今回は、「カンヌの女王」として名高い名女優ニコール・キッドマンについて紹介していきます。
数々の偉業を成し遂げたニコール・キッドマンは一体どのような人物なんでしょうか。この記事ではニコール・キッドマンの気になる情報を集めたのでぜひ最後まで読んでみてください!
最後まで読めば、名女優ニコール・キッドマンの人物像が見えてくるはずです。
(トップ画像出典:https://www.today.com/style/nicole-kidman-shows-natural-curls-vacation-photo-t170831)
ニコール・キッドマンのプロフィール
- 生年月日:1967年6月20日(2019年12月現在52歳)
- 出生地:アメリカ合衆国 ハワイ州ホノルル
- 職業:女優、映画プロデューサー
- 女優としての活動期間:1983年~
ニコールは臨床心理学者の父親と、看護科で講師をしている母親の間に生まれました。彼女には妹が一人おり、現在はオーストラリアでテレビ番組のプレゼンターを務めているそうです。
両親がアメリカ系オーストラリア人のため、アメリカだけでなくオーストラリアの二重国籍を持っているニコールは、4歳のときにシドニーへ戻り生活していたそうです。
トム・クルーズに見いだされ、ハリウッドの世界へ。
幼少期から芸能の道を歩んでいたニコールは、15歳のころからミュージックビデオやテレビドラマにたびたび出演していました。
そして1983年にオーストラリアの映画『BMXアドベンチャー』で映画デビューを果たします。この作品で主演を務めてからニコールは、映画を中心に活動するようになったそうです。
オーストラリアで活動していたニコールが、ハリウッドに見いだされることになったきっかけは1989年の映画『デッド・カーム/戦慄の航海』の出演です。
この作品は当時のハリウッド業界で話題となりました。そしてこの作品を見たトム・クルーズが彼女の演技を高く評価し、ハリウッドに招き入れます。
オーストラリア人初のアカデミー賞受賞を成し遂げる!
ハリウッドの世界に入ったニコールは、トム・クルーズの主演作である『デイズ・オブ・サンダー』のヒロイン役に大抜擢されます。この出演が一気にニコールを有名にすることになりました。
その後ニコールとトムは1990年に結婚することになるのですが、この頃からニコールは”トム・クルーズの妻”として肩書が強くなり演技力が評価されない時期が続きます。
30代に入り10年間のトムとの結婚生活を終えたニコールは、2001年公開の映画『ムーラン・ルージュ』で才能を開花することになります。この作品でニコールは、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しました。
2002年には映画『めぐりあう時間たち』に出演し、35歳でオーストラリア人初のアカデミー賞主演女優賞を受賞する偉業を成し遂げました。
今では「カンヌの女王」と呼ばれるほどのトップ女優
40代に入るも出演作に恵まれず出演料が高いわりにコスパが悪い女優と言われてしまったニコールは、映画『ラビット・ホール』の出演で名誉挽回します。制作にも携わった彼女はプロデューサーとしても評価されます。
2016年には映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』で4度目のアカデミー賞ノミネート、11度目のゴールデングローブ賞ノミネートを果たします。本作は全米で約1億ドル超えのヒットを記録しました。
2017年の第70回カンヌ国際映画祭でニコールは4本の出演作を掲げ登場し、70回記念名誉賞やエミー賞最多5部門の受賞を果たします。そしてこれを機にニコールは「カンヌの女優」と呼ばれることになりました。
最近では2019年日本公開の映画『アクアマン』に出演し、ニコールの若い頃を知らない世代からも美人だと絶賛され話題になりました。
ニコール・キッドマンが出演した67作を一挙に紹介!
女優としての歴が長い古株女優のニコール・キッドマンは今までどのような作品に出演していたのでしょうか。一覧で見ていきましょう。
- 1983年 BMXアドベンチャー
- 1985年 アーチャーズ・アドベンチャー
- 1985年 陽のあたる街角
- 1986年 ニコール・キッドマン inシャドウ・オブ・ブロンド(日本劇場未公開)
- 1986年 ウインド・ライダー(日本劇場未公開)
- 1987年 誘惑の香り(日本劇場未公開)
- 1988年 最も危険な悪女(日本劇場未公開)
- 1988年 デッド・カーム/戦慄の航海(日本劇場未公開)
- 1989年 囚われた女
- 1990年 ニコール・キッドマンの恋愛天国(日本劇場未公開)
- 1990年 デイズ・オブ・サンダー
- 1991年 ビリー・バスゲイト
- 1992年 遥かなる大地へ
- 1993年 マイ・ライフ
- 1993年 冷たい月を抱く女
- 1995年 バットマン フォーエヴァー
- 1995年 誘う女
- 1996年 ある貴婦人の肖像
- 1996年 妻の恋人、夫の愛人
- 1997年 ピースメイカー
- 1998年 プラティカル・マジック
- 1999年 アイズ ワイド シャット
- 2001年 ムーラン・ルージュ
- 2001年 アザーズ
- 2002年 パニック・ルーム
- 2002年 バースデイ・ガール
- 2002年 めぐりあう時間たち
- 2003年 ドックヴィル
- 2003年 コールド・マウンテン
- 2003年 白いカラス
- 2004年 ハリウッドセレブ恋愛裏事情
- 2004年 ステップフォード・ワイフ
- 2004年 記憶の棘
- 2005年 ザ・インタープリター
- 2005年 奥さまは魔女
- 2006年 ハッピー・フィート(声の出演)
- 2006年 毛皮のエロス/ダイアン・アバース 幻想のポートレイト
- 2007年 インベージョン
- 2007年 ライラの冒険 黄金の羅針盤
- 2007年 マーゴット・ウェディング
- 2008年 オーストラリア
- 2009年 NINE
- 2010年 ラビット・ホール
- 2011年 ウソツキは結婚のはじまり
- 2011年 ブレイクアウト
- 2012年 私が愛したヘミングウェイ
- 2012年 ペッパーボーイ 真夏の引力
- 2013年 イノセント・ガーデン
- 2013年 レノルウェイ 運命の旅路
- 2013年 俺たちニュースキャスター 史上最低⁉の視聴率バトルinニューヨーク
- 2014年 グレース・オブ・モナコ公妃の切り札
- 2014年 リピーテッド
- 2014年 パディントン
- 2015年 虹蛇と眠る女
- 2015年 ファング一家の奇想天外な秘密(日本劇場未公開)
- 2015年 アラビアの女王 愛と宿命の日々
- 2016年 シークレット・アイズ
- 2016年 ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
- 2016年 LION/ライオン~25年目のただいま~
- 2017年 ビッグ・リトル・ライズ
- 2017年 パーティで女の子に話しかけるには
- 2017年 トップ・オブ・ザ・レイク~チャイナガール~
- 2017年 ビガイルド 欲望のめざめ
- 2017年 聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
- 2018年 ある少年の告白
- 2018年 デストロイヤー
- 2019年 アクアマン
さすが「カンヌの女王」と呼ばれるだけあって、かなりの数の作品に出演していますね。
ニコール・キッドマンの今後の出演作
ニコール・キッドマンの今後出演が決まっている作品は、2020年2月21日公開の映画『スキャンダル』です。
この作品は、2016年にアメリカニュース放送局「FOXニュース」で実際に起きたスキャンダルを描いています。
メインキャストはニコール・キッドマンを含めた、シャーリーズ・セロン、マーゴット・ロビーの3大女優となっています。
クビを言い渡されたベテランキャスターであるグレッチェン・カールソンが、TV業界の帝王と謳われる「FOXニュース」のCEO、ロジャー・エイルズに告発するところから物語は始まります。
本作はすでにアメリカで公開しており、大きな注目を浴びています。ベテランキャスターのグレッチェン役を演じているニコールの姿が気になる方はぜひチェックしてみてください!
ニコール・キッドマンは離婚した?今の結婚相手は?
上記でも紹介しましたが、ニコールは1990年にトム・クルーズと結婚しており、10年間の結婚生活を経て2001年に離婚しました。
ニコールの現在の夫は、音楽業界では有名のカントリーシンガーのキース・アーバンです。二人は2005年から交際を始め、翌年2006年に結婚しました。
出会った瞬間から互いが一目惚れだったという二人は交際1ヵ月未満で、結婚を決めていたそうです。挙式はお互いの故郷であるオーストラリアで行われました。
ニコール・キッドマンの子供は?
ニコールには養子を含め、4人の子供に恵まれています。トム・クルーズとの婚約中の1993年に長女イザベラ、1995年に長男コナーを養子として迎え入れました。
離婚後イザベラとコナーは、トムが信仰するサイエントロジーの信者になる道に進みました。子供と離れ離れになってしまったニコールは、「何があっても愛している」と二人にメッセージを送ったそうです。
キースと再婚後ニコールは41歳という妊娠しにくい年齢で、長女のサンディー・ローズを出産しました。そしてその1年後に代理出産で、次女のフェイス・マーガレットが生まれました。
現在ニコールは、夫のキースと二人の姉妹の4人でアメリカに住んでいます。家族の仲はとても良いそうなので、これからも良好な家族関係が続いて欲しいですね。
ニコール・キッドマンの大親友は、ナオミ・ワッツ
ニコールの大親友はナオミ・ワッツです。ナオミ・ワッツはイギリス出身の女優で、2005年に公開した映画『キングコング』などの有名作に数多く出演しています。
二人は同じオーストラリア出身で、下積み時代のシドニーでルームシェアをしていた15歳のころから仲が良かったとのこと。
その仲の良さは折り紙付きで、トム・クルーズと離婚した直後にニコールは真っ先にナオミ・ワッツの家に駆けつけたというエピソードがあるほどです。
ハリウッドで名を知らない人がいないほどの名女優二人が、大の仲良しということにファンも驚きを隠せませんね。苦楽をともにした二人の絆は、とても固いことでしょう。
まとめ
今回は15歳から芸能の世界に入り、様々な苦難を乗り越えハリウッドの頂点にまで上り詰めた女優ニコール・キッドマンについて紹介しました。
ニコールはスタントマンや、替え玉を撮影では使わないほどの完璧主義者としても有名です。こういったプロ根性が「カンヌの女王」と呼ばれる由縁なのかもしれません。
今回の記事を通して少しでもニコール・キッドマンについて気になったのならば、彼女の出演作にも触れてみてください!