アニメ『境界の彼方』は、京都アニメーションでは珍しいファンタジー要素があって、アクション場面が多く描写されているアニメです。
今回はそんな『境界の彼方』の魅力について、作品情報や登場人物、あらすじなどを紹介していますので、ぜひ最後まで目を通してください。
アニメ『境界の彼方』の作品情報
まずは、アニメ『境界の彼方』の作品情報について紹介していきます。
- 放送期間:2013年10月〜12月(全12話)
- 監督:石立 太一
- シリーズ構成:花田 十輝
- キャラクターデザイン:門脇 未来
- 音楽:七瀬 光
- アニメーション制作:京都アニメーション
- 漫画原作:鳥居 なごむ
- 制作国:日本
- 話数:全12話
2013年よりテレビ放送されたアニメ『境界の彼方』は、アニメ界では有名な京都アニメーションが製作した作品となっています。
全12話と比較的少ない話数ですが、映画が2本公開されています。映画については、後の見出しでも紹介していきますよ。
アニメ『境界の彼方』の用語説明
アニメ『境界の彼方』の登場人物やあらすじを理解するには、作品独特の用語を知っておく必要があります。
妖夢(ようむ)
「妖夢(ようむ)」とは、人に害を成す怪物です。ほとんどの人には見えず、人を傷つけたり憑依できたりします。
異界士(いかいし)
「異界士(いかいし)」とは、妖夢討伐を仕事とする者たちです。多くが特殊能力を持った異能者で、様々な異能を駆使して妖夢と戦います。
半妖(はんよう)
「半妖(はんよう)」とは、人間と妖夢の間に生まれる珍しい存在と言われています。
あまりにも稀少なため、アニメの世界では、その存在について多くは知られていません。ちなみに、主人公神原 秋人は、半妖です。
アニメ『境界の彼方』の登場人物
次に、アニメ『境界の彼方』の主な登場人物について紹介していきます。
神原 秋人(かんばら あきひと;cv.KENN)
本作の主人公で文芸部副部長の高校2年生。異界士の母と妖夢の父の間に生まれた「半妖」です。
栗山 未来(くりやま みらい;cv.種田 梨沙)
本作のヒロインで眼鏡の似合う高校1年生。自身の血液を剣と化す異能力を持つ異界士。「血を自在に操る」能力は異界士たちの中でも異端とされ、敬遠されています。
名瀬 博臣(なせ ひろおみ;cv.鈴木 達央)
文芸部の幽霊部員で高校3年生。大地主である名瀬家の長男であり、空間を制御する「檻」という異能力を持つ異界士です。
アニメ『境界の彼方』のあらすじ
次にアニメ『境界の彼方』のあらすじを簡単に紹介していきます。
人間と妖夢の間に生まれた「半妖」である主人公神原秋人は、ある日の放課後、学校の屋上から今にも飛び降りそうな少女、栗山未来と出会います。
声をかけて助けた矢先、「自らの血を操る能力」を持つ未来は血の剣で秋人を刺し殺そうとしますが、「半妖」の秋人は不死身なので、未来は驚きます。
びっくりする出会いから始まる秋人と未来は、互いに支えあい、少しずつ惹かれあっていきます。
アニメ『境界の彼方』の見どころ
これまで京都アニメーションは、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』など、思春期の子供たちの日常を描くような作品が多かったです。
しかし、『境界の彼方』は、日常を描いた作品というよりファンタジーな世界観が描写されたアニメとなっています。
また、妖夢(秋人)と異界士(未来)は敵対していますが、惹かれあってしまう二人。そして、世界を揺るがす妖夢「境界の彼方」との戦いに立ち向かう展開が見どころです。
最終的に、二人の恋は結ばれるのか…。その結末はぜひアニメ本編を見てのお楽しみ。
アニメ『境界の彼方』のアニメ評価
次に、アニメ『境界の彼方』のアニメレビューサイトの評価を見てみましょう。
アキバ総研 4.00点
とある一族の生き残りの未来さんと半人半妖の秋人さんの切ないラブストーリー。序盤は未来さんと秋人さんのバトルシーンでなかなか仲良くならないのですが、後半~終盤にかけては、すごく切ない展開で毎回はらはらしてました。全体を通して作画もすごい良かったし、放映アニメとしては高い水準だったと思います。最終回で終わるのがおしいとも思いましたが、変に続編を作られるよりも今はよかったと思っています。
引用:https://akiba-souken.com/anime/12919/review/3204/
「アキバ総研」での評価は、5点中4.00点と非常に高い点数となっています。
1期のみのアニメですが、12話の中で妖夢との戦いと、秋人と未来のラブストーリーが同時に描写されていて、見応えがあったとの意見がありました。
あにこれ 3.9点
原作は未読でアニメから観始めましたが、ラストには本当に感動しました。やっぱり京アニというだけあって作画もとても綺麗ですし、戦闘シーンも迫力があって素晴らしかったです。アニメだけを見終わった時点ではまだ謎がいくつかありますが、それらは劇場版の未来編に全て繋がっています。アニメを見る方は未来編も一緒に見ることを強くおすすめします…!
引用:https://www.anikore.jp/review/2043064/
「あにこれ」での評価は、5点中3.9点とこちらも高い評価となっています。さすが京アニと言えるような綺麗な作画が見応えがあったとの意見もありました。
アニメ『境界の彼方』の視聴方法は?
さて、ここまで読んでくると、アニメ『境界の彼方』を実際に視聴してみたくなりませんか?
定額見放題で、アニメ『境界の彼方』を見ることができる動画配信サービスは2社あります。
動画配信サービス | 月額料金(税抜き) | 無料お試し期間 |
U-NEXT | 1,990円 | 31日 |
dアニメストア | 500円 | 31日 |
『境界の彼方』を含めアニメに絞って視聴したい方は、dアニメストアの方が安くておすすめです。
U-NEXTは、月額料金が税抜きで1,990円と高いですが、定額見放題の動画配信サービスの中では、視聴できる作品数が最も多いと言われています。
VOD | 料金(税込) | 取り扱いのある媒体・ジャンル | 特徴 | 無料体験期間 |
---|---|---|---|---|
U-NEXT |
月額¥2,189 | 映画、ドラマ、アニメ、雑誌、マンガ、書籍、R-18etc… | ・最新作の配信がダントツで速い ・1契約で4アカウント作成可能 ・映画チケットの割引サービス |
31日間 |
Amazon Prime ビデオ | 月額¥500 年額¥4,900 |
映画、アニメ、ドラマ、バラエティetc… | ・Prime会員になれば、買い物やその他のサービスもお得に利用できる ・月額料金がダントツに安い |
30日間 |
ビデオマーケット | 月額¥550 | 映画、アニメ、ドラマ、韓流ドラマetc… | ・民放各局の人気ドラマが見られる ・韓流ドラマの取り扱い数が豊富 ・取り扱い作品本数が圧倒的に多い |
初月 |
Hulu | 月額¥1,026 | 映画、アニメ、ドラマ、バラエティ、ニュースetc… | ・フジテレビと日テレ系列のアニメ作品が多い ・リアルタイムのコンテンツが豊富 |
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FODプレミアム | 月額¥976 | 映画、アニメ、ドラマ、バラエティ、雑誌、マンガetc… | ・フジテレビ系列の映画やドラマが豊富 ・見逃し配信の期間が限定されない |
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アニメ『境界の彼方』の原作は?作者について
アニメ『境界の彼方』の原作は、KAエスマ文庫より刊行された全3巻のライトノベル小説です。作者は、ライトノベル作家の鳥居なごむです。
彼女は、2010年から作家活動を開始。2011年に『境界の彼方』を執筆し、第2回京都アニメーション大賞の奨励賞を受賞しました。『境界の彼方』が作家デビューのきっかけになっています。
鳥居なごむの作品を閲覧したい方は、小説家になろうという日本最大級の小説投稿サイトで、6作品公開されていますよ(2020年6月時点)。
アニメ『境界の彼方』は映画化もされている
アニメ『境界の彼方』は映画化もされているんですよ。『劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE-』というタイトルで過去篇、未来篇にわけて公開されています。
過去篇は、テレビアニメシリーズの振り返りをギュッと凝縮したものになっていて、未来篇は、その続編となる完全な新作となっています。
過去篇に関しては、テレビシリーズを全くみたことがない人でも楽しめる映画構成となっています。全く『境界の彼方』をみたことがない人は、過去篇を見てから未来篇を視聴することをおすすめします。
映画の方の『境界の彼方』では、過去篇と未来篇どちらも、U-NEXTとdアニメストアに加え、Amazon Prime Videoで視聴できますよ。
まとめ
今回の記事では、アニメ『境界の彼方』の登場人物、あらすじ、見どころなどを紹介しました。
京都アニメーションとしては、今まであまり輩出していなかったファンタジー要素のあるアニメとなっていて、作画のクオリティも評価が高いです。
アニメシリーズは全12話で1期のみで、比較的短い構成となっていますが、十分楽しめる作品です。
『劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE-』の過去篇は、アニメシリーズの総集編となっているので、時間のない方はぜひ視聴してみてください。