ(演:エリック・バナ)

ネロは地球に敵対するロミュラン星の男性です。ネロとジムたち惑星連邦との戦いがこの物語の基本構図ですが、なぜネロは地球に攻撃を仕掛けたのでしょうか?

エリック・バナと言えば『ハルク』の役で有名ですね。

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ニヨータ(演:ゾーイ・サルダナ)

ニヨータは、ジムと同じく宇宙艦隊構成の女性です。ジムからの口説き文句を毎回さらっと受け流しますが、実は彼氏持ち。(誰が彼氏なのか判明するシーンではちょっとびっくりしました)

キャストのゾーイ・サルダナと言えば、『スター・トレック』と同じく2009年に公開された『アバター』で一躍有名になった女優でもあります。

スコッティ(演:サイモン・ペッグ)

スコッティは、ワープ理論を打ち立てた地球人男性。SF映画には欠かせないワープにかかわる超重要人物です。

吹き替え版では、過去作に合わせて「チャーリー・スコット」という名前になっています。

スコッティを演じたサイモン・ペッグは、『スター・ウォーズ』や『レディ・プレイヤー1』などSF映画によく出演していますね。

『スター・トレック』の過去作を見ないと話が分からない?

https://pixabay.com/images/id-1184896/

2009年公開の『スター・トレック』は、劇場版『スター・トレック』シリーズの第11作品目となっています。

こう聞くと、「話を追いかけるのが大変だなぁ…」と思われるかもしれません。

ですが、実は今回紹介している2009年版の『スター・トレック』は、過去作を見ていなくても話についていけるように作られたものなんです。

ぼくも『スター・トレック』シリーズを見たのは今作が初めてでしたが、それでも十分楽しめましたし、ストーリーを理解することも簡単でした。

『スター・トレック』の見どころ①ジムとスポックの関係がアツイ

主人公のジムと、彼の友人・スポックとの関係性の変化が、『スター・トレック』の大きな見どころです。

物語が始まった序盤では、ジムとスポックはそれぞれ候補生と教官という関係でした。

教官としてのスポックは、ルールを乱しがちなジムを問題児として見ていました。しかし、実践でのジムの働きぶりを見て、徐々にお互いを友として認めるようになっていきます。

「最初は仲の悪かった者同士に、戦いを通じて友情が生まれてくる」というかなりベタな展開ではります。しかしここが1番の魅力といってもいいぐらいだと個人的には感じました。

スポックは幼少期の頃、自身がバルカン人と地球人とのハーフということでいじめにあっていました。

そんな人種差別的な背景も踏まえると地球人のジムとの間に友情が生まれたことに、さらに大きな感動が生まれるはずです。

『スター・トレック』の見どころ②戦闘シーンがアツイ

SF映画と言えば、映像の迫力が大きな魅力だと思います。『スター・トレック』も特に戦闘シーンでの映像が迫力満点です。

それも『スター・トレック』の場合は、肉弾戦のシーンが特に魅力的なんです。これは他のSF映画とちょっと違うところなんじゃないかなと思います。

例えば『スター・ウォーズ』だったら、「ライトセイバー」「フォース」の力など、フィクションでしかありえない戦闘に魅力を感じるでしょう。

しかし、『スター・トレック』の場合は殴り合い銃撃戦など、けっこう泥臭い戦闘シーンが多いです。ここがSF映画なのに妙にリアルに感じられる部分で、とてもおススメしたいところです。

『スター・トレック』の疑問:どうしてネロは地球を攻撃するの?

今作では、惑星連邦軍とネロとの戦いがいきなり始まるのでちょっと戸惑うことがあるかもしれません。どうしてネロは地球を含む惑星連邦に攻撃するのでしょうか?

それには、ネロの故郷で起きたある事件が関わっています。ネロの故郷・ロミュラン星は、惑星の超新星爆発に巻き込まれる危機に陥っていました。

そこでネロは、バルカン星人の技術を借りることで爆発に巻き込まれるのを防ごうとしたのです。しかし、対策は間に合わず、ロミュラン星は爆発に巻き込まれてしまいました。

この事件からネロはバルカン星人も含む惑星連邦を憎むようになり、過去に戻って惑星連邦を消滅させようとしたのでした。

『スター・トレック』の続編は?

2009年に『スター・トレック』が公開されて以来、新シリーズとしてさらに2つの映画が公開されています。(2020年現在)

また、2017年からはネットフリックスオリジナルドラマとして『スター・トレック:ディスカバリー』が製作されています。以下、それぞれのあらすじについて見ていきましょう。

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

前作に引き続きJ・J・エイブラムスが監督を務め、クリス・パインやザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナらも続投するSFアクション大作の続編。謎の男によって混乱にさらされる地球の命運に加え、カーク船長率いるUSSエンタープライズ最大の危機を活写する。冷酷な悪役を、『裏切りのサーカス』のイギリス人俳優ベネディクト・カンバーバッチが怪演。人類の未来を懸けた壮大な戦闘に加え、人間味あふれる物語に引き込まれる。
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=xpNFJv6Cxaw)

『スター・トレック BEYOND』

エンタープライズが5年間の任務に就いて3年の月日が流れようとしていた。カーク率いるエンタープライズのクルー達は、仲間としての絆を育みエンタープライズは我が家と呼べる存在となっていた。一方で、宇宙の広大さに圧倒されたカークは、船長としての自信を失いつつあった。また、父ジョージが命を落とした30歳の誕生日を目前に控え、追いかけ続けてきた存在を越えて進む事への不安もつのっていた。そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊する。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF_BEYOND)

ネットフリックス版『スター・トレック:ディスカバリー』

2256年、バルカン人サレクに育てられたマイケル・バーナムは惑星連邦のU.S.S.シェンジョウに副長として勤務中に、クリンゴン帝国との戦争を引き起こす。ジョージャウ船長に反抗してバルカン人の流儀で収拾しようとしてクリンゴン人の英雄を殺すが、敬愛する船長を死なせてしまう。戦争は拡大し、マイケルは反乱罪で終身刑に服す。U.S.S.ディスカバリーのロルカ船長は瞬間移動を可能にする胞子ドライブ開発に手こずり、マイケルの能力を買って戦時徴用し、マイケルは科学士官スタメッツ大尉と協力して胞子ドライブをてなずける。マイケルは、シェンジョウ乗員だった副長ケルピアン人サルーなど、乗員の白い目にさらされながらも次第に溶け込み、士官候補生ティリーと友人になり、クリンゴンの捕虜だったタイラー大尉とは恋人になる。クリンゴン帝国は遮蔽技術により各所で惑星連邦を破り、胞子ドライブは最後の希望となる。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF:%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%83%BC)

こちらの『スター・トレック:ディスカバリー』は他の『スター・トレック』シリーズと違って、ちょっとダークな雰囲気が魅力となっているようです。

ネットフリックスには一度登録してさえしまえば動画はいつでも見放題なので、『スター・トレック』が気に入った方はこちらもチェックしてみることをおススメします。

『スター・トレック』の視聴方法

『スター・トレック』は、以下の定額動画配信サービスで配信中です。(2020年1月現在)

『スター・トレック』を視聴できる動画配信サービス
  • Amazonプライムビデオ
  • U-NEXT
  • Hulu
  • ビデオマーケット
  • auビデオパス
  • TSUTAYA TV

Amazonプライムビデオに関しては、無料で見ることができました。

他のサービスを全て確認することはできなかったのですが、一部有料のものがあるかもしれません。

VOD 料金(税込) 取り扱いのある媒体・ジャンル 特徴 無料体験期間
U-NEXT
月額¥2,189 映画、ドラマ、アニメ、雑誌、マンガ、書籍、R-18etc… ・最新作の配信がダントツで速い
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『スター・トレック』への評価・感想

『スター・トレック』にはどのような評価が下されているのでしょうか?映画レビューサイトからの感想をまとめてみました。

当時、この映画の予告編が公開された時に初めて『スター・トレック』に興味を持ちました、以前からのファンの方々ごめんなさい(笑)! とても面白かったです! オープニングでタイトルが出る時のテーマ曲、大好きなテーマ曲の1つになりました! これがきっかけで以前のシリーズを改めて観たわけではありませんが、このリブートのシリーズは全部観ています、4作目が色々あってなかなか制作スタートしませんが気長に楽しみにしています(^-^)
(出典:https://eiga.com/movie/53183/review/)

 

往年のファンではないので、スタートレックとしてどうとかこうとかは言えませんが、普通のSF映画としては結構面白いと思います。

特に光の使い方が秀逸でした。最近のSF映画としてはこの映画の感じが目指すべき映像美なのではないでしょうか?と思いました。全体的におしゃれな映画といった印象です。
(出典:https://eiga.com/movie/53183/review/)

 

スポックがそれでいいのかと思うところはありますが、スタートレックの別物だと思えば楽しい作品。昨今のアメリカ映画のように3部作となればあと2作品劇場で見れるし続編が楽しみな作品
(出典:https://eiga.com/movie/53183/review/)
スポツクは感情的になる時点からスポツクではない。スタートレックの名を使い、全然違う映画を製作している。
(出典:https://eiga.com/movie/53183/review/)

『スター・トレック』シリーズを初めて見る方でも楽しめるという意見が目立ちますね!

一方で過去作を見ている方は、キャラクター設定の違いに違和感を覚える場合があるようです。

ぼくは過去作を見ていないので純粋に楽しめましたが、過去作を見た方の感想を聞いて、逆に過去作も見てみたいなという気持ちになりました。

『スター・トレック』について まとめ

『スター・トレック』は2009年に公開されたSF映画です。過去にいくつもの作品が公開されていますが、今作から見始めても十分楽しめる内容となっております。

個人的には、SF映画でありながら人間関係のドラマに魅力がある点、肉弾戦のアクションシーンに魅力がある点がとても気に入りました。

ストーリーもシンプルでわかりやすいので、難しいことを考えずにとにかく映画を楽しみたい!というときにおすすめの作品です。

ABOUT ME
徳田要太
フリー(ほぼゲーム)ライター。『スマブラ』ではクロム使いで日課はカラオケ。NiziUのリク推し。執筆記事は「website」欄から↓