この記事では「マイケル・ケインは映画で見たことがあるが、どのような人か知らない」というあなたに向けて、マイケル・ケインのプロフィールやプライベートを紹介していきます。
マイケル・ケインは『バットマン ビギンズ』や『ダークナイト』でバットマンの執事役を演じ、多くの人を魅了したイギリスが誇る俳優です。
この記事を読めば、マイケル・ケインのプロフィールや代表作品、プライベートでの活動を知ることができますので、ぜひ最後までお読みください!
マイケル・ケインのプロフィール
- 【名前】マイケル・ケイン(本名同じ)
- 【生年月日】1933年3月14日
- 【国籍】イギリス
- 【出身地】イギリス
- 【身長】188㎝
- 【職業】俳優
- 【活動期間】1956年~
マイケル・ケインはイギリス出身の俳優で、『ダークナイト』や『バットマン ビギンズ』、『インセプション』などさまざまな有名作品に出演している実力派俳優です。
デビュー当時は、マイケル・スコットというステージネームで活躍していましたが、他に同名の俳優がいたため、現在のマイケル・ケインというステージネームに変更しました。
下の動画は、マイケル・ケインがこれまでに出演した作品をランキング形式で紹介している映像です。ぜひご覧ください。
マイケル・ケインの俳優になるまでの過去
マイケル・ケインはイギリスのロンドンで生まれましたが、第二次世界大戦中はノーフォークという田舎町へ疎開しました。
そこで、一緒に暮らしていた人からひどい虐待を受けていました。この経験より、現在は国家児童虐待防止協会(NSPCC)の後援をしています。
第二次世界大戦後、マイケル・ケインは兵役のため、ドイツや韓国に兵役に出ます。兵役終了後は舞台監督の助手などを務めながら役者を志しました。
そして、イギリスの演劇学校で学んで、晴れて舞台俳優となりました。
マイケル・ケインの経歴
1956年の24歳の頃『韓国の丘』で脇役としてスクリーンデビューを果たしました。そして、1964年の32歳で陸軍中尉役として出演した『ズール戦争』で世間の注目を集めることに成功します。
その後も、1965年の33歳では『国際諜報局』で、クールでシニカルなスパイを演じました。さらには、1966年の34際では『アルフィー』でプレイボーイを演じ、どんどん演技の幅を広げていきました。
また、スケジュールや出演料の都合が合えば、出演作品を選ばないというスタイルで仕事をしており、数多くの作品に出演し、多くの賞を受賞しています。
- 1983年:英国アカデミー賞・主演男優賞…『リタと大学教授』
- 1983年:ゴールデングローブ賞・主演男優賞…『リタと大学教授』
- 1986年:アカデミー賞・助演男優賞…『ハンナとその姉妹』
- 1988年:ゴールデングローブ賞・男優賞…『切り裂きジャック』
- 1988年:ゴールデングローブ賞・主演男優賞…『リトル・ヴォイス』
- 1999年:アカデミー賞・助演男優賞…『サイダーハウス・ルール』
この後の章で、マイケル・ケインの出演作品を紹介していきます。
マイケル・ケインの主な出演作品
マイケル・ケインは過去に100を超える作品に出演しています。
ここでは、その出演作品の中でも人気な映画をいくつか紹介します。
- 1965年『国際諜報局』
- 1966年『アルフィー』
- 1977年『探偵スルース』
- 1983年『リタと大学教授』
- 1986年『ハンナとその姉妹』
- 1998年『リトル・ヴァイス』
- 1999年『サイダーハウス・ルール』
- 2005年『バットマン ビギンズ』
- 2008年『ダークナイト』
- 2010年『インセプション』
- 2012年『ダークナイト ライジング』
- 2015年『グランドフィナーレ』
マイケル・ケインの魅力は作品ごとに異なりますが、特にオススメするのは『グランド・フィナーレ』です。
「死」をテーマにした映画の主役をマイケル・ケインは見事に演じています。次の章では、そんな『グランド・フィナーレ』について紹介しましょう。
マイケル・ケイン出演おすすめ作品『グランドフィナーレ』
マイケル・ケイン演じる元音楽家のフレッドは、アルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っていました。
長年の親友で映画監督のミックも一緒ですが、現役にこだわる彼は、新作の構想に奮闘しています。
そんな中、フレッドは英国女王から演奏の依頼を受けますが、なぜかフレッドは頑なに断ります。なぜフレッドは断るのか。その理由は、フレッドの妻とのある秘密にあったのでした。
老いて何もしようとしないフレッドと、老いても仕事に精を出すミックの対比から、「死」を意識させられる映画となっています。
人生を「どう生きるか」ではなく「どう終えるか」をテーマとしており、映画を観る人にとって感想は大きく異なってくると思います。
映像もかなり綺麗であるため、見たことない人はぜひ1度見てみてくださいね。
マイケル・ケインでも演じられなかった役がある?!
スケジュールと出演料の都合が合えば出演作品は選ばないマイケル・ケインですが、そんなマイケル・ケインにも過去に演じられなった役があります。
マイケル・ケインは以前に認知症患者の役に起用されました。しかし、認知症で苦しんでいた親友の故ダグラス・ヘイワードを見たため、感情的になってしまうという理由で降板しました。
認知症で苦しんでいた友人を見ていたため、認知症に詳しくなったマイケル・ケインですが、演じると思い出してしまうようです。とても親友のことを大切に思っていることが分かりますよね。
出典:https://www.express.co.uk/celebrity-news/1031824/Michael-caine-dementia-latest-news-pictures-update-king-of-thieves-film
マイケル・ケインの婚姻関係
マイケル・ケインは、1955年の23歳の頃、イギリス出身の女優のパトリシア・へインズと結婚しました。そして、子どもを1人を授かりますが、3年後の1958年に離婚してしまいます。
その後、1973年の41歳の頃、ギアナ出身のモデルのシャキーラ・ケインと再婚し、子どもを1人授かりました。
シャキーラ・ケインは、1975年にマイケル・ケインの主演作『王になろうとした男』に特別出演しています。
現在(2020年7月時点)も夫婦円満であり、世界中の人から愛されている夫婦です。
国家児童虐待防止協会の後援者でもあるマイケル・ケイン
既にお伝えした通り、マイケル・ケインは戦争の疎開先で一緒に暮らしていた人から虐待を受けていた経験があります。この自らの経験より、国家児童虐待防止協会(NSPCC)の後援をしています。
そして、アメリカの映画監督であるウディ・アレンの養女のディラン・ファローがウディ・アレンに性的虐待をされたと告発したことを受け、「ウディ・アレンとは一緒に仕事をしない」と断言しました。
ウディ・アレンが監督を務めた『ハンナとその姉妹』に出演していたことから、マイケル・ケインはウディ・アレンに対して好意的でしたが、この一件で関係は終了してしまいました。
出典:https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/michael-caine-woody-allen-films-dylan-times-up-me-too-allegations-latest-a8250276.html
本名を芸名であるマイケル・ケインに改名した?!
プロフィールの章で本名はマイケル・ケインであることはお伝えしましたが、2016年までは違う名前が本名でした。マイケル・ケインの前の本名はモーリス・ジョセフ・ミックルホワイトでした。
しかし、イスラム過激派組織(ISIS)の影響で警備が厳しくなった空港で、差し出すパスポートに芸名とは違う本名が記載されていると、毎回チェックの時間を取られるとのことで改名したようです。
本名と芸名が違うことはよくあることですが、芸名であるマイケル・ケインとしての知名度が上がりすぎたゆえ、空港の職員もパニックになってしまうのかもしれませんね。
出典:https://www.independent.co.uk/news/people/michael-caine-name-change-deed-poll-isis-airport-security-a7148276.html
若い時のマイケル・ケインもセクシーで魅力的!
マイケル・ケインは現在(2020年7月現在)87歳であり、品のあるおじいちゃんのイメージを持っている人も多いと思います。
しかし、若い時に演じた『アルフィー』では、女好きの男性を演じています。汚いアパートに住んでいながらも、相手の女性の好みに合わせるために身なりだけ整えており、ころころ女性を変えていきます。
長い睫毛にウェーブのかかったブロンドヘアがとても役にはまっており、美しいと魅入ってしまうこと間違いなしです。
下の動画は、映画『アルフィー』の映像です。若い時のマイケル・ケインをぜひご覧ください。
マイケル・ケインの紹介【まとめ】
数多くの作品に出演し、多くの章を受章している、イギリスが誇る実力派俳優であるマイケル・ケイン。
素晴らしい俳優という面だけではなく、国家児童虐待防止協会(NSPCC)の後援者という面を持っています。
マイケル・ケインが出演する最新作品『テネット』は2020年9月18日に公開予定です。どんな演技を見せてくれるのか、とても楽しみです。
この記事を読んで、マイケル・ケインへの興味が出ましたら、ぜひ過去の出演作品もチェックしてみてくださいね!