今回は、あの大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主役を演じた俳優ラミ・マレックについてまとめました。
ラミ・マレックの経歴や出演作といった気になる情報をたくさん集めたのでぜひ最後まで読んでみてください。この記事を読めば俳優ラミ・マレックの人物像が見えてくるはずです!
ラミマレックのプロフィール
- 本名:Rami Said Malek
- 生年月日:1981年5月12日
- 出生地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
- 身長:175㎝
ラミの両親はエジプト人です。亡くなった父親は保険の販売していたそうで、母親は会計士をしています。
ラミは、1999年にロサンゼルスにあるノートルダム高校に入学しました。卒業後はインディアナ州のエバンズビル大学に進学し、大学在学中の2003年に芸術学士号を取得しています。
映画『ナイトミュージアム』のアクメンラー役で有名に。
ラミの俳優デビューは、2004年に放送されたテレビドラマ『ギルモア・ガールズ』のゲスト出演です。
そこから2005年~2007年の間放送されたFOX制作のコメディドラマ『家族戦争』で、ラミは主人公家族の隣に住むゲイの少年ケニー役でレギュラー出演し、多くの人気を獲得します。
また映画デビューを2006年公開の映画『ナイトミュージアム』で果たし、この作品のヒットとともに、ラミは一気に有名俳優となります。本作でラミはエジプトの王”アクメンラー”役を演じました。
2015年には、テレビドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』の主役を演じたことで演技が評価され、ゴールデングローブ賞の主演男優賞への2年連続ノミネート、エミー賞といった数多くの賞を受賞します。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』の主役に大抜擢!
ラミが世界的に知られるほど大ブレイクしたきっかけは、2018年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』への出演でした。
『ボヘミアン・ラプソディ』は歴史上最も偉大なシンガーの一人と言われる”フレディ・マーキュリー”の生涯を描いた伝記映画です。ラミは本作で主人公である”フレディ・マーキュリー”を忠実に演じました。
主人公を演じたラミの演技は数多くの批評家や観客から絶賛され、アメリカの映画レビューサイトのRottenTomatoesでは、観客の支持率93%と非常に高い評価を獲得しています。
またラミは本作でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞といった名誉的な賞の次々を獲得し、世界にその名を轟かせます。
ラミマレックの出演作
演技に定評があり数々のヒット作品に出演するラミマレックは、今までどのような作品に出演してきたのでしょうか。一覧で見ていきましょう。
- 2006年 ナイトミュージアム
- 2009年 ナイトミュージアム2
- 2011年 幸せの教室
- 2012年 バトルシップ
- 2012年 ザ・マスター
- 2012年 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2
- 2013年 セインツ-約束の葉て-
- 2013年 ショート・タイム
- 2013年 オールド・ボーイ
- 2014年 ニード・フォー・スピード
- 2014年 ナイトミュージアム/エジプト王の秘密
- 2016年 バスターの壊れた心
- 2017年 パピヨン
- 2018年 ボヘミアン・ラプソディ
- 2004年 ギルモア・ガールズ
- 2005年 ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
- 2005~2007年 家族戦争
- 2010年 24-TWENTY FOUR-
- 2010年 ザ・パシフィック
- 2012年 ALCATRAZ/アルカトラズ
- 2014年 BELIEVE/ビリーヴ
- 2015年 MR.ROBOT/ミスター・ロボット
ラミマレックが出演するおすすめ作品①ニード・フォー・スピード
『ニード・フォー・スピード』は、エレクトロニック・アーツ社の同名人気レーシングゲームを原作に、アメリカで制作された2014年公開のカーアクション映画です。
スーパーカーによるストリート・レースの出場をきっかけに、主人公がトラブルに巻き込まれていくというのがこの作品の物語です。
ラミはこの作品で、アーロン・ポールが演じる主人公トビーの会社の同僚であるお調子者のフィンを演じています。
CGなしで撮っている圧巻のカーアクションシーンがこの作品の見どころです。原作ゲームさながらの派手なドリフトや加速していくスピード感には息をのむことでしょう。
ラミマレックが出演するおすすめ作品②:ボヘミアン・ラプソディ
『ボヘミアン・ラプソディ』は、世界的有名バンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さで亡くなった”フレディ・マーキュリー”を描いた伝記映画です。
ラミは本作の主役である”フレディ・マーキュリー”の見た目、細部の動きまで完全コピーし、「クイーン」ファンが認めるほど忠実に”フレディ”の姿を再現しました。
「クイーン」の名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティ・コンサート「ライブ・エイド」での伝説的なパフォーマンスを映像化した本作は、”フレディ”の歴史に触れながら観る人に感動と勇気を与えてくれます。
ラミマレックの出演が決まっている今後の作品
ラミの出演が決まっている今後の作品は、ダニエル・クレイグ主演の人気スパイ映画シリーズ『007』の最新作『BOND25(原題)』です。
2019年11月現在時点で、本作の一切の内容は明かされていませんが、イギリスの日刊紙「デイリー・ミラー」の取材でラミが悪役として登場することが判明しました。
この取材でラミは「僕が演じるのは素晴らしいキャラクターだからすごく楽しみにしてる。」と語っています。
本作の欧米での公開は2020年4月に予定されており、日本での公開は未定となっています。悪役という今までにないスタイルで登場するラミの姿に期待が高まりますね!
ラミマレックはゲイ?交際相手は?
ラミは出演作の中でゲイ役を演じることが多く、世間でもゲイではないかと噂されていますが、ラミはゲイではありません。
これまで明らかになっている交際相手の女性は3人います。1人目は、2012年に『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』で共演した女優アンジェラ・サラフィアンです。
2人目は、テレビドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』で共演した、アメリカ出身の女優ポーシャ・ダブルデイです。
3人目は、『ボヘミアン・ラプソディ』で共演したイギリス出身の女優ルーシー・ボイントンです。ルーシーとは2018年4月から熱愛が報じられていました。
過去の二人とは1年も経たず破局してしましたが、ルーシーとは出会ってから現在まで交際が続いています。
ラミマレックは双子?弟はどんな人?
ラミには実は双子の弟がいます。彼の名前はサミで、中学校の教師をしています。また、ラミには姉も一人いるそうです。
アメリカのテレビ番組「ジミー・キンメル・ライブ!」でラミは、大学のテストで弟のサミの代わりに、兄のラミがテストを受け赤点を免れるという双子ならではの面白いエピソードを語ってくれました。
二人の仲はとても良いそうで、このテレビ番組でもその仲の良さを見せてくれています。
ボヘミアン・ラプソディでの歌唱は、ラミ本人のものなのか。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』で完璧に”フレディ・マーキュリー”を演じたラミですが、歌声までは再現することはできませんでした。
映画での歌唱シーンはまるでラミ本人が歌っているように見えますが、歌声だけはカナダのミュージシャンであるマーク・マーテルによって別途収録されました。
歌声までは再現できなかったものの、ラミは”フレディ”のパフォーマンスはもちろん、彼のコンプレックスであった出っ歯も再現しました。前歯に至っては自宅でも義歯をつけてシミュレーションしていたそうです。
本作の監督であるブライアン・シンガーが、”フレディ”の配役に対して「彼(ラミ・マレック)しか考えられない」と言ったのも納得がいきますね。
まとめ
今回は大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』で主演を務めた俳優ラミ・マレックについてまとめました。
テレビドラマのゲスト出演をきっかけに、ドラマだけでなく映画にも活躍の幅を広げていき、今では誰もが一度は聞いたことがある大ヒット映画の主演を務めた人気俳優です。
2020年には「007」シリーズの25作目にあたる作品『BOND25(原題)』の出演も決まっているので今後の活躍にも期待が高まります。また現在交際しているルーシーとの関係にも注目していきたいですね。
この記事を通して少しでもラミ・マレックについて興味を持っていただけたのなら、彼の過去の作品にも触れてみてくだい!