今回は映画『ウォールストリート』を紹介します。この作品は、主人公が働く会社の株価を大暴落させた相手に、主人公がかつての大物投資家と組んで復讐しようとするというお話です。
どの様にしてある人物は主人公が働く会社の株価を大暴落させたのか、かつての大物投資家とは誰なのか、気になりますよね。
本記事では、映画『ウォールストリート』のあらすじや3つの見所のほか、レビューや無料で観られる方法も紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
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映画『ウォールストリート』の作品情報
- 制作年:2010年
- 上映時間:127分
- 監督:オリバー・ストーン
- 脚本:スタンリー・ワイザー、オリバー・ストーン、スティーヴン・シフ、アラン・ローブ
- 出演者:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、イーライ・ウォラック etc
- ジャンル:ドラマ
まずは、映画『ウォールストリート』の主な作品情報を上記にまとめてご紹介しました。
監督のオリバー・ストーンさんは、代表作品として『サルバドル/遥かなる日々』『ワールド・トレード・センター』などがあります。
映画『ウォールストリート』の主な出演者の紹介
- シャイア・ラブーフ(役:ジェイコブ・ムーア/投資銀行ゼイベル社で働く証券マン)
- マイケル・ダグラス(役:ゴードン・ゲッコー/インサイダー取引で8年服役し、出所してきた投資家)
- ジョシュ・ブローリン(役:ブレトン・ジェームズ/投資銀行チャーチル・シュワルツ社の経営者)
- キャリー・マリガン(役:ウィニー・ゲッコー/ゴードンの娘で、インターネットのニュース投稿サイトを運営している。ジェイコブと付き合っている)
- フランク・ランジェラ(役:ルイス・ゼイベル/投資銀行ゼイベル社の経営者)
- オースティン・ペンドルトン(役:マスターズ博士/水素融合エネルギー開発を手がける科学者。ジェイコブの支援で開発を進めている)
この他にも出演者はいますが、話の中心になる6人を紹介しました。
投資銀行ゼイベル社で働く証券マンのジェイコブ・ムーアが主人公になります。
映画『ウォールストリート』に出てくる専門用語の解説
『ウォールストリート』は、金融系の映画なので、どうしても難しい言葉が出てきますし、この記事を書いている私も次章以降で書かざるを得ません。
そこで、次章以降で出てくる金融系の言葉の意味を紹介していきます。言葉の意味を理解してから、文章を読んだり映画を観て頂いたりした方が、楽しめると思います。
- 国有化:一般人・法人・団体の財産を、国家のものにすること。簡単に言うと、会社を国の所有物にすること。
- 空売り:株が値下がりすると予想される時に使われる投資方法。手元にない株式を証券会社を通じて借りて、売りに出し、株が値下がりをしてから買い戻すこと。
- ロンダリング:脱税などの犯罪で得たお金の出所を分からなくする為に、架空または他人名義の金融機関口座などを利用して、転々と送金を繰り返すこと。
次章以降では、あらすじや3つの見所を紹介していきます。
映画『ウォールストリート』のあらすじ
ジェイコブ(演:シャイア・ラブーフ)が働くゼイベル社の株価が突然大暴落し、破綻してしまいます。
ゼイベル社の経営者であるルイス(演:フランク・ランジェラ)は自殺してしまい、ジェイコブも資産を失ってしまいました。
そんな中、ゴートン(演:マイケル・ダグラス)がインサイダー取引で8年服役し、出所してきます。
ジェイコブは、ゼイベル社の株価を大暴落させ、ルイスを自殺に追い込んだブレトン(演:ジョシュ・ブローリン)に復讐する為に、ゴートンに助言を求めますが…。
見所①:ジェイコブはブレトンに完全復讐できるのか
ジェイコブが、ブレトンに完全に復讐する事ができるのかという目線で『ウォールストリート』を観る事をオススメします。
ジェイコブがブレトンに復讐しようとしている理由は、前章のあらすじで述べた通りです。
物語の途中で「ジェイコブがブレトンに復讐をする事ができた」と思う場面がありますが、実はブレトンにとっては完全な復讐にはなっていません。
ブレトンに社会的制裁を受けさせる為に、ブレトンは何をするのか、その点にご注目ください。
見所②:ブレトンがジェイコブを自分の会社にスカウト!?
ジェイコブはブレトンに復讐する為に、投資銀行チャーチル・シュワルツ社が出資する赤道ギニアのハイドラ・オフショア社が国有化されるという嘘の情報を流します。
そして、大口投資家に同社の株式を空売りするよう勧めました。その結果、ハイドラ社の株価は下落し、チャーチル・シュワルツ社は巨額の損失を被る事になります。
すると、ブレトンはジェイコブがハイドラ社の株取引で大損をさせた張本人であると知りながら、ジェイコブを自分の会社にスカウトします。
一体何故ブレトンは、自分の会社に不利益をもたらしたジェイコブをスカウトしたのか、予想しながら視聴してみましょう。
見所③:ゴートンが1億ドルを持ち逃げした!?
ゴードンは、ウィニーのために開設した信託預金の口座がスイスの銀行に1億ドルある事をジェイコブに話します。
ゴードンはその金をウィニーがスイスで引き出せば、ロンダリングしてアメリカへ送金すると約束します。
それを信じたジェイコブは、ウィニーを説得して口座の金を引き出し、ゴードンに送金しました。ジェイコブはその金で、マスターズ博士(演:オースティン・ペンドルトン)の事業に出資するつもりでした。
しかし、1億ドルがマスターズ博士の元に入金されません。ゴートンがジェイコブを裏切って、1億ドルを持ち逃げしてしまったのか、注目してご覧ください。
映画『ウォールストリート』を視聴した筆者の感想
前作の『ウォール街』が上映されたのが1987年で、今作の『ウォールストリート』は2010年なので、23年が経過しています。
その影響もあり、ゴードンを演じるマイケル・ダグラスが歳をとってしまったせいか、迫力に欠ける様に感じたのが正直な感想です。
ただ、人を楽しませるスピーチや、株や投資についての知識は相変わらず変わっていなかったので、「流石ゴードンだな」と思いました。
映画『ウォールストリート』のレビュー
続いては、『ウォールストリート』のレビューを紹介します。良いレビューと悪いレビューをそれぞれ2つずつご紹介します。
映画『ウォールストリート』の良いレビュー
確かに、金融や株について詳しい人は、より一層『ウォールストリート』を楽しむ事ができるでしょう。
チャーリー・シーンとマイケル・ダグラスの共演は、前作の『ウォール街』を観ていれば、最高のシーンです。
映画『ウォールストリート』の悪いレビュー
前作の『ウォール街』を面白いと感じ、今作の『ウォールストリート』をつまらないと感じるのは、ゴードンが丸くなったのが原因かもしれません。
ただ、ゴードンも完全に丸くなったわけではないので、その点に注目して頂ければ楽しむ事ができますよ。
私も株や投資の知識は全くありませんが、ジェイコブがブレトンに復讐する事ができるかどうかに注目しながら観たら、充分に楽しむ事ができましたよ。
映画『ウォールストリート』を無料で観る方法
『ウォールストリート』は上記の動画配信サービスに会員登録をすれば、一定期間は無料で観る事ができます。
また、作品の配信期間が終了すると観れなくなってしまうので、気になっている作品は早めに視聴することをオススメします。
もちろん、無料期間だけ契約して解約する事も可能なのでご安心ください。
動画配信サービスによって観れる動画が異なるので、あなたにあった動画配信サービスを選んでくださいね。
映画『ウォールストリート』のまとめ
今回は、『ウォールストリート』のあらすじや3つの見所、感想やレビュー、そして無料で観られる方法をご紹介しました。
『ウォールストリート』は、ジェイコブが働く会社の株価を大暴落させたブレトンに、ジェイコブがゴードンと組んで復讐しようとするという映画です。
お金が好きな方やお金持ちになりたいと思っている方、魅力あふれる登場人物の絡みが観たい方にはオススメです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。