『ダニー・ザ・ドッグ』はアジアを代表するアクションスターのジェット・リーが主人公を演じる映画です。
人間の心を持たず殺人マシーンとして育てられた主人公が次第に人間性を取り戻していくという話です。
今回は『ダニー・ザ・ドッグ』のあらすじや見所、視聴方法などを紹介するので、最後までご覧ください。
『ダニー・ザ・ドッグ』の作品情報
まずは、『ダニー・ザ・ドッグ』の作品情報について詳しく紹介します。
- 監督:ルイ・レテリエ
- キャスト:ジェット・リー、モーガン・フリーマン
- 公開日:2005年5月13日(米)2005年6月25日(日)
- 上映時間:103分
- 制作費:4,500万ドル
本作の監督は『トランスポーター』シリーズなどの代表作があるルイ・レテリエ、主演を中国のアクションスターであるジェット・リーが務めます。
『ダニー・ザ・ドッグ』のあらすじ
5歳のときに悪徳高利貸しのバートに拾われ、殺人マシーンとして育てられたダニー。ある日、バートに恨みをもつ者たちから移動中の車内で襲撃を受ける。
バートや他の部下が死んだと思ったダニーは、かつてピアノの弾き方を教えてくれた盲目のピアニストのサムの所に身を寄せる。
それからサムの養女ヴィクトリアと三人での共同生活が始まり、人間としての営みを覚えるにつれて人間らしさを身につけていくが…。
『ダニー・ザ・ドッグ』のキャスト
続いて、『ダニー・ザ・ドッグ』の主要なキャストを紹介していきますね。
ダニー(演:ジェット・リー)
5歳のときに悪徳高利貸しのバートに引き取られ、殺人マシーンとして育てられる。
バートから首輪を外されると目の前の敵を完膚なきまでに叩きのめし、バートの言うことのみに従い、犬のような振る舞いをする。
サム(演:モーガン・フリーマン)
盲目のピアニスト。養女のヴィクトリアと二人で暮らしている。骨董品倉庫で偶然ダニーと出会いピアノを教えたことから、後にダニーを家に引き入れ、共同生活するようになる。
バート(演:ボブ・ホスキンス)
悪徳高利貸しで金儲けに貪欲な大悪党。借金の取り立てや格闘デスマッチなどでダニーを利用し、莫大な富を蓄えている。
見所①人間性を取り戻していくダニー
『ダニー・ザ・ドッグ』の見所はダニーが人間性を徐々に取り戻していく姿です。序盤、ダニーは食事を与えると貪るように食べ、首輪を外されると殺人マシーンへと一転する野獣です。
しかし、盲目のピアニストのサムと出会い、徐々に人間らしさを覚えていきます。
スーパーで買い物をする、ピアノを弾くといった当たり前の行動が彼には初体験で、それらを経験するうちに次第に本来の人間へと戻っていくのです。
地獄のような日々から救われ、人間の幸せを感じるようになるダニーにいつしか胸を打たれていることでしょう。
見所②破壊的に強いダニーの戦闘シーン
2つ目の見所は、ダニーの戦闘シーンです。殺人マシーンとして育てられており、育ての親で悪徳高利貸しのバートが借金の取り立てや格闘デスマッチのために利用されてきました。
その戦闘力は類稀なるもので敵が何人でも、どんな武器を持っていても打ちのめします。まさに殺人マシーンのような強さですが、人間らしさを覚えるにつれて人を傷つけることに罪悪感を覚え始めます。
人間らしさを覚え始めたころに格闘デスマッチに出場することになり、彼がどう戦うのかご注目ください。
見所③幼少期に過ごした家族との記憶
ダニーはサムとヴィクトリアと過ごす中で彼らの家族の絆を強く感じ、自分にも家族がいるはずだと気付き探し始めます。
バートの家で見つけた母らしき写真を元にサムたちに協力してもらい、自分の母親の過去に辿り着きます。
次第に母親と過ごした記憶を思い出すにつれ、なぜ自分が感情のない殺人マシーンとして育てられたのかを悟った彼がどのような行動を選択するのかに注目してご覧ください。
『ダニー・ザ・ドッグ』のレビュー
ここからは『ダニー・ザ・ドッグ』を視聴した方のレビューを紹介します。
最初は犬として荒々しく心を持たなかった主人公が、愛情を知ることで変化していく様子が、
表情やアクションシーンにはっきり見て取れます。
アクション映画が見たい人、ドラマ性のある映画が見たい人両方が楽しめる作品だと思います。出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3VB6H3TBDSVFM/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00N0DWVGU
出演者すべてのキャラクターや、演技力に魅了されます。
そして、少ない台詞で感情表現しなければならない難しい演技を、見事にやってのけたジェット・リー。
とにかく、観る価値があります。出典:https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1X77HD7VEPEVH/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B00N0DWVGU
「人間らしさを取り戻しつつも過去の因縁と戦うダニーが格好良かった」「難しい役柄をジェット・リーが上手く演じた」というレビューが多かったです。
本作はタイトル通り、最初は犬のようなダニーがサムやヴィクトリアとの暮らしによって、喜怒哀楽を覚え、人間らしく成長するのがメインテーマです。
常に無表情だったダニーが笑いながら話すようになる過程が手にとるように分かり、その変化に感動することでしょう。
『ダニー・ザ・ドッグ』を視聴した筆者の感想
筆者はジェット・リーが主演なのでただのアクション映画と思って視聴したのですが、想像以上にヒューマンドラマで感動しました。
現実世界ではありえないようなダニーの生い立ちにしばらく感情移入できませんでしたが、サムと出会い変わっていく様を観て「人間が当たり前の暮らしを送ることがいかに幸せなことか」を考えさせられました。
特に終盤で過去の因縁と向き合い戦う場面は、激しいアクションシーンと感動シーンが目白押しで素晴らしいエンディングだと思いました。
『ダニー・ザ・ドッグ』の視聴方法
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さらに、21万本以上の作品を視聴できるので、誰もが観たい人気作品からマニアックな作品まで目白押しです。主演のジェット・リーやモーガン・フリーマンの他の出演作も豊富です。
31日間の無料体験期間もあるので、ぜひお気軽にお試しくださいね。
あなたの心にもきっと突き刺さる
今回は『ダニー・ザ・ドッグ』のあらすじや見所などを紹介しました。本作は感情を持たない殺人マシーンとして育てられた主人公が人間らしい営みを経て、人間性を取り戻していく映画です。
主人公の境遇があまりに特殊で現実味のない設定ではありますが、主演のジェット・リーやモーガン・フリーマン、その他悪役たちの名演技が光り、リアリティが増しています。
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