今回は『サタデーナイト・フィーバー』で一世を風靡した名優ジョントラボルタについて紹介していきます。
映画『サタデーナイト・フィーバー』で有名になったあと、ジョンはどのような活動をしていったのでしょうか。また航空機マニアだという彼のプライベートは一体どのようなものなんでしょうか。
そんな気になるジョントラボルタへの疑問を解きつつ、彼の出演作や家族構成にも触れていきます。
この記事を読めば、名優ジョントラボルタの全てが分かるはずです。なのでぜひ最後まで読んでみてください!
ジョン・トラボルタのプロフィール
- 生年月日:1954年2月18日(2020年1月現在65歳)
- 出生地:アメリカ合衆国 ニュージャージー州イングルウッド
- 身長:188㎝
- 職業:俳優・プロデューサー・ダンサー・歌手・脚本家・パイロット
- 俳優としての活動期間:1972年~
ジョンはフットボール選手兼セールスマンの父親と、演技講師をしている母親の間に生まれました。6人兄弟の中でジョンは末っ子で、兄と姉も俳優をしているそうです。
代表作『サタデー・ナイト・フィーバー』の出演で大ブレイク!
1971年に17歳で高校を中退したジョンは、ニューヨークへ渡り、ブロードウェイのミュージカルに出演するようになります。
そしてロサンゼルスに移ったジョンは、テレビ番組の出演で知名度を上げていき、1976年公開の映画『キャリー』で映画デビューを果たしました。
ジョンが一気に有名になったきっかけは、彼の代表作とも言える青春映画『サタデーナイト・フィーバー』(77年公開)の出演です。
この作品でジョンは主演を飾り、アカデミー主演男優賞にノミネートされました。その後も『グリース』(78年公開)、『アーバン・カウボーイ』(80年公開)で主演を務め、人気を高めていきます。
一時期低迷期に入るも、ハリウッドスターとしての地位を確立。
『サタデーナイト・フィーバー』の続編『ステイン・アライブ』(83年公開)に出演するも酷評を受け、その後の出演作でも興行的に失敗したジョンは、一時期低迷期に入ります。
しかしジョンの大ファンだというクエンティン・タランティーノ監督の『パルプフィクション』(94年公開)のメインキャストに大抜擢されたことで、ジョンは再びハリウッドスターとして返り咲きます。
この作品でジョンは持ち前の高い演技力が評価され、映画自体はアカデミー脚本賞、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞しました。
現在のジョンは製作者側に携わる多才さを見せ、現役で活躍し続ける古株のハリウッド俳優の一人です。
ジョン・トラボルタが出演したおすすめ作品3つを紹介!
サタデーナイト・フィーバー(1977年公開)
『サタデーナイト・フィーバー』は、1970年代のアメリカという舞台でダンスに魅了にされていく若者たちを描いた青春映画です。
ダンスだけが生きがいのペンキ屋のトニーが、ある日ディスコで出会った年上の女性ステファニーに感化されて生き方を変えようとするというのが本作のあらすじです。
主人公トニーを演じるジョンの圧巻のダンスシーンは必見です。また劇中に流れる音楽もこの作品の見どころの一つです。
パルプフィクション(1994年公開)
『パルプフィクション』は、鬼才クエンティン・タランティーノ監督によって制作されたバイオレンス・アクション映画です。
マフィアのヴィンセント。レストラン襲撃を企むカップル、パンプキンとハニーバニー。ボクサーのブッチ。これら3つの視点が時系列をずらして語られ、交錯していくというのが本作のあらすじです。
まったく関係なく思えるストーリーたちがラストに向け繋がっていく物語はとても痛快です。マフィアのヴィンセントを演じるジョンの姿は、カッコいいの一言です。
ヘアスプレー(2007年公開)
『ヘアスプレー』は、1988年に公開されたオリジナル同名映画を元に制作されたミュージカル劇を映画化した作品です。
ダンスとおしゃれを愛する太っちょのトレイシーが、ダンス番組のオーディションに挑むが体型を理由に落とされてしまうというのが本作のあらすじです。
この作品でジョンは主人公トレイシーの母親役を演じています。特殊メイクで大柄の女性を演じ、歌って踊るジョンの姿は、一見の価値ありです。
ジョン・トラボルタが出演する公開予定の作品
ジョンが出演する公開予定の作品は、伝記映画『スピード・キルズ』です。本作でジョンは主演・制作総指揮を務めます。
本作はスピードボートレースのチャンピオンであり、億万長者の故ドナルド・アナロウの生涯を描いたストーリーとなっています。
本作出演においてジョンは、「僕は伝記映画好きなんだ。僕にとってとても興味深い映画で、実在した人物を演じるのはいつも面白いと感じるんだよ」と語っています。
そんなジョンが出演に心躍らせた本作の日本公開日は2020年1月31日です。スピードボートレーサーを演じるジョンの姿が気になる方はぜひ劇場まで足を運んでみてください。
(参考サイト:https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Bigceleb_10171/)
ジョン・トラボルタの妻は?子供は?
ジョンは1991年に女優のケリー・プレストンと結婚しました。
二人の間には長男のジェット、次男のベンジャミン、長女のエラがいます。
しかし長男のジェットは2009年に16歳という若さで亡くなっています。浴室で自閉症の発作を起こし、転倒した際に頭を打ったことで惜しくもこの世を去ってしまったそうです。
映画やテレビ番組で明るく振る舞うジョンの過去に、これほどまで悲しいことがあったなんて想像がつきませんよね。
娘のエラは、女優デビューしている
上記でも紹介したジョンの娘エラは、2019年に女優として正式デビューを果たしています。エラのプロフィールを少しまとめておきます。
https://twitter.com/JimmyKimmelLive/status/1131376904001413121
- 本名:エラ・ブルー・トラボルタ
- 生年月日:2000年4月3日(2020年1月現在19歳)
- 身長:178㎝
エラの初めての芸能活動は、父ジョンが主演の映画『オールド・ドッグ』(09年公開)のチョイ役出演だったそうで、その後も何度かテレビ番組に出演しています。
「パパに演技のアドバイスをしてもらって、とてもためになった。パパが私の師匠」と語るほど父娘の関係は円満なようです。ハリウッドスターの娘が、女優としてどう成長していくのか楽しみですね。
(参考サイト:https://movie.walkerplus.com/news/article/191634/)
ジョントラボルタは、筋金入りの航空機マニア
ジョンは、子供の頃から航空会社の操縦士に憧れていた航空機マニアです。1974年に航空機の操縦士資格を取得してから、2002年までの総飛行時間5000時間を超えるほど飛行機と関わっていたそうです。
ちなみにジョンの自宅には巨大な滑走路がついており、自家用機として2機のジェット機と数機の軽飛行機を保有しています。
またジョンは2010年に起きたハノチ地震の際に、保有している旅客機ボーイング707で現地に支援しにいったというエピソードがあります。
災害時に自家用機で助けにきてくれるハリウッドスターと聞くだけで、ジョンの偉大さが分かりますね。
現在はスキンヘッドのジョン・トラボルタ
以前から植毛やカツラ疑惑が飛び交っていたジョンですが、去年2019年にインスタグラムで、自身のスキンヘッド姿を公開しました。
あるときから不自然なほどのフサフサヘアが注目されていたジョンですが、本人は髪型に対してのコメントを一切していませんでした。
ジョンが潔くスキンヘッドにした裏には、世界的有名ラテン系ラッパーのピットブルの影響もあったことを自身の口から語っています。
スキンヘッド姿を公開したことで世間には衝撃が走りましたが、ファンの反応はかなり好評で「すごく似合っている」「これまでのどのヘアより最高だよ」といった称賛のコメントが多く集まりました。
(参考サイト:https://front-row.jp/_ct/17268407)
まとめ
今回は、映画『サタデーナイト・フィーバー』『パルプフィクション』で大ブレイクし、今もなおハリウッドスターとして輝き続ける名優ジョントラボルタについて紹介しました。
航空機マニアで、家族思いな魅力いっぱいのハリウッド俳優は、ジョントラボルタ以外に存在しないでしょう。現在はスキンヘッドですが、それでもカッコいいというのが驚きですね。
今回の記事を通してジョントラボルタについて少しでも興味を持っていただけたのなら、記事内で紹介したおすすめ作品にも触れてみてくだい!