2019年10月にアメリカで公開予定の『ゾンビランド2』。前作が2009年と実に10年ぶりの復活となったゾンビコメディで、前作同様ジェシー・アイゼンバーグが主演を務めます。
ジェシー・アイゼンバーグといえば早口でまくし立てるような演技が特徴の俳優ですが、そんな彼のことをあなたはどこまで知っていますか?
今回はジェシー・アイゼンバーグの出演作品や交際関係などを紹介していきます!
(トップ画像出典:http://wall.kabegami.com/editorial/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%83%BC%20%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0?page=3)
ジェシー・アイゼンバーグの基本情報
- 本名:Jesse Adam Eisenberg
- 生年月日:1983年10月5日(2019年8月現在35歳)
- 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州生まれニュージャージー州育ち
- 職業:俳優
- 身長:171cm
- 活動期間:1999年〜
- デビュー作:テレビシリーズ『ゲット・リアル(1999年)』
ジェシー・アイゼンバーグは道化師の母親と大学教授の父親の間に生まれ、ニュージャージー州で育ちニューヨーク大学に合格しましたが、演技の道に進むため入学を取りやめました。
ユダヤ教の家系に生まれた為、ユダヤ人に馴染み深いポーランドに頻繁に訪れており、ポーランド語はペラペラに喋れるそうです。
ジェシー・アイゼンバーグは幼い頃から演技を始める
ジェシー・アイゼンバーグの母親エイミーは道化師として働き、カトリック高校で振り付けの指導もしていました。
その影響からか、ジェシー・アイゼンバーグは幼い頃から演技を始め、7歳のときに子供用の劇場で『オリバー』というミュージカルで主役を演じています。
ジェシーには2人の姉妹がおり、妹のハリー・ケイト・アイゼンバーグはアメリカのペプシのCMに90年代後半〜00年代初頭まで出演し『ハリー=ペプシガール』のイメージがつくほどの人気子役でした。
ジェシー・アイゼンバーグのデビュー作品『ゲット・リアル』
7歳で初めて舞台に上がったジェシー・アイゼンバーグ。その後も『夏と煙(1996)』『The Gathering(1999)』などの演劇に出演して実力をつけていきます。
1999年、16歳の時にテレビドラマの『ゲット・リアル』に出演し、ジェシー・アイゼンバーグのテレビ俳優デビュー作となりました。
このドラマはサンフランシスコ在住のグリーン一家を主人公としたコメディドラマで、ジェシーはグリーン家の3兄弟の末っ子を演じています。
『ゲット・リアル』に出演後、テレビやインディーズの映画で実績を積んでいく日々が10年ほど続きます。
主演作品『ゾンビランド』がヒットし、大ブレイク
『ゲット・リアル』から10年が経過した2009年。ジェシー・アイゼンバーグは映画『アドベンチャーランドへようこそ』で初主演を果たします。
『アドベンチャーランドへようこそ』の次に出演した『ゾンビランド』でも主演を務めました。
『ゾンビランド』は2300万ドルの制作費で1億ドルの興行収入を達成する大ヒットを記録し、彼自身もブレイクしました。
長い下積みを経てついに掴み取った主演とブレイク。その喜びは格別なモノだったのではないでしょうか。
『ソーシャル・ネットワーク』で日本初来日
世界的に有名になったSNS、Facebookを作り上げた者たちの物語『ソーシャル・ネットワーク』でジェシー・アイゼンバーグは主演となり創設者の1人マーク・ザッカーバーグを演じました。
『ソーシャル・ネットワーク』は2010年10月の東京国際映画祭でプロモーションされ、ジェシー・アイゼンバーグは脚本家のアーロン・ソーキンと一緒に日本へ初来日します。
『ソーシャル・ネットワーク』は評論家からも観客からも高評価を獲得。
ジェシー・アイゼンバーグはアカデミー賞主演男優賞、イギリスアカデミー賞、ゴールデングローブ賞など多数の賞にノミネートされました。
バットマンの悪役として出演したら演技を酷評された!?
アメリカの人気コミック『バットマン』と『スーパーマン』がコラボした映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が2016年に公開。
ジェシー・アイゼンバーグはヴィラン(悪役)のレックス・ルーサーを演じましたが、演技を酷評されました。
その結果、ゴールデンラズベリー賞という『ダメな映画・役者などを決める賞』で最低助演男優賞に選ばれてしまいました…。
映画そのものも「上映時間長すぎ」「ストーリーがグダグダ」などマイナスの評価を多く受けてゴールデンラズベリー賞最低脚本賞など計3つの不名誉な賞を受賞しています。
ジェシー・アイゼンバーグの出演作品一覧
ジェシー・アイゼンバーグが出演している作品を一覧で紹介します。映画を探す時の参考にしてください。※一部抜粋です。
- 1999年 ゲット・リアル テレビ俳優デビュー作品
- 2001年 ライトニング テレビ映画
- 2002年 卒業の朝 映画デビュー作
- 2004年 ヴィレッジ
- 2005年 イカとクジラ
- 2005年 ウェス・クレイヴン’s カースド
- 2009年 アドベンチャーランドへようこそ 初主演作
- 2009年 ゾンビランド 主演
- 2010年 ソーシャル・ネットワーク 主演 アカデミー賞主演男優賞ノミネート
- 2011年 ブルー 初めての空へ(声の出演)
- 2011年 ピザボーイ 史上最凶のご注文 主演
- 2013年 グランド・イリュージョン 主演
- 2014年 嗤う分身 主演
- 2015年 エージェント・ウルトラ 主演
- 2016年 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
- 2016年 カフェ・ソサエティ 主演
- 2016年 グランド・イリュージョン 見破られたトリック 主演
- 2018年 ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち 主演
2009年以降ほぼ毎年主演作品があり、名俳優へのステップを着実に登っているという印象ですね。
これらの映画の他にも、アメリカでは2019年以降も数本の映画に出演しているようです。日本で公開される日が楽しみですね。
精神疾患と戦う日々を送っていたジェシー・アイゼンバーグ
幼い頃から演技に励んできたジェシー・アイゼンバーグですが、実は数々の精神疾患に悩まされながら日々を過ごしていました。
学校に通いながら強迫性障害、分離不安障害、社交不安障害などの治療を受けており、学校生活にはとても苦労していたそうです。
そんな彼が心からのめり込めたのが『演技』でした。母親が『道化師』という演技をする仕事だったからこそ見つけられた道かもしれません。偶然とはいえ、なにか運命のようなものを感じますね。
ジェシー・アイゼンバーグの交際歴
奇妙な運命により幼い頃から演技のウデを磨き続けているジェシー・アイゼンバーグですが、交際関係はどうなっているのでしょうか?
ジェシー・アイゼンバーグは2002年公開の映画『卒業の朝』に出演した際、現場スタッフとして働いてたアンナ・ストラウトとの初恋を実らせ、そのまま10年ほど付き合います。
2012年に一度破局し、翌年『嗤う分身』で共演したミア・ワシコウスカと交際しましたが3年後の2015年に破局。
そしてアンナ・ストラウトとの再会をきっかけに復縁し、2017年に結婚しました。2人の間には男の子が1人誕生しています。
ジェシー・アイゼンバーグの紹介まとめ
精神疾患に悩まされる中『演技』という自分が最高に輝ける場所を見つけられたジェシー・アイゼンバーグ。
幼い頃から頑張っていたおかげで、俳優生活20年を迎える2019年現在でも年齢は35とまだまだ若いです。これからどんな作品に出演してくれるのかとても楽しみですね!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでジェシー・アイゼンバーグへの興味が高まり、出演作品を見て貰えたら嬉しいです。