海外の俳優

“映画界の異端児”ホアキン・フェニックスとは?兄と恋人はあの有名人!

あなたは、ホアキン・フェニックスという俳優をご存知ですか?彼は、ハリウッド界では有名な”異端児”として知られています。

今回は、そんな彼の兄と恋人をご紹介しながら、異端児と言われるようになるまでの過去、そして、彼の出演作品について解説していきます。

この記事を読み終わった後に、「ホアキン・フェニックスの出演作品を一度観てみたい!」という気持ちになっていただけると、とても嬉しいです。

(トップ画像出典:https://www.biography.com/actor/joaquin-phoenix)

ホアキン・フェニックスのプロフィール

ホアキン・フェニックスは、2019年現在で44歳のアメリカ人俳優です。1974年10月28日に、プエルトリコの芸能一家に生まれました。彼の兄・姉・妹は、役者として活躍しています。

実は、”ホアキン・フェニックス”という名前は、改名した後の名前で、旧姓は”ホアキン・ボトム”という名前でした。

改名した原因となったのは、1969年から1978年までの9年間、両親が信仰していた「神の子供たち」という宗教です。幼児にもセックスを推奨していたようで、グループ内では近親相姦も行われていたのだそう。

後に、ホアキンの兄からの証言で、「神の子供たち」での活動内容の異常性が問題となりました。世間から逃れ、新しい生活を始めるために、一家で”フェニックス”という名前へ改名したのでした。

Cuterest編集部
Cuterest編集部

幼少期の役者名は、リーフ・フェニックスという名前でした。

その後、ホアキン・フェニックスという名前で、現在まで活動しています。

ホアキン・フェニックスの兄は、有名なあのイケメン俳優!

先ほど、”ホアキン・フェニックスの兄弟は、俳優・女優として活躍している”とご紹介しましたが、その中でも有名な俳優として、兄のリヴァー・フェニックスがいます。

リヴァー・フェニックスは、幼少期に『スタンド・バイ・ミー』で一躍有名になった俳優です。『スタンド・バイ・ミー』は、誰でも一度は名前を聞いたことがあるような、現在も有名な映画ですよね。

イケメン俳優として人気だった兄のリヴァーは、麻薬の過剰摂取が原因で、1993年に23歳の若さで亡くなりました。当時、現場に居合わせていた弟のホアキンは、冷静さを失いながら救急隊へ通報していたようです。

兄の死について、マスコミの報道が過熱したことが原因で、ホアキンはしばらく芸能界から距離を置いていました。その後、友人からの勧めで、芸能界へ復帰することになったのでした。

Cuterest編集部
Cuterest編集部

ホアキンの実力を誰よりも早く見抜いたのは、兄のリヴァー・フェニックスです。

『スペースキャンプ(1986年)』よりも、ホアキンの初主演映画『ラスキーズ(1987年)』が、弟の実力を知るにはおすすめだ、とリヴァーは語っています。

ホアキン・フェニックスの恋人は、ドラゴンタトゥーの女

あなたは、『ドラゴンタトゥーの女』という作品をご存知ですか?実は、『ドラゴンタトゥーの女』で主演女優を務めているルーニー・マーラが、ホアキンの奥さんなんです。

『ドラゴンタトゥーの女』では、全身にピアスやタトゥーがある、パンクな女性を演じていますが、他の作品では、ルーニー・マーラの女性らしい姿を見ることができますよ。

また、ホアキンとルーニーは、”いちゃつき方が独特”として、ゴシップ記事も出ています。

ホアキンとルーニーがキスをしたあと、なぜかホアキンが白目をむいている写真があります。ルーニーが慣れた様子で笑っている写真を見ると、「2人はお似合いの夫婦だなぁ」と感じますね。

(参考:https://front-row.jp/_ct/17306451)

Cuterest編集部
Cuterest編集部

ルーニーは、彼女が「絶対住みたくない」と語っていたロサンゼルスに引っ越しているほど、ホアキンにぞっこんなようです。

ロサンゼルスへの引っ越しは、彼女の友人たちもびっくりしたそうですよ。

ホアキン・フェニックスの出演作品は、”変人役”が多い

先ほどのエピソードからも分かるとおり、ホアキンは映画界では”異端児”と言われています。そのためか、彼の出演作品には”変人役”が多いんです。

出演作品を全て紹介するのは難しいので、ここではホアキン・フェニックスの有名作品を一部ご紹介します。

主な出演作品
  • 1986年 スペースキャンプ
  • 1987年 ラスキーズ
  • 2000年 グラディエーター
  • 2005年 ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
  • 2012年 ザ・マスター
  • 2013年 her/世界でひとつの彼女
  • 2014年 インヒアレント・ヴァイス
  • 2017年 ビューティフル・デイ

このなかで、変人役として出演している作品として、「her/世界でひとつの彼女」「ザ・マスター」の2作品についてご紹介します。

her/世界でひとつの彼女

あらすじ

近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。

長きにわたり共に生活してきた妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。

次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。

(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/347781/story/)

2013年公開作品『her/世界でひとつの彼女』で、ホアキンは”人工知能型OSに恋する男性”を演じています。

この作品で、キャサリン役のルーニー・マーラと共演したことがきっかけで、2人は出会いました。

ザ・マスター

あらすじ

第2次世界大戦後のアメリカ。アルコール依存の元海軍兵士のフレディ(ホアキン・フェニックス)は、「ザ・コーズ」という宗教団体の教祖ドッド(フィリップ・シーモア・ホフマン)に出会う。

やがてフレディはドッドを信頼し、ドッドもフレディに一目置くように。そんな中、ドッドの妻・ペギー(エイミー・アダムス)は暴力的なフレディを追放するよう夫に進言し……。

(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/343684/story/)

2012年公開作品『ザ・マスター』で、ホアキンは”アルコール依存の元海軍兵士役”を演じています。

この後詳しくご紹介しますが、本作品はホアキンの”とある事件”からの復帰作です。「演技力がすごい」「一言で表すとクレイジー」という口コミが数多く投稿されるほど、彼の実力が現れている作品です。

お騒がせ俳優として知られるホアキン・フェニックス

ホアキン・フェニックスは、変人役が多いだけでなく、彼の普段の生活も、かなりの変わり者なんです。

アルコール依存症を克服するために、リハビリ施設に入る…なんていう話は、ハリウッドスターではよく聞きますよね。今回ご紹介するホアキン・フェニックスは、ちょっと違います。

『her』のニューヨーク映画祭に現れたホアキンは、通常ならドレスシューズを履くような場所に、なんと”裸足”で現れました。おかしな服装で現れるよりも、かなりエキセントリックではないでしょうか。

そして、彼を語る上で絶対に外せないのが、2年間、彼の身近な人物までも騙してしまう”ラッパーへの転身宣言”でした。

ホアキン・フェニックスは過去に一度、ラッパーへ転向していた?

先ほど”とある事件”とご紹介したのが、『I’m Still Here』という、ホアキン・フェニックスのドキュメンタリー映画です。

「嘘の自分を演じるのに疲れたんだ」という、ホアキンの言葉から始まる予告編は、メディアだけでなく、俳優仲間にも「俳優を引退し、ラッパーに転向する」と伝えたホアキンを追跡していきます。

しかし、ラッパーへの転向は本作品のためのウソでした。ラッパー転向を発表してから2年後、周囲にネタばらしをしたところ、ブーイングが起きたり、呆れられたりと、映画界を騒然とさせました。

彼は、この作品のために、数億円の資材と二年間の仕事を放棄したそうです。この事件からも、彼の異端児ぶりがわかりますよね。

最新作『ジョーカー』の役作りで、24キロも減量していた!

ホアキンが主演を務める、2019年最新作の『ジョーカー』は、DCコミックスで人気の悪役、ジョーカーが誕生するまでの物語です。

監督のトッド・フィリップスは、コミックは参考にせず、今回の作品のために、自由に脚本を作成したとのこと。

ジョーカーを演じるホアキンは、役作りのために毎日日記を書いたり、約24キロ(52ポンド)の減量をしました。そんな彼の姿は、予告編からでも、頬が痩せこけて不気味な雰囲気を感じます。

ルーニーとの結婚当初は幸せ太りからか、増量した姿が数多く報道されていましたが、『ジョーカー』の撮影のための減量を終えた現在は、少しずつ体重が増えて、体形が丸くなってきたようですよ。

(参考:https://eiga.com/news/20190930/16/)

自身のドキュメンタリー映画が、最新作の伏線だった!?

とあるファンの投稿によると、ホアキンのドキュメンタリー映画『I’m Still Here』内で、今回の最新作『ジョーカー』の伏線にしか見えないシーンがあったようです。

該当のシーンは、ジャック・ニコルソンと、ホアキン・フェニックスが一緒に映るカットです。

ジャック・ニコルソンは、日本では『シャイニング』で有名な俳優ですが、実は、1989年の『バットマン』で、2代目ジョーカーとして出演していました

DC映画は、複雑な伏線があることでも人気のシリーズです。本当にこのシーンが『ジョーカー』の伏線なのであれば、私たちはまんまとやられてしまいましたね。

アメリカでは、『ジョーカー』公開前に物議を醸している

日本でも、公開前にかなりの盛り上がりを見せている『ジョーカー』ですが、アメリカでは、「暴力を誘発する恐れがある」として、公開前に物議を醸していたそうです。

この件には、2012年にアメリカ・コロラド州で起きた、銃乱射事件が関係しています。事件の現場となったのは、とある映画館で、犯行時に上映されていた映画が「ダークナイト ライジング」でした。

事件と映画の関係性は全くありませんが、被害者遺族から、「大企業として、安全な社会を築き上げることに貢献するべき」という手紙が発表されました。

その後、制作会社ワーナー・ブラザースは、「フィルムメーカーも、スタジオも、ジョーカーをヒーローとして称える意図はない」と公式声明を発表しています。

Cuterest編集部
Cuterest編集部

犯人は、「ダークナイト」の悪役であるジョーカーを名乗っていたという噂がありましたが、その後、事実無根の誤報だったと報道がありました。

まとめ

今回は、映画界の異端児として有名なホアキン・フェニックスについて、彼の作品や、これまでの過去、最新作についてご紹介しました。

亡くなって20年以上経った今でも人気が高い、兄のリヴァー・フェニックスだけを知っていた方は、弟のホアキンが俳優として活躍している姿を見て、ホアキンの出演作品にも興味がわいてきたのではないでしょうか。

彼の才能を一早く認めた兄、リヴァー・フェニックスは、生きていれば、現在49歳です。

きっと、ホアキンが主演を務める2019年最新作の『ジョーカー』を、誰よりも一番楽しみにしていたことでしょう。

ABOUT ME
web+運営部
web+(ウェブタス)運営部です。web+運営部には、アフィリエイト・ライティング・コピーライティング・SEO・Webマーケティングの専門家が複数います。コンテンツのライターは全員フリーランスを3年以上経験した者や別のメディアを運営している者のみで作成しております。