この記事では、個性派俳優として活躍している吉岡秀隆さんについて紹介していきます。
吉岡秀隆さんは小さい時には「天才子役」として活躍しており、2020年9月の現在にいたるまで驚くほど長い俳優人生を送っていますよ。
そんな吉岡さんのプロフィールや代表作、”超大物歌手”との親交についてなども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
吉岡秀隆さんのプロフィール
- 本名:吉岡秀隆
- 生年月日:1970年8月12日
- 出身地:埼玉県蕨(わらび)市
- デビュー年:1975年
吉岡秀隆さんは1975年、ドラマ『大江戸捜査網』にてデビューしました。デビュー当時は5才だったので、2020年9月現在で芸歴45年になる大ベテランです!
その後もドラマ『北の国から』シリーズや映画『男はつらいよ』シリーズ、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなど日本を代表する作品に数多く出演されていますよ。
その出演作のなかでも山田洋次監督の作品にとても多く出演していて、山田監督と吉岡さんは切っても切れない仲になっています。
吉岡秀隆さんの代表作を3つ紹介!!
ここでは吉岡秀隆さんの代表作といえる映画を”3つ”紹介していきます!!
- ALWAYS 三丁目の夕日(2005年)
- 64(ロクヨン)(2016年)
- 男はつらいよ おかえり 寅さん(2019年)
日本アカデミー賞で12冠を達成した『ALWAYS 三丁目の夕日』、たった7日の間に発生した誘拐事件をえがく『64(ロクヨン)』、国民的な大人気シリーズ『男はつらいよ おかえり 寅さん』。
次の項目からは、この3作について吉岡秀隆さんの情報をメインに紹介していきますね。
日本アカデミー賞12冠達成!『ALWAYS 三丁目の夕日』
『ALWAYS 三丁目の夕日』はマンガ『三丁目の夕日』を原作にして、2005年に公開されました。
昭和33年春、東京にある夕日町三丁目の駄菓子屋。その駄菓子屋の主人・茶川竜之介は居酒屋の美人店主・石崎ヒロミから見ずしらずの子供を預かってしまい、2人の共同生活が始まる…というあらすじですね。
本作で吉岡秀隆さんは、小説家をめざしながら駄菓子屋の主人をしている主人公・茶川竜之介を演じます。
この作品は第29回日本アカデミー賞にて、吉岡さんが受賞した最優秀主演男優賞をはじめ12冠を達成した、まさに名作です!昭和中期の日本がしっかり描かれていますよ。
最重要アイテムを作った!『64(ロクヨン)』
『64(ロクヨン)』は同名小説を原作にして、2016年に公開されました。たった7日のみだった昭和64年に女の子が誘拐される事件が発生して…というあらすじですね。
本作で吉岡秀隆さんは、その誘拐事件を担当していた元刑事・幸田一樹を演じました。刑事退職後はスーパーの駐車場で車の誘導員をしています。
幸田は、作中でもっとも重要なアイテムである「幸田メモ」を書いた人物であり、物語が終盤に近づくほど存在感が大きくなってきますよ。
吉岡さんが演じるキャラクター特有の「ちょっと気の抜けた感じ」と、真剣なシーンで見せる顔の振り幅がとても大きく、見ていて一番目が離せなくなるキャラクターです。
国民的人気シリーズ!『男はつらいよ おかえり 寅さん』
『男はつらいよ おかえり 寅さん』は、『男はつらいよ』シリーズ50周年記念作品であり50作目にあたる映画で、2019年に公開されました。
『男はつらいよ』シリーズは、自分の人生を自由に生きる「フーテンの寅」こと車寅次郎が、いろいろな「マドンナ」に惚れるも成就しない恋愛を描いた、国民的人気を誇るシリーズです。
本作で吉岡秀隆さんは、主人公である小説家・諏訪満男を演じます。もともと1981年の『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』から登場し、吉岡さんが演じ続けてきたキャラですね。
その満男が主人公となり、寅さんといろいろな人との思い出を巡っていきます。作中では回想シーンとして、『男はつらいよ』シリーズの名場面が何度も登場しますよ。
『男はつらいよ』シリーズを通して見ている方も、本作だけ見た方も感動できる名作です。
シリーズを知らない・観たことがないという方は、まずはこの作品から観てみると良いでしょう。
吉岡秀隆さんの代表作を今すぐ見てみよう!!
ここで吉岡秀隆さんの代表作である『ALWAYS 三丁目の夕日』『64(ロクヨン)』『男はつらいよ おかえり 寅さん』を視聴できるサイトを紹介していきますね。
『64(ロクヨン)』のみ前後編に分かれているので、その両方を紹介しました。
amazon prime videoとU-NEXTには「30日のお試し期間」があり、その期間内なら無料で見ることができます。
しかしVideoMarketは「登録初月無料」となっており、月末に登録すると翌日から月額料金がかかってしまうので、注意してくださいね。
ぜひどれかのサービスに登録して、吉岡秀隆さんが大活躍するこの3作を視聴してみてはいかがでしょうか?
映画はもちろんドラマでも大活躍!
吉岡秀隆さんは映画で活躍しているのはもちろんですが、数多くのドラマでも大活躍しています。ここで吉岡さんが出演した作品の一部を紹介しますね。
- 『北の国から』シリーズ
- 『Dr.コトー診療所』シリーズ
- NHK朝ドラ『エール』
これらの作品のなかでも、とくに『北の国から』シリーズで吉岡さんを知った方が多いと思います。
『北の国から』シリーズでは田中邦衛さん演じる主人公の息子・黒板純を演じており、小学生〜大人までという長い期間で純役を担当していました。
誰もが知っているであろう「子供がまだ食ってる途中でしょうが!!」は、純と父親の五郎・妹の蛍がラーメンを食べているシーンで生まれた名ゼリフですよ。
吉岡秀隆さんの元妻は、あの有名女優!!
実は吉岡秀隆さんは、先ほど紹介した『北の国から』がキッカケになり、2002年にあの有名女優と結婚しました。
その有名女優とは『北の国から 2002遺言』にて、純の彼女になる高村結を演じた内田有紀さんです!
内田さんは結婚式の前におこなわれた会見で「作品(『北の国から』)の中で結ばれるので一生懸命彼(吉岡)のことを見てきて、役というより、気が付いたら…」という馴れ初めを語りました。
しかしお互いに仕事が忙しすぎることもあって、結婚から約3年後の2005年に離婚しており、2020年9月現在の吉岡さんは独身になっています。
吉岡秀隆さんは”超大物歌手”と兄弟のような関係!
吉岡秀隆さんには、ある”超大物歌手”と兄弟といえるほどの親交がありました。
その”超大物歌手”とは、若くして亡くなった大スター・尾崎豊さんです!尾崎さんは吉岡さんのことを「俺の弟だ」と紹介することも多く、本当の兄弟だと勘違いする人も多かったそうですよ。
しかし尾崎さんが1992年に26才という若さで亡くなってしまい、吉岡さんは今でも尾崎さんにいただいたネックレスを常に着けています。
そして尾崎さんが亡くなった2年後の1994年、映画『ラストソング』の主題歌を作ることになった吉岡さん。その時に作った曲である「ラストソング」は、尾崎さんに向けた曲だと言われています。
吉岡秀隆さんの情報についてまとめ
吉岡秀隆さんについて紹介してきました。2020年9月現在で芸歴45年の大ベテランなのは、とても驚きでしたね!
筆者は、「とりあえず『ALWAYS 三丁目の夕日』を見てほしい!」と思っています。この作品を見れば、吉岡さんの俳優としての個性がよく分かりますよ。
もちろん『64(ロクヨン)』や『男はつらいよ おかえり 寅さん』他、ここでは紹介しきれなかった作品などでも、その個性を感じることができます。
さまざまな作品で出演されている俳優・吉岡秀隆さんの演技を、ぜひあなた自身の目でも確認してくださいね。