映画『ディバグ』は、デヴィッド・ヒューレットが脚本・監督を務めるSF映画です。
今回は、「『ディバグ』とはどんな映画か知りたい」「あらすじやキャストについて知りたい」という人に向けて、キャストや口コミをネタバレなしで紹介してきます。
この記事を読めば、『ディバグ』とはどのような映画なのかを理解することができますので、ぜひ参考にしてくださいね。
『ディバグ』の作品概要
まず初めにここでは、『ディバグ』の作品概要について説明していきます。
- 製作年:2014年
- 制作国:カナダ
- 監督:デヴィッド・ヒューレット
- 脚本:デヴィッド・ヒューレット
- 原題:DEBUG
- ジャンル:SF
- 上映時間:1時間25分
『ディバグ』とは、2014年にカナダで製作されたSF映画です。
監督はデヴィッド・ヒューレットが務め、主演は『ウォーキングデッド』や『ナイトシフト』にも出演しているアジア系美女のジーナン・グーセンが演じています。
上映時間は85分と短く、ストーリー展開も早い映画のため、サクッと鑑賞することができますよ。
『ディバグ』のあらすじ
厚生局により、カイダ率いる天才ハッカーである囚人たち6名が宇宙船へ修復作業のために送られます。
システムを復旧させるために作業をしている最中に突如、宇宙船の人工知能“アイアム”が暴走し、ハッカーたちを船内に閉じ込めてしまいます。
船内のシステムを支配するアイアムによって、次々にハッカーたちは無惨な死を遂げていきます。アイアムは高度な知能を持っており、抗う術もなく死んでいくハッカーたち。
負傷した仲間と共にカイダは宇宙船から無事に脱出することができるのでしょうか。
『ディバグ』の予告映像を紹介
『ディバグ』がどのような映画なのかをより知っていただくために、以下の予告映像をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?予告映像を見てもらうと、『ディバグ』の暴走したAIが全力でハッカーたちを殺しに来る恐怖が伝わるのではないでしょうか。
本編では、「宇宙に投げ出される恐怖」や「閉じ込められる恐怖」によって、肉体だけではなく、精神的にも追い詰められるハッカーたちを観ることができます、
日常では味わえない緊迫感をこの映画では味わうことができますので、ハラハラすること間違いなしです。
『ディバグ』のタイトルの意味は?
作品概要でお伝えした通り、この映画の原題は『DEBUG』です。DEBUGの意味は、辞書で調べると次のような意味となっています。
- ~から虫を除く、除虫する
- ~から盗聴器を取り除く
- ~の欠陥を捜して直す
- 《コ》デバッグする
(出典:英次郎on the web https://eow.alc.co.jp/search?q=%ef%bc%a4%ef%bc%a5%ef%bc%a2%ef%bc%b5%ef%bc%a7&ref=sa)
この映画は、ハッカーである囚人が宇宙船のシステム復旧させる話なので、映画のタイトルの意味は「欠陥を捜して直す」が一番適切だと思います。
日本語では、”デバッグ”と言われることが多いDEBUGですが、英語で発音すると”ディバグ”と発音することから、この邦題が付けられたのでしょう。
『ディバグ』のキャスト紹介
ここからは、『ディバグ』で素晴らしい演技を披露したメインキャスト4人を紹介していきます。
ジーナン・グーセン(カイダ役)
ジーナン・グーセンは1985年生まれで、日本人の母とカナダ人の父を持つカナダ出身の女優です。
ジーナン・グーセンは、もともと婦人科医になるために、マギル大学(2020年版世界大学ランキングで42位)で生化学を勉強していました。しかし、医者の道を断念し、彼女は女優になることを決意しました。
『ディバグ』の他にも、『SUITS』や『CSI:NY』、『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』、『ウォーキングデッド』などの人気ドラマにも出演している、今後も注目の女優です。
エイドリアン・ホームズ(キャプラ役)
エイドリアン・ホームズは1974年生まれで、イギリス出身の俳優です。海外の人気ドラマ『19-2』で、カナダ・スクリーン・アワードを受賞している実力派俳優です。
鍛え上げられた肉体がとても魅力的な俳優で、劇中でも素晴らしい肉体を活かした演技を披露しています。
『ディバグ』の他にも、『赤ずきん』や『エリジウム』、『サイレント・ノイズ・リベショーン』といった映画に出演しています。
アダム・ブッチャー(ジェームズ役)
アダム・ブッチャーは1988年生まれで、カナダ出身の俳優です。
劇中では、弟思いでありながら、危険度マックスのハッカーとして逮捕された囚人役を演じています。
9歳から俳優をしており、『ドッグ・パウンド』や『リトル・ランナー』といった映画や『マードック・ミステリー』や『ルーキーブルー』といったドラマにも出演しています。
ジェイソン・モモア(アイアム役)
ジェイソン・モモアは1979年生まれで、アメリカ出身の俳優です。193㎝という長身でワイルドな俳優ですが、劇中ではハッカーを襲うAI役を演じています。
2018年にTC Candlerが発表した「世界で最もハンサムな顔100人」では1位に選ばれる程の美貌が魅力です。
『アクアマン』や『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気を博した俳優で、今後の活躍に目を離せません。
『ディバグ』を筆者が見た感想
ここでは、『ディバグ』を鑑賞した筆者の感想を紹介していきます。
映画の序盤から中盤までは、宇宙船という逃げられない密室の中で、圧倒的に強いAIから逃げるというストーリーで、一気に引き込まれました。
AIとの戦闘といったSF映画なので、激しいアクションはないと思っていましたが、終盤には主人公のカイダが男顔負けのアクションを披露してくれます。
ストーリーのオチもありきたりなものではなく、最後の”アレ”は一体どういう意味なんだろう、と考えさせられるのも面白かったです。
『ディバグ』の視聴者の口コミまとめ
ここでは『ディバグ』の視聴者の実際の口コミを一部紹介していきます。
ちょっと名前がダサくて面白くないかと思ったが、普通に面白かった!
セキュリティシステムと戦う映画を初めて鑑賞しました。グロイシーンも多く、びっくりしました。
そして、AI役のジェイソン・モモアが怖すぎました。
参考:https://twitter.com/NOMARU_ROCK/status/1243096884060680193
少し毛色の変わったSF映画です。コンピューターの制御プログラムが人間の形をしています。
参考:https://twitter.com/midokuoh/status/839765377500524544
『イベント・ホライゾン』やSFホラーが好きなにおススメの映画です。
野性的でないモモアさんが見られるので、それだけでも鑑賞する価値があります。
参考:https://twitter.com/bespa307WRC/status/605721810320031744
イメージとは異なるジェイソン・モモアの役柄に興味を持って、鑑賞している人が多かったです。
「低予算ながらも、宇宙船にとても凝っていた」という声も多く見受けられました。
『ディバグ』に原作や主題歌はある?
『ディバグ』の原作について調べてみましたが、デヴィッド・ヒューレットが脚本から監督まですべて務めており、原作の書籍などは見当たらず、映画のためのオリジナル作品のようです。
デヴィッドは『CUBE』や『シェイプ・オブ・ウォーター』に出演しており、それがきっかけでファンになった人もいるのではないでしょうか?
デヴィッド・ヒューレットが脚本を手がけた作品ということだけでも、彼のファンなら観る価値がありますね。
ちなみに『ディバグ』のエンディングでは、エンドロールと共にボーカルなしの曲が流れます。主題歌がないとちょっと寂しいです…。
『ディバグ』の視聴方法
ここでは『ディバグ』が現時点(2020年8月時点)で視聴可能な動画配信サービスを紹介します。
現在、Amazon Prime Videoで視聴が可能です。500円(税込)でAmazonプライム会員になることができます。
Amazonプライム会員は、Amzonビデオの中のプライム・ビデオに該当するビデオが見放題です。無料トライアル期間は30日です。
学生であれば月額250円(税込)でAmazon会員になれ、無料トライアル期間は6カ月もあります。
『ディバグ』の紹介【まとめ】
この記事では、AIとハッカーが戦う『ディバグ』という映画を紹介してきました。
85分と上映時間が短い上に、頭を使うような難しいシナリオではないため、誰でも最後まで楽しむことができると思います。
AIとハッカーが戦うといった誰でも興味を持てそうな内容というだけでなく、今話題のジェイソン・モモアも出演しているため、見たことないという方は1度観てみても良いのではないのでしょうか。
Amazon Prime Videoで鑑賞できるため、ぜひ隙間時間にでも鑑賞してみてくださいね。