『秒速5センチメートル』から、4年ぶりとなる新海誠の4作目のアニメーション映画『星を追う子ども』とはどんな作品なんでしょうか?
この記事では、『星を追う子ども』のあらすじや、映画の見所などの魅力を紹介します。
この記事を読むことで、『星を追う子ども』がどんな作品か・どんな部分が魅力的なのかを知ることができます。ぜひ最後まで読んでみてください。
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新海誠作品『星を追う子ども』とは?
アニメ映画『星を追う子ども』は、『秒速5センチメートル』、『天気の子』などで知られる新海誠監督によるアニメ映画です。
『君の名は』、『天気の子』は最近ブームになり知っている方は多いと思いますが『星を追う子ども』はあまり知らない人が多いのではないでしょうか?
新海誠監督は、ロンドンに滞在中に作品の脚本を書いており、『ピラミッド帽子よ、さようなら』が『星を追う子ども』製作のきっかけになっていると語っています。
また、前作までとは異なりファンタジー要素が強い作品となっています。
『星を追う子ども』の監督を務める新海誠作品の共通点
『星を追う子ども』の監督・脚本を担当している新海誠さんですが、どんな人なのでしょうか?
新海誠さんは、上記で述べた作品の他に、『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』『言の葉の庭』などの作品を手掛けています。
新海さんの手掛けた作品は、すべてを通して「新海ワールド」と称される風景描画の緻密さ・美しさが特徴です。
また、その作風に引かれて作品への出演を熱望する演者もいるほどで、これまでに主演を演じた入野自由さん・花澤香菜さん・神木隆之介さんは、全員新海作品のファンとのことです。
『星を追う子ども』あらすじ
父親の形見である鉱石から聞こえてくる唄を拾った明日菜は、不思議な音楽を聴きます。
ある日、秘密基地へ向かう途中に怪獣に襲われているところを地下世界のアガルタから来た少年シュンに助けられます。
仲良くなった日二人は、また会うことを約束するがシュンは数日後に死体となって発見されてしまう。その後、明日菜はシュンと瓜二つのシンという少年に会います。
そこへ、明日菜の教師であり亡くなった妻との再会を切望する森崎が現れる。三人は、それぞれの思いを胸にアガルタへと旅にでます。
『星を追う子ども』主要キャラクター
全章では、『星を追う子ども』のあらすじについて紹介しましたが、まだ登場人物の紹介をしていませんでしたね。なのでここでは、『星を追う子ども』に登場する主要キャラクターを紹介します。
渡瀬明日菜(わたせあすな)
本作の主人公。山間育ちで母と二人暮らしの少女で、鉱石ラジオから聞こえる不思議な唄をきっかけに地下の世界へ赴きます。
シュン・クァーナン・プラエセス
アガルタから来た少年。病に侵されて最後に一目地上を見ようと扉を抜けて明日菜と仲良くなるが間もなく遺体となって発見されてしまう。明日菜がラジオで聞いた歌声の主。
シン・クァーナン・プラエセス
シュンの弟。シュンが持ち出したクラヴィスを回収するために地上にやってくる。森崎と明日菜のアガルタへの侵入を許してしまう。
森崎竜司(もりさきりゅうじ)
アルカンジェリと呼ばれる、アガルタの秘密を探る組織に所属している。亡き妻であるリサとの再会を願って、アガルタの入り口を探している。
『星を追う子ども』の気になる声優陣は?
全章では、主要キャラクターについて紹介しました。ここでは、それぞれのキャラクターを演じている声優について、紹介していきます。
渡瀬明日菜(声優:金元寿子)
主人公・渡瀬明日菜の俳優は金元寿子(かねもとひさこ)さんです。
金本さんは、ヒカルの碁で塔矢アキラを演じていた小林沙苗さんに憧れ声優を目指したそうで、過去にはスマイルプリキュアでキュアピースを演じています。
シュン(シン)・クァーナン・プラエセス(声優:入野自由)
シュン、シンの兄弟役は入野自由(いりえ ゆみ) さんが声優を務めています。
入野さんは、千と千尋の神隠しのハク役・アイシールド21の小早川瀬那役を担当していました。
森崎竜司(声優:井上和彦)
主人公・明日菜のクラスの臨時担任である森崎は、井上和彦(いのうえ かずひこ)さんが声優を務めています。
なんと井上さんは、最初は声優や役者の仕事に興味がなく高校卒業後はボウリング場に就職しました。
その時、同じ職場の友達と一緒に養成所の試験を受けて、なんと合格して(一緒に受けた友達は落ちてしまったそうです。)、養成所卒業後に声優事務所に所属したそうです。
過去には、ドラえもん(スネ吉、先生、のびえもん)や名探偵コナンの映画では白鳥任三郎を担当していました。
『星を追う子ども』主題歌は?誰が歌ってるの?
映画といえば、その主題歌はどんな歌なのか・誰が歌っているのか気になるところですよね?ここでは、『星を追う子ども』の主題歌・歌手について紹介していきます。
『星を追う子ども』の主題歌ですが、『Hello Goodbye Hello』という曲でシンガーソングライターの熊木杏里さんが歌っています。
『Hello Goodbye Hello』は、熊木杏里さんがワーナーミュージックに移籍後、第一弾のミニアルバム『and..Life』に収録されている曲です。
『Hello Goodbye Hello』の歌詞は、出会いと別れという二つの言葉を一緒に用いています。これにより、出会いと別れは常に同時に訪れることを表現しています。
本作の中での、明日菜のシュンとの別れ・シンとの出会い、森崎の妻との別れ・再会を的確に表現していて、ぴったりの曲になっています。
『星を追う子ども』を見た人の感想を紹介
『星を追う子ども』を見た人たちのSNSでの感想を、見ていきましょう。
https://twitter.com/YouAreMyOnly___/status/1205796751984099328
やはり、今回の作品も新海誠監督の手を加えることにより、風景描画の緻密さ・美しさといった新海ワールドが作り上げられているようです。
また、今までの作品と違いファンタジー要素が強いところも、見どころの一つです。
さて、あなたも『星を追う子ども』に興味が出てきたのではないでしょうか?次の章では、本作の視聴方法について紹介していきます。
『星を追う子ども』を見たい!その視聴方法は?
ここでは、『星を追う子ども』の視聴方法について紹介していきます。
『星を追う子ども』のDVDが、2011年11月25日に発売されています。また、次のような動画配信サービスでも視聴することができます。
ちなみに、dTV・AbemaTVともには31日間無料お試し期間があるのでおすすめです。
「この記事を読んで、興味を持った」「DVDをわざわざ買って見るのは・・・」という人はぜひ上記の動画配信サービスを使って、ぜひ一度見てみてください。
『星を追う子ども』の小説版も要チェック!!
さて、全章では『星を追う子ども』を視聴する方法を紹介しました。
しかし、実は『星を追う子ども』は小説版が2012年8月24日に発売されています。著者は”あきさか あさひ”さんです。
新海誠さんの作品は風景描画の緻密さ・美しさが特徴的なので、それがわかりにくい小説ではどこか物足りないな、と感じる人もいるかもしれません。
しかし、そういったデメリットの反面映画では描写することのできない、細かなところまで小説では描写されています。
一度映画を見て、風景描写などを楽しんだのちに、小説を読むことで映画で表せない描写を楽しむのがおすすめです。
まとめ
今回は、新海誠監督のアニメ映画である『星を追う子ども』を紹介しました。
ファンタジー要素の多い作品ですので前作の『秒速5センチメートル』までを見た人でも新たな気持ちで見ることができると思います。
今回の記事を読んで、『星を追う子ども』に少しでも興味を持っていただけたら上記で紹介した動画サービスなどを利用してぜひ見てみてください。
これからの新海誠監督の最新作・新海ワールドにも注目ですね!!