今回は、名女優オクタビア・スペンサーについて紹介していきます。
彼女は主演を務めることは少ないものの、出演しているほとんどの作品で重要な役を演じることが多く、映画界でもその演技力が認められています。
そんな演技派女優として名高いオクタビア・スペンサーは一体どのような人物なのか、本記事でまとめました。
この記事を読めば、オクタビア・スペンサーの全てが分かるはずです。ぜひ最後まで読んでみてください!
(トップ画像出典:https://eiga.com/person/89925/)
オクタビア・スペンサーのプロフィール
- 本名:Octavia Lenora Spencer
- 生年月日:1970年5月25日(2019年12月現在49歳)
- 出生地:アメリカ合衆国 アラバマ州モンゴメリー
- 職業:女優
- 女優としての活動期間:1996年~
オクタビアはアメリカのアラバマ州で、7人兄弟の6番目の子として生まれました。
オクタビア・スペンサーの経歴
オクタビアは女優業を始める前から演技に対して興味を持っていたそうです。
女優の世界に入る前の彼女は、1990年に制作された映画『ロング・ウォーク・ホーム』の制作現場でインターンするなどして、映画関係の仕事を目指していました。
オクタビアが女優を目指すことになったきっかけは、1996年公開の映画『評決のとき』の出演です。このころキャスティングの仕事に携わっていた彼女は、自ら監督に頼んでオーディションを受けたそうです。
その後、映画やドラマのゲスト出演を繰り返したオクタビアは、2011年の映画『ヘルプ心をつなぐストーリー』の出演でアカデミー助演女優賞を受賞するなど成果を上げ続け、今では演技派女優の地位を確立しました。
オクタビア・スペンサーの出演作
今やハリウッドでも有名な名女優の一人となったオクタビア・スペンサーは今までどのような作品に出演してきたのでしょうか。一覧で見ていきましょう。
- 1996年 評決のとき
- 1997年 ゴースト・ブラザー/天国から来たヒーロー
- 1997年 ミセス・ラスベガスの幸せになれる方法
- 1999年 ランスキー アメリカが最も恐れた男
- 1999年 25年目のキス
- 1999年 マルコヴィッチの穴
- 1999年 ブルー・ストリーク
- 2000年 2999年異性への旅
- 2000年 ビッグママ・ハウス
- 2002年 スパイダーマン
- 2003年 キューティ・ブロンド/ハッピーMAX
- 2003年 S.W.A.T
- 2003年 バッドサンタ
- 2004年 アイドルとデートする方法
- 2005年 コーチ・カーター
- 2005年 デンジャラス・ビューティ2
- 2005年 ビューティ・ショップ
- 2006年 パルス
- 2007年 9-ナイン
- 2008年 7つの贈り物
- 2009年 スペル
- 2009年 路上のソリスト
- 2009年 ハロウィンⅡ
- 2010年 奇人たちの晩餐会 USA
- 2011年 ヘルプ~心がつなぐストーリー~
- 2011年 フライペーパー!史上最低の銀行強盗
- 2012年 スマッシュド~ケイトのアルコールライフ~
- 2013年 コール・ミー・クレイジー 5つの処方箋
- 2013年 スノーピアサー
- 2013年 フルートベール駅で
- 2014年 ジェームス・ブラウン~最高の魂を持つ男~
- 2015年 ギリーが幸せになる
- 2015年 ダイバーエージェントNEO
- 2015年 パパが遺した物語
- 2016年 ズートピア
- 2016年 ダイバーエージェントFINAL
- 2016年 ドリーム
- 2017年 アメイジング・ジャーニー 神の小屋より
- 2017年 gifted/ギフテッド
- 2017年 シェイプ・オブ・ウォーター
- 1998年 ER救急救命室
- 1999年 X-ファイル
- 2001年 ふたりは最高!ダーマ&グレッグ
- 2002~2005年 NYPD BLUE~ニューヨーク市警15分署
- 2004~2005年 LAX
- 2005年 CSI:ニューヨーク
- 2005年 ミディアム 霊能者アリソン・デュボア
- 2006年 HUFF~ドクターは中年症候群~
- 2007年 アグリー・ベティ
- 2008年 CSI:科学捜査班
- 2008年 ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則
- 2009年 ドールハウス
- 2009年 レイジング・ザ・バー 熱血弁護人
- 2010年 しあわせの処方箋
オクタビアが出演したお薦め作品①:ヘルプ心がつなぐストーリー
『ヘルプ~心がつなぐストーリー』は、白人女性と黒人家政婦たちの友情を描いたベストセラー小説を原作として制作されたドラマ映画です。
上流階級に生まれ黒人のメイドたちに囲まれ育ったスキーターは、白人社会にいるメイドたちの立場に疑問を持っていた。そんなスキーターの疑問はやがて社会全体を巻き込む事態となっていくというのが本作の物語です。
本作でオクタビアは、主人公スキーターの友人の家で働くメイドのミニー役を演じています。この役を演じたオクタビアは、アカデミー賞や英国アカデミー賞など多くの賞を受賞しました。
60年代のアメリカ南部で実際にあった黒人メイドたちへの差別と抵抗の歴史をテーマにした本作は、人種問題に対して考えさせられるストーリーになっています。ラストシーンは涙なしで観ることはできないでしょう。
オクタビアが出演したお薦め作品②:シェイプ・オブ・ウォーター
『シェイプ・オブ・ウォーター』は、ギレルモ・デル・トロ監督が手掛け、2017年のベネチア国際映画祭の金獅子賞、第90回アカデミー賞で4部門を受賞したファンタジーラブストーリー映画です。
政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、所内で不思議な生物を目撃する。その生物に心ひかれたイライザは生物とだんだん心の距離を詰めていくが、ある真実を知ることになるというのが本作の物語です。
本作でオクタビアは、主人公イライザと仲のいい同僚ゼルダ役を演じています。
半魚人と話すことのできない女性とのラブストーリーは、異様かもしれませんが観ていてとても美しいと感じるでしょう。この独創的な世界観が気になる方はぜひ観てみてください。
凄腕プロデューサーの定評があるオクタビア・スペンサー
数多くの作品で印象を残し、活躍する演技派女優のオクタビアですが彼女はプロデューサーとしての一面もあります。
2013年には第91回アカデミー賞で作品賞などの3冠を獲得した映画『グリーン・ブック』の制作に携わったオリビアは、本作の監督であるピーター・ファレリー監督から直々に「彼女は最強」と絶賛されました。
またオリビアは過去に短編映画2本の制作・監督を務めるなどしており、彼女のプロデューサーとして才能は確かなものです。
女優としてだけでなく、プロデューサーとしても作品に関わっていくオリビアの活躍はこれからどうなっていくのか楽しみですね。
オクタビア・スペンサーは作家デビューもしている!?
オクタビアは2015年に児童書を執筆し、作家デビューを果たしています。
執筆した児童書のストーリーは主人公の少女ランディが忍術を扱い戦うというもので、すでにシリーズ2作が出版されています。
オクタビアは本書について、児童書とはいえ年齢に関係なくすべての人に読んで欲しいと語っています。
作家としても活躍するオクタビアの多才さに驚かせられますね。彼女が執筆した児童書『The Case of the Time-Capsule Bandit 』が気になる方はぜひチェックしてみてください!
オクタビアは芸能界での賃金平等を訴える女優の一人
オクタビアは以前、映画『ヘルプ~心がつなぐストーリー』で共演したジェシカ・チャステインと、タイトル未定の新作コメディ映画で再び共演することになった際に、酷い差別に遭いました。
その差別の内容は、有色人の女優と白人の女優でギャラの差があるというものでした。この事実を知った共演者のジェシカが制作側に直談判したおかげで、オリビアは提示されていた5倍の額のギャラを手に入れました。
この経験を機にオリビアは、「すべての女性に平等な賃金が支払われるようになること」を目標に掲げ活動しているそうです。いつか彼女が願う男女、人種間で起きる賃金格差をなくなる日が来るといいですね。
オクタビア・スペンサーのインスタは?
オクタビアのインスタのフォロワーの数は79万人です。ちなみにツイッターのフォロワーの数は41万人です。
オクタビアのインスタでは、ヘアスタイルをいろいろ変え写真を撮っている彼女のお茶目な姿や、綺麗にドレスアップされたソロ写真などが投稿されています。
オクタビアの投稿や気になる方や、彼女の近況が随時知りたい方はぜひフォローしてみてください!
まとめ
今回は、映画関係の仕事を目指していた途中で女優の道へ進み、今では有名作品にたびたび出演する女優として、またプロデューサー、作家として活躍するオクタビア・スペンサーについてまとめました。
女優、プロデューサー、作家といった活躍の場の多いオクタビアはこれからどういった活動していき、どういった作品に関わっていくの期待が高まりますね。
今回の記事を通して少しでもオクタビアについて興味を持っていただけたのなら、ぜひ彼女の出演作にも触れてみてくだい!