今回紹介する『86-エイティシックス-』は、安里アサトによるSFミリタリーアクション。
原作となるライトノベルは、シリーズ累計発行部数が100万部を突破している人気作品ですね!この記事を読んでもらえれば、より『86-エイティシックス-』を楽しめますよ。
本作品のあらすじをはじめ、メインキャラクターや見所なども紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/サイファイ-戦争-未来-未来の-3617337/)
『86-エイティシックス-』の作品情報
まずは『86-エイティシックス-』の作品情報を簡単に紹介しますね!
- 原作:安里アサト/イラスト:しらび
- 監督:石井俊匡
- シリーズ構成:大野敏哉
- メカニックデザイン:I-IV
- キャラクターデザイン・総作画監督:川上哲也
- アニメーション制作:A-1 Pictures
初のアニメ化となる『86-エイティシックス-』は、「電撃文庫(KADOKAWA)」にて2017年2月から刊行されているライトノベルが原作。
2016年には「第23回電撃文庫大賞」で大賞を、2018年には宝島社が発行する「このライトノベルがすごい!」で新作部門1位・文庫部門総合2位を獲得した、注目度の高いSF作品ですね!
『86-エイティシックス-』の放送スケジュール
2021年4月から開始されるテレビアニメは、以下の放送スケジュールとなっています。
- TOKYO MX:24:00〜(4月10日(土)よりスタート)
- とちぎテレビ:24:00〜(4月10日(土)よりスタート)
- 群馬テレビ:24:00〜(4月10日(土)よりスタート)
- BS11:24:00〜(4月10日(土)よりスタート)
- 読売テレビ:2:29〜(4月12日(土)よりスタート)
- CTV:1:59〜(4月10日(土)よりスタート)
アニメーション制作を担当するのは、『冴えない彼女の育てかた』『七つの大罪』『ソードアート・オンライン』など、数々の人気作を手掛けてきた「A-1 Pictures」。
注目のSF作品ということもあり、どんなアニメーションになるのか楽しみですね!
『86-エイティシックス-』のあらすじ
星歴2139年。大国ギアーデ帝国は、世界初の完全自律無人戦闘機械「レギオン」の開発に成功し、周辺諸国に宣戦布告をする。
レギオンの侵攻に対応すべく、隣国であるサンマグノリア共和国も無人戦闘機械「ジャガーノート」を開発するが、無人機というのは名ばかり。
そこには“人”として認められない若者たち「エイティシックス」が搭乗し、道具のように扱われていた。
最前線で戦い続ける少年・シンをはじめ、エイティシックスを人間として接しようとするエリート才女・レーナ。決して交わることがなかった2人が、激しい戦いの中で未来を見る…。
『86-エイティシックス-』のメインキャラクターを紹介!
簡単にあらすじを紹介したところで、本作品のメインキャラクターを紹介しますね!
シンエイ・ノウゼン(CV:千葉翔也)
無人戦闘機械「ジャガノート」のプロセッサー(操縦を担うエイティシックス)で、東部戦隊第一戦区防衛戦隊「スピアヘッド」の隊長。(通称・シン)
パーソナルネームは“葬儀屋”を意味する「アンダーテイカー」で、エイティシックスの少年少女からは“死神”と呼ばれることもある。
彼だけに宿る特殊能力があり、ある目的のために戦い続けている。
ヴラディレーナ・ミリーゼ(CV:長谷川育美)
共和国成立以前からこの地に住む白系種「アルバ」であり、貴種として知られる白銀種「セレナ」の純血を受け継ぐ名家・ミリーゼ家の才女。(通称:レーナ)
16歳にして共和国軍の少佐にまで上り詰めたエリートで、ギアーデ帝国のレギオン部隊と最前線で戦うエイティシックスの指揮管制官(ハンドラー)として職務に当たることとなる。
その才能が上官の目に止まり、東部戦隊第一戦区防衛戦隊「スピアヘッド」へ配属され、隊長のシンと出会う。
死と隣り合わせで戦い続けるシンの目的とは一体
ここからはストーリーのポイントも解説しながら、『86-エイティシックス-』の見所も紹介しますね!
タイトルにもある「エイティシックス」とは、全85区の行政区で構成される「サンマグノリア共和国」の外、“存在しない86区”に追いやられた有色種「コロラータ」の人々のこと。
共和国民としての権利を剥奪され、“人”として扱われることがないため、戦死者としても計上されることがありません。
更に無人戦闘機械「ジャガーノート」を操縦する人たちは、“プロセッサー=情報処理装置”と呼ばれるほど、この世界には差別が根付いています。そんな環境下で戦うシンの目的にも注目ですね!
人型の豚と堕落した共和国の狭間で苦悩するレーナの姿
最も侵攻が激しい「東部戦隊第一戦区」。指揮管制官(ハンドラー)であるレーナは、当エリアの精鋭戦隊「スピアヘッド」の指揮を任せられます。
このレーナという人物は、エイティシックスの犠牲の上に成り立つ共和国の体制を嫌悪していて、“人間型の豚=エイティシックス”を人間として接しようとします。
しかし、道具として扱われるエイティシックスにとっては、「安全な場所から指示を出すお偉いさん」に過ぎません。
部隊と共和国の狭間で苦悩するレーナの姿を見ていると、切なくもあり、考えさせられることも多いですよ。
残酷な戦いの果てに迎える結末とは…。
死と隣り合わせの中で“生きる意味”を見出そうとするエイティシックス、そして自分の力の無さに苦悩するレーナ。
派手な戦闘シーンも見所ですが、どこまでも救いようのない運命には、いろいろと考えさせられることでしょう。
本作品は、悲壮感が溢れる戦場がメインとなるストーリーで、戦いの果てにどのような結末が訪れるのかが最大の見所ですね!
「別れの物語が始まる。」「少女は“涙”と共に。少年は“死”と共に。」と謳うほど、悲しい運命のある作品なので、重厚なストーリーが好きな方は必見です。
『86-エイティシックス-』はこんな人におすすめ!
紹介した内容を踏まえると、以下のような方には特におすすめの作品ですよ。
- 重厚なストーリーが好き
- SF・ミリタリー作品に興味がある
- 社会派作品が好き
『86-エイティシックス-』は、派手な戦いを繰り広げるSFミリタリーですが、「戦争」や「差別」など現代社会を反映しているような作品でもあります。
戦いによる緊迫感や重厚感を感じられる作品なので、アニメーションでどのように表現していくのかにも注目です!
『86-エイティシックス-』が観られる動画サイト
初のアニメ化となる『86-エイティシックス-』は、4月10日(土)の24:00より「ABEMA」にて単独最速配信が行われます。
尚、「ABEMA」には無料トライアルのサービスがあるので、初めての方も安心して利用できますよ。
無料期間中に解約することもできるので、スマホやPCから観たい方は検討してみてくださいね!
また、その他サイトも順次配信予定となっているので、インターネットで視聴したい方は最新情報も要チェックです。
注目度の高いSF作品『86-エイティシックス-』のまとめ
今回は、2021年4月からテレビアニメが放送される『86-エイティシックス-』を紹介しました。
SFミリタリーならではの戦闘シーンも見所ですが、生きがいを見出そうとするエイティシックスや自分の力の無さに苦悩するレーナなど、それぞれの人間模様にも注目したい作品ですね!
PVを見る限りでは、アニメーションが綺麗なので、より原作の世界観を感じることができるでしょう。
近年のSFの中でも注目度の高い作品なので、ぜひ『86-エイティシックス-』を楽しんでみてくださいね!