ジャック・ダヴェンポートといえば、海賊映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで大活躍した、ジェームズ・ノリントン海軍士官役が有名な役者ですね。
彼が他にどんな作品に出ていたのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
ということで、今回はそんなジャック・ダヴェンポートの出演作品や家族について紹介していきます。この記事を読めば、ジャックの経歴について詳しくなれるので、どうか最後までお楽しみください!
(トップ画像出典:https://www.imdb.com/name/nm0202603/)
ジャック・ダヴェンポートの基本情報
- 本名:Jack Arthur Davenport
- 生年月日:1973年3月1日(2020年2月現在46歳)
- 出身地:イングランド・サフォーク
- 職業:俳優
- 活動期間:1996年〜
- デビュー作:テレビドラマ『This Life(1996年)』
ジャック・ダヴェンポートはイギリスの東側にある行政州サフォーク出身の俳優です。父のナイジェル・ダヴェンポートと母のマリア・エイトケンも役者として活躍していました。
テレビドラマ『This Life』で俳優デビュー
ジャック・ダヴェンポートの俳優経歴は、1996年〜1997年までイギリスで放送していたテレビドラマ『This Life』から始まりました。
『This Life』はロンドンにある法律事務所を舞台に、若手弁護士5人の生活をテーマにした作品です。法律関係のドラマなのに法廷のシーンが出てこないという珍しいストーリーが話題を呼びました。
ジャック・ダヴェンポートは主人公の若手弁護士、マイルス・スチュアートとして出演しています。
『危険な動物たち』で映画界に進出
『This Life』で俳優デビューを飾った翌年、ジャック・ダヴェンポートはアメリカの映画『危険な動物たち(1997年)』に出演して映画界に進出しました。
『危険な動物たち』は動物園を舞台に、ブラックジョークを挟みつつ展開していくドタバタコメディ映画です。ジャックは動物園の飼育員として登場。劇中での詳しい活躍はわかりませんでした。
この映画はトラブルにより監督交代騒動が起こり、出演者のスケジュールにも影響が出てしまうという、ドタバタ映画らしいドタバタな製作秘話があります。
(参考:http://www.dailyllama.com/news/1997/llama072.html)
日本では『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズが有名
2000年代に日本でも空前のブームとなった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ。こちらの作品にも、ジャック・ダヴェンポートは出演していました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは、2003年から2017年の間に5作品が製作されたアドベンチャー映画です。主人公の海賊、ジャック・スパロウ(演:ジョニー・デップ)の活躍が描かれています。
ジャックはジェームズ・ノリントンという英国海軍士官役でシリーズ初期3作品に登場。
ジェームズは愛する女性に想い人がいることを悟ると潔く身を引いた上、その女性を守るために命がけで巨悪に立ち向かうというカッコよすぎる男です。
ジェームズ・ノリントンの活躍が観たい方には、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』が特にオススメです!
2015年に大ヒットした映画『キングスマン』に出演
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの他にも、ジャック・ダヴェンポートは有名な映画に出演しています。その中でも今回は2015年のヒット作『キングスマン』を紹介!
『キングスマン』は、表向きは高級テーラーとして活動しているスパイ組織“キングスマン”の活躍を描いた作品です。興行収入が世界累計4億ドル(日本円で約455億円)を突破する大ヒットを記録しました。
ジャックはキングスマンのベテランスパイ、ランスロット役として出演。ランスロットは物語の序盤から登場し、何者かによって拉致された学者、アーノルド教授を救出する任務を遂行します。
近年はテレビドラマで活躍しているジャック・ダヴェンポート
2018年以降、ジャック・ダヴェンポートは主にアメリカのテレビドラマで活躍しています。今回は2019年に出演していた2本のドラマを紹介!
『WHY WOMEN KILL』
『WHY WOMEN KILL』は、1963年・1984年・2019年の3つの時代でストーリーが同時進行する作品です。それぞれの時代に女性の主人公がいて、夫に不倫されるという共通点があります。
ジャックは1984年の物語にカール・グローブ役で登場します。カールは主人公の女性、シモーネ・グローブの夫ですが、同性愛者であることを隠して夫婦生活を営んでいました。
『THE MORNING SHOW』
『THE MORNING SHOW』は、架空のニュース番組『MORNING SHOW』に出演する人々や製作者たちの仕事に焦点を当てた物語です。
ジャックはジェイソン・クレイグという男性役で出演。ジェイソンは主人公の女性、アレックス・レヴィの夫ですが、25年以上の夫婦生活に疲れ、離婚を検討しています。
紹介した2作品は、どちらも2020年にシーズン2がスタート予定です。ジャック・ダヴェンポートは一体どんな活躍を見せるのでしょうか。楽しみですね!
ジャック・ダヴェンポートの出演作品一覧
ここまで紹介した作品の他にも、ジャック・ダヴェンポートはさまざまな作品に出演しました。
そこで、こちらの項目では彼が出演した作品を一覧で紹介します。※一部抜粋。
- 1997年 危険な動物たち 映画デビュー作
- 1998年 クロコダイルの涙
- 1999年 リプリー
- 2003年 パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
- 2006年 パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
- 2007年 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
- 2015年 キングスマン
- 2016年 ゲルニカ
- 2017年 The Wilde Wedding
- 2017年 The Stolen
- 1996年〜1997年 This Life デビュー作品 主演
- 2002年〜2004年 カップリング
- 2008年 Swingtown 主演
- 2009年〜2010年 フラッシュフォワード
- 2012年〜2013年 SMASH
- 2018年 DECEPTION
- 2019年 WHY WOMEN KILL
- 2019年 THE MORNING SHOW
主演作品はあまりありませんが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジェームズ・ノリントンや『キングスマン』のランスロットなど、記憶に残るキャラクターを多数演じている印象です。
ジャック・ダヴェンポートの仕事にはオーディオブックの朗読も
ジャック・ダヴェンポートの仕事は、映画やテレビの世界だけではありません。彼はいくつかのオーディオブックで朗読を担当しています。
オーディオブックとは、本の内容を朗読したCDや音声データのことです。目が不自由な方や、忙しくて本を読む時間がないという人に利用されています。
ジャックはこれまでに冒険小説の『The Supernaturalist』や文学小説の『The Raw Shark Texts』といった作品を朗読しました。
ジャック・ダヴェンポートの家族は?
ジャックは身長188cmもある高身長イケメンです。こちらの項目では、そんな彼の家族について紹介しましょう。
2020年現在、ジャック・ダヴェンポートは女優のミシェル・ゴメスと夫婦関係にあります。
ジャックとミシェルは2000年に結婚。2010年には2人の間に男の子が誕生し、ハリーと名付けました。
ミシェル・ゴメスのインスタグラムには、家族3人で写っている写真がアップされています。とても仲が良さそうで、見ていてほっこりしますね!
ジャック・ダヴェンポートの紹介まとめ
映画やドラマで活躍している、ジャック・ダヴェンポートについて紹介させていただきました。
映画の出演が2017年の『The Stolen』を最後に途絶えてしまっているのが残念です。その分ドラマの方に注力しているみたいですが、いつかまた彼の勇姿を映画で観たいものですね。
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでジャック・ダヴェンポートへの関心が深まったら、関連作品にぜひ手を伸ばしてみてください。