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『ターミネーター』の重要人物!リンダ・ハミルトンを詳しく紹介!

あなたはリンダ・ハミルトンを知っていますか?最近では、映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』に出演し、様々な話題を呼んでいます。

2020年で御年64歳になるリンダ・ハミルトンは、どのような経歴を送りどんな作品・ドラマに出演しているのでしょうか。

この記事を読めば、リンダ・ハミルトンを隅々まで知ることができます!映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』で知ったという方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

(アイキャッチ画像出典:https://eiga.com/person/78555/)

リンダ・ハミルトンのプロフィール情報

プロフィール
  • 【本名】リンダ・キャロル・ハミルトン(Linda Carroll Hamilton)
  • 【生年月日】1956年9月26日 (2020年1月現在 63歳)
  • 【出身地】アメリカ合衆国 メリーランド州 ソールズベリー
  • 【配偶者】ブルース・アボット(1982年 – 1989年) ジェームズ・キャメロン(1997年 – 1999年)
  • 【女優としての活動期間】1979年~

リンダ・ハミルトン、勇ましい女性に見えますね。とてもかっこいい…!

リンダ・ハミルトンの経歴

幼少時のころから劇団に所属しており、子役として芸能活動のスタートを切りました。

一躍有名になったきっかけの作品、ジェームズ・キャメロン監督の『ターミネーター』(1984年)でサラ・コナー役を演じて、女優の道を進み始めました。

『ターミネーター2』(1991年)でも主演女優賞を受賞するほどの活躍をみせた彼女。しかし、次作『ターミネーター3』(2003年)では、「この脚本にはドラマがない」と出演を辞退しています。

最終的に、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年)にて28年ぶりに再度サラ・コナー役を演じ、話題を呼んでいます。

リンダ・ハミルトンはどんな映画に出演している?

先述したようにリンダ・ハミルトンといえば、『ターミネーター』シリーズをきっかけに有名になった女優です。他にも様々な映画に多数出演していますよ。

ここでは、彼女が主役で出演した映画をご紹介します。(※一部抜粋)

出演映画情報
映画名 役名 公開年
チルドレン・オブ・ザ・コーン ヴィッキー 1984年
キングコング2 エイミー・フランクリン 1986年
多重人格 ローレン・ポーター / リーナ 1995年
ダンテズ・ピーク レイチェル 2006年
バトル・オブ・バミューダトライアングル リンダ・ハンセン 2014年

ホラー・特撮・サスペンスと、様々なジャンルの映画に出演しており女優としての活躍の多さがうかがえます!彼女の演技力が高い証拠でもありますね。

リンダ・ハミルトンの出演ドラマは?

リンダ・ハミルトンは映画だけでなく、ドラマにも多く出演しています。

こちらの項でも、彼女の出演しているドラマをご紹介します。(※一部抜粋)

出演ドラマ情報
ドラマ名 役名 公開年
ヒルストリート・ブルース サンディ 1984年
美女と野獣 キャサリン・チャンドラー 1987-1989年
そりゃないぜ!? フレイジャー ローラ 1997年
Weeds ママの秘密 リンダ 2010年
CHUCK/チャック メアリー・バトウスキー 2010-2012年
ロスト・ガール Acacia(ゲスト出演) 2013年

ちなみに『美女と野獣』は、米国で3シーズン放送されていました。主演していたこともあり全46エピソードに渡って「キャサリン・チャンドラー」を見事に演じきっています。

彼女の有名作『ターミネーター』シリーズとは?

(※この項はあらすじとネタバレを含んでいます。ご注意下さい。)

経歴でも述べたように、彼女が有名になった映画『ターミネーター』シリーズ。劇中では「サラ・コナー」役を演じていますよ!

「サラ・コナー」は、「ターミネーター」シリーズで重要な人物です。

詳細は後述しますが、現在(2019年)に放映されている「ターミネーター:ニューフェイト」まで登場人物として出てきています!

この映画シリーズは、機械軍と人類(抵抗軍)の壮絶な戦いを主としたSF・ファンタジー映画です。

『ターミネーター1』(1984年)

初代のポスターは主演の1人であるアーノルド・シュワルツェネッガーが単独で出ており、宣伝文もとても分かりやすいポスターですね!

(画像出典:https://eiga.com/movie/46382/photo/)

2029年の近未来より殺人アンドロイド「ターミネーター」(通称:T-800)が、ある目的のために1984年の現代に送られてきます。

その「ある目的」とは、現代で生きている「サラ・コナー」という苗字・名前の人物を全て抹殺するという、何とも残虐な目的。

サラは、近未来で生きる抵抗軍の指揮者「ジョン・コナー」の実母』という役です。ターミネーターは実母であるサラを抹殺すればジョンを歴史から抹消できる、と考えていました。

その残虐な目的を封じるため、ジョンはある人物を現代に送りました。その人物とは、軍曹「カイル・リース」です。

軍曹「カイル・リース」がこのPVでもはっきりと、「名はリース、護衛を命じられて来た。」「君は抹殺対象だ。と言っていますね。

ストーリーの中盤で、このシーンは出てくるのですが…サラとカイルは(劇中での)恋人関係になります…!

それでも幾度となく、ターミネーターは目的のためにサラカイルを追い続け、襲い掛かっていきます。

『ターミネーター2』(1991年)

この映画の時間軸は、前作『ターミネーター1』から10年後の1994年〜95年のロサンゼルスが舞台です。

(画像出典:https://eiga.com/movie/46383/photo/)

1997年に起こる機械軍と抵抗軍間の核戦争「審判の日」を覚えていたサラは、機械軍の親玉「スカイネット」を開発するサイバーダイン社を爆破してしまおうと考えました。

その後、「T-800」(前回と同型)「T-1000」(新型)という2つのターミネーターが近未来より送られてきます。

このシーン、サイバーダイン社の技術者であるマイルズは近未来のことを何も知らず、突然サラに命を狙われてしまいます。

しかし、急に命を狙われても妻や子どもを守ろうとする姿は、筆者も感涙しました。

その姿に対するサラの表情や行動が、とても的確かつ、迫力ある演技だなと感じています。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年)

1997年に起こる「審判の日」を阻止して、サラジョンがグアテマラのビーチで休息を楽しんでいる所から話は始まります。

そして、時代は2020年に移り変わり、2029年の近未来より強化人間「グレース」と名乗る女性新型ターミネーター「Rev-9」が新たに送り込まれて来ることに。

(画像出典:https://eiga.com/movie/89599/photo/)

『ターミネーター2』の公開から、28年も経過しているため、映像はとてもキレイに映っています。

リンダ・ハミルトンも『ターミネーター2』の時と立ち位置は少し異なりますが、身体の鍛え具合が素敵ですね!

63歳とは思えない、卓越した演技力見事な身体に惚れ惚れしてしまいそうです。

ハミルトンは出演の依頼に6週間ほど熟考する時間をもらったうえでトレーニングを積んで撮影に臨んだ。『2』当時と同じく現場では腕立て伏せや懸垂を重ねてシュワルツェネッガーを驚かせたそうである。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ターミネーター:ニュー・フェイト#製作

この状態に持ってくるまで、相当な努力を重ねているようです。年齢のせいにしないリンダ、かっこよすぎる…!

本作ではリンダ・ハミルトンのほかに、ガブリエル・ルナナタリア・レイエスといった有名俳優も出演しています。

豪華キャストによる『ターミネーター:ニュー・フェイト』をぜひ観てみてはいかがでしょうか?

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リンダ・ハミルトンの私生活をチェック!

ここで、リンダ・ハミルトンの私生活を覗いてみましょう。様々な話題を呼ぶ彼女は、私生活も特徴的なのかも?

彼女は、2人の男性と結婚した経験があります。しかし、結婚生活はうまく行かない場合もあるようです…

1人目の男性、俳優「ブルース・アボット」

(画像出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQdxpb4Cjfo6c9w6F148t_s5LhsOMJOjCn_iQM5SMnXwSq2H_1m&s)

リンダ・ハミルトンは1982年に俳優「ブルース・アボット」との結婚をしていました。

しかし、妊娠中だった1989年に二人は突如、離婚してしまいます。

授かった子は男の子だったそうですが、生まれてからお父さんのいない生活を考えると心が痛みますね。

ちなみに、今(2020年現在)は建築者兼アーディストとして活躍しており、デザイナーとしても働いています。

2人目の男性、映画監督「ジェームズ・キャメロン」

(画像出典:https://photogallery.indiatimes.com/photo/36201511.cms?imgsize=102692)

その後、1993年に有名作になった『ターミネーター』の映画監督「ジェームズ・キャメロン」と出会い、1997年の結婚までに女の子を授かっています。

しかし、2年後の1999年にまたも離婚。その理由はジェームズの口癖が原因だったようです。

ジェームズはよく「父親や夫には誰でもなれるが、自分は世界に5人しかいない偉業を成し遂げる人物。だからそっちの方を選ぶ」と言っていたそう。

この2人に対して、2005年にCNNのラリー・キング・ライブに出演した際、リンダはこう言っています。(※意訳)

KING: What was your love life like?(キング:あなたの恋愛生活はどうでした?)

HAMILTON: Well, my two husbands were the sum of my love life and both of them were incredibly loving. My first husband I think was just especially unprepared for someone who had such extreme mood swings, you know, so much joy and then the other side of that was so much sorrow.

(ハミルトン:そうね、私の2人の夫は、私の恋愛生活の総和で、2人とも信じられないほど愛しかったの。 私の最初の夫=ブルース・アボットは、私のような双極性障害を持った人に対して、うまく準備ができていなかったんだと思う。2番目の夫=ジェームズはとても悲しんでいたわ。)

(出典:http://transcripts.cnn.com/TRANSCRIPTS/0510/14/lkl.01.html)

ちなみに、この出演にてリンダ・ハミルトンは双極性障害を患っている事を公表しています。

双極性障害とは?

双極性障害(そうきょくせいしょうがい、英: Bipolar disorder)は、躁病(そうびょう)と抑うつの病相(エピソード)を循環する精神障害である。

ICD-10と以前のDSM-IV(1994年)では、うつ病とともに気分障害に分類されている。ICD-10における診断名は双極性感情障害であり、もっと古くは躁うつ病(そううつびょう、(躁鬱病)と呼ばれた。

双極I型障害と、より軽い軽躁病のエピソードを持つ双極II型障害とがある。双極性障害の躁状態、うつ状態はほとんどの場合回復するが、90%以上再発する。単極性の(躁病のない)うつ病は異なる経過をたどる。発病のメカニズムや使われる薬は異なる。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/双極性障害

リンダ・ハミルトンの現在はどうなっている?

この画像は、アーノルド・シュワルツェネッガーが投稿した1991年公開『ターミネーター2』と2019年公開『ターミネーター:ニュー・フェイト』との比較画像です。

2人ともやはり過ぎ行く年月には勝てないようです…。しかし、この勇ましい姿は28年たった今でも健在である事が窺えますね。

シュワルツェネッガーはこの投稿にて「リンダ・ハミルトン、誕生日おめでとう。」「私の好きな共演者の一人であり、真のワルであり、素晴らしい人です。」と称賛していますよ。

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リンダ・ハミルトンのツイッター

リンダ・ハミルトンは2020年1月現在、Twitterのアカウントを開設していないようです。

しかし、現在は映画の公開も相まってTwitterでは大騒ぎ!

リンダ・ハミルトン演じる「サラ・コナー」無しでは『ターミネーター』シリーズを説明できません!サラは「ターミネーター」シリーズのキーパーソンですね。

カッコ良さの中にキュートさが見え隠れしていて素敵な女性です!気品あふれる姿は何度見ても64歳に見えない…!

リンダ・ハミルトンのインスタグラム

インスタグラムも2020年1月現在、アカウントの開設はしていないようです。

しかし、こちらも映画の公開が近かったため、「ニュー・フェイト」に関する投稿を多く見ることができました。

T-800とサラ・コナーのフィギュアまである模様。しかも、顔をサングラス仕様に変更できるみたいですね。

劇中のリンダはサングラスがトレードマーク。それゆえ、リンダの演じる表情には視線が釘付けになってしまいます

まとめ

ここまでリンダ・ハミルトンを映画『ターミネーター』シリーズに関連付けて紹介してきました。他の出演作品も優れた表現で演じています。

やはり、リンダのクールな演技と完成されたアクションの演技は、とても素晴らしいものなのだと再認識させてくれます。

しかし、2度の離婚・双極性障害に悩まされ、心も荒んでとても大変な人生を過ごしてきていました。

そんな彼女が、ここまで素敵な表情・目覚ましい演技を見せることが出来るのも、彼女自身の努力とそれを支える他の出演者・ファンの応援があってこそです。

見る者を引き付け続けるリンダ・ハミルトン。魅力あふれる彼女の今後の活動にも期待がかかります!

ABOUT ME
ひるず
大切な人に数少ない旅行をあげるため、日々奮闘中。 今は、会社員兼ライターとして執筆させていただいています。 サザンドラとルカリオが大好き。