映画を観て、楽しい気分になりたい時がありますよね。映画『メン・イン・キャット』は、そんな気分のあなたをハッピーな気持ちにさせてくれる作品です。
この作品は、仕事一筋・仕事中毒の会社社長がある日、猫になってしまうというお話で、猫の可愛らしさ満載のコメディ映画です。
本記事ではキャストやあらすじ・見所はもちろん、出演した猫『サイベリアン・フォレスト・キャット』についてもご紹介します。
猫好きなら、その可愛さにメロメロになってしまうこと間違いなしの楽しい映画なので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
映画『メン・イン・キャット』作品情報
まず、映画『メン・イン・キャット』の作品情報を下のBoxでご案内します。監督は『メン・イン・ブラック』『アダムスファミリー』のバリー・ソネンフェルドです。
- タイトル:『メン・イン・キャット』
- 原題:『NINE LIVES』
- 製作年度:2016年
- 上映時間:87分
- 製作国:フランス、中国
- 監督:バリー・ソネンフェルド
- 製作総指揮:クロード・レジェ/ジョナサン・ヴァンガー/グレゴリー・ウェノン
- 脚本:グウィン・ルーリー/マット・R・アレン/ケイレブ・ウィルソン/ダニエル・アントニアッツィ/ベン・シフリン
- 音楽:エフゲニー・ガルペリン/サーシャ・ガルペリン
映画『メン・イン・キャット』主な出演者の紹介
続いて、映画『メン・イン・キャット』の主な出演者を下のBoxでご紹介します。
主演は『アメリカン・ビューティ』でオスカーを取ったケヴィン・スペイシー。この映画では猫になってしまう社長役です。
- ケヴィン・スペイシー…大企業社長 トム・ブランド 役
- ジェニファー・ガーナー…トムの妻 ララ・ブランド 役
- クリストファー・ウォーケン…ペットショップ店主 フェリックス・パーキンス 役
- ロビー・アメル…トムの息子 デヴィド・ブランド 役
- シェリル・ハインズ…トムの元妻 マディソン・カムデン 役
- マーク・コンスエロス…乗っ取りを企む社員 イアン・コックス 役
- マリーナ・ワイスマン…トムの娘 レベッカ・ブランド 役
- 猫…Mr.もこもこパンツ 役
映画『メン・イン・キャット』のあらすじ
映画『メン・イン・キャット』のあらすじを下のBoxでご紹介しています。
トム(演:ケヴィン・スペイシー)は、家庭よりも仕事第一の社長です。妻も娘も寂しい思いをしています。そんなトムですが、娘に誕生日プレゼントに猫が欲しいとねだられ、渋々ペットショップで猫を買いました。
猫を連れて家に帰る途中、部下から連絡が入り、トムはビルの屋上に立ち寄ることになります。そこで部下と口論の最中、ビルに雷が落ち、その衝撃でトムは猫と共にビルの屋上から転落してしまいます。
トムは意識不明の重体となりますが、猫は無事でした。しかし、ビルから落ちた時、トムと猫の意識が入れ替わってしまいました。
トムは猫になってしまったのです。トムは猫になった自分に悪戦苦闘する日々、しかしその頃、会社では、部下たちによる会社乗っ取り計画が着々と進んでいたのでした。
映画『メン・イン・キャット』の見所
この映画の見所はなんといっても、猫でしょう。猫になってしまった大企業の社長トム(演:ケヴィン・スペイシー)は、娘のレベッカ(演:マリーナ・ワイスマン)に『Mr.もこもこパンツ』と名付けられました。
『Mr.もこもこパンツ』を演じた猫は実は複数いて、座って見回すのが得意な猫や、激しい動きが得意なアクションキャットなど、全部で6匹の猫が熱演したそうです。
猫たちは『サイベリアン・フォレスト・キャット』という種類で、長い毛並みが特徴の美しい猫です。
優雅でいたずら好き、そんな猫のコミカルで可愛い動きが、映画の随所にちりばめられています。
映画『メン・イン・キャット』の感想
『メン・イン・キャット』は肩肘はらずに、さらっと楽しめる映画です。私は猫が大好きなので、猫を見ているだけで楽しい映画でした。
映画のジャケット写真の猫がむっつり顔で、猫になって困ってしまったトムをよく表現しているのも笑えます。
この映画はCGを多用していますが、『メン・イン・キャット』はコメディ映画なので、漫画チックな表現もありだと私は思います。
一時、楽しい世界に連れて行ってくれる、ハートフルでハッピーな映画です。
映画『メン・イン・キャット』みんなの感想
ネットでの映画『メン・イン・キャット』の評価をご紹介します。Yahoo!映画では評価は星5つ中の3.42でした。投稿された感想も紹介します
観終わってWikipediaで調べたら、各評論家達が酷評してるとのこと。苦痛の87分で、愛猫家の殆どを猫嫌いにさせるだろうと。どこを観てるのかな?評論家達の感想が理解できない(笑)
劇中に「あぁ猫ならやるやる(笑)」とか、ケヴィン・スペイシーがトランプさんのようで笑えるし、クリストファー・ウォーケンが最後を締めくくり「8回命を使った」という台詞は泣ける。
全体的に猫のおとぎ話と思えて、幸せな気持ちになった。そして猫がますます好きになった。
by 2匹の猫の飼い主より出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358243/review/432/?c=11&sort=lrf
アメリカ映画かと思ってたら製作はフランスと中国でした。でも舞台がアメリカだし監督もアメリカ人だからフランス映画ぽさや中国人俳優のゴリ押しキャスティングもなくて良かった。
主役?のケヴィン・スペイシーは始まって20分程で猫に憑依して昏睡状態になるので実際の主役は猫です。
猫好きならたまらない映画でしょうが、まあ普通の人も楽しめます。
主役の猫はアップは実写で引き絵のアクションはほぼCGだと思いますが不自然な動きがCGに見られてこの辺りはもうちょい頑張って欲しかった所ですね。
ストーリーも一本道で想像した通りの流れと結末でした。
例えば娘にだけはパパの声が聞こえたりとかもう一捻りあっても良かったかな?出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/358243/review/409/?c=15&sort=…
確かに批評家たちは、笑ってしまうくらい強い口調で酷評しています。しかし、名作映画とはいいませんが、普通に楽しめるコメディ映画ですよ。
猫は可愛かったし、そこまで悪くいうこともないのに…と思っていました(笑)
自然な猫の動きが見たい視聴者には、CGの多用は不満だというコメントが多くありましたが、CG描写が許せるなら、猫好きなら楽しめる映画です。
ソネンフェルド監督が語る映画『メン・イン・キャット』
映画『メン・イン・キャット』の予告映像のなかで、監督のバリー・ソネンフェルドは、意外なことを言っています。実は彼は猫アレルギーがあるそうです。
『サイベリアン・フォレスト・キャット』はアレルギーを起こしにくい種類だそうです。
そして、長い毛とブルーの瞳が美しい『サイベリアン・フォレスト・キャット』はケヴィン・スペイシーのイメージと全く真逆だといっています。
『サイベリアン・フォレスト・キャット』を起用したのは、アレルギー対策と、猫と主演のケヴィン・スペイシーのイメージの落差が面白かったということですね。
映画で大活躍した猫、サイベリアン・フォレスト・キャットって?
この映画のメインキャスト、『Mr.もこもこパンツ』の『サイベリアン・フォレスト・キャット』がどんな猫なのか調べてみました。
『サイベリアン・フォレスト・キャット』はロシア原産の猫です。毛が長くフサフサ・モコモコで大きいのが特徴です。足裏には房毛と呼ばれる被毛が揃っています。さすが極寒の地で生きる猫ですね。
成長が非常に遅くて、生猫になるまで五年くらいかかるようです。飼い主など自分が認めた人間には、犬のようによく懐いて、甘えたりしますが、自分が認めていない人間に対してはクールです。
毛並みの色は、白、茶トラ、キジトラ、ブチなど様々です。『サイベリアン・フォレスト・キャット』ゴージャスな猫ちゃんです。
映画『メン・イン・キャット』を無料で見る方法
映画『メン・イン・キャット』猫好きには楽しい映画なので、ぜひ見てくださいね。
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映画『メン・イン・キャット』の紹介まとめ
ここまで映画『メン・イン・キャット』の作品情報とキャスト、見所、映画の感想、猫の種類、などをお伝えしてきました。
この映画の原題は『NINE LIVES』です。英語にはこんなことわざがあります。
”A cat has nine lives”=「猫には九つの命がある。愚者も神の加護をうける」という意味です。この映画も、猫になってしまった駄目なパパのトムが幸せになるお話です。
猫が大好きな人ならとっても楽しめる映画『メン・イン・キャット』ぜひ視聴してみてくださいね!