イギリス出身の女優、サリー・ホーキンスは映画『ブルージャスミン』や『シェイプ・オブ・ウォーター』などに出演し、何度も名誉ある賞に選ばれている実力派女優です。
今回はそんな彼女の出演作品や人間関係について調べたので紹介していきたいと思います。
この記事を読めば、サリー・ホーキンスの経歴について詳しくなれるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
サリー・ホーキンスの基本情報
- 本名:Sally Hawkins
- 生年月日:1976年4月27日(2019年11月現在43歳)
- 出身地:イングランド・ロンドンのダルウィッチ
- 職業:女優
- 活動期間:1998年〜
- 映画デビュー作:『人生は、時々晴れ(2002年)』
サリー・ホーキンスはイギリス出身の女優です。両親のコリンとジャッキーは共に絵本作家で、日本語訳されている作品も何冊か存在します。
サリー・ホーキンスが役者を志したきっかけ
サリー・ホーキンスは3歳の時、家族で行ったサーカスのショーを観て演技の世界に興味を持ちました。
“人々を笑顔にすることが仕事になる”という事を知ったサリーは、最初はコメディがやりたかったそうです。しかし、小学校のときに初めて舞台に立って演劇の魅力にはまり、それからは役者を目指すようになりました。
1994年に地元ダルウィッチの『ジェームズ・アレン女子高校』を卒業後『王立演劇学校(RADA)』に入学して、演技力を磨いていきます。
(参考:https://www.hollywoodreporter.com/news/oscar-roundtable-actresses-124073)
映画デビュー作品は2002年公開の『人生は、時々晴れ』
1998年に王立演劇学校を卒業したサリー・ホーキンスの初期の仕事は、舞台が中心でした。
『ロミオとジュリエット』や『真夏の夜の夢』など多数の演劇に出演したサリー。並行して映画のエキストラ出演やテレビドラマの端役も経験して実力をつけていきます。
舞台役者デビューから4年後の2002年、イギリス映画の『人生は、時々晴れ』に出演して映画デビューを飾ります。
『人生は、時々晴れ』は現代のロンドンを舞台に、労働者階級にいる3組の家族の日常生活を描いた作品です。サリー・ホーキンスはサマンサという女性を演じました。
2013年公開の映画『ブルージャスミン』で演技を高評価される
幼い頃から演技の世界に没頭していたおかげか、サリー・ホーキンスの役者としての実力は非常に高く、評論家達から一目置かれていました。
そんなサリーの演技力が特に評価された作品は、2013年公開の映画『ブルージャスミン』です。
『ブルージャスミン』はセレブな生活しかしてこなかった女性ジャスミンが、夫が詐欺罪で逮捕されたことにより一気に一文無しになり、裕福層に戻るために行動するというお話です。
サリー・ホーキンスはジャスミンの妹ジンジャーを演じ、アカデミー助演女優賞やゴールデングローブ賞助演女優賞などにノミネートされました。
ハリウッド版ゴジラでは渡辺謙の助手役に!
日本でも大人気の怪獣映画シリーズ『ゴジラ』のハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』で、サリー・ホーキンスはヴィヴィアン・グレアムという古生物学者を演じています。
『GODZILLA ゴジラ』は2014年にアメリカと日本で公開された作品で、日本版『ゴジラ』のリブート(作り直し)作品となっております。
主要キャストに日本人俳優の渡辺謙が出演しており、渡辺謙は物語で重要な役割を担う生物学者の芹沢猪四郎を演じています。
そんな芹沢博士の助手として登場するのが、サリー・ホーキンス演じるヴィヴィアン博士です。
数多くの賞に選ばれた一流女優
先述の通りサリー・ホーキンスは評論家達からその演技力を高く評価されており、これまでに数々の賞に選ばれています。
『ブルージャスミン』を筆頭に、『ハッピー・ゴー・ラッキー(2008)』や『シェイプ・オブ・ウォーター(2017)』などの作品で各映画賞にノミネート・受賞されました。
総ノミネート数は82個になり、その内受賞した数は33個となっております。彼女が一流女優なのは間違いありませんが、アカデミー主演女優賞の受賞はまだ経験していません。
いつその日が来てもおかしくないので、今後のサリー・ホーキンスの出演作品は要チェックですね!
サリー・ホーキンスの出演作品一覧
サリー・ホーキンスが出演している作品を一覧で紹介します。どんな映画に出演していたかすぐにわかりますよ!
※一部抜粋となっております。※太字のタイトルは女優賞に選ばれているオススメ作品です。
- 2002年 人生は、時々晴れ
- 2004年 ヴェラ・ドレイク
- 2004年 レイヤー・ケーキ
- 2007年 ウディ・アレンの夢と犯罪
- 2007年 説きふせられて テレビ映画
- 2008年 ハッピー・ゴー・ラッキー
- 2009年 17歳の肖像
- 2009年 デザート・フラワー
- 2010年 わたしを離さないで
- 2010年 ファクトリー・ウーマン
- 2011年 ジェーン・エア
- 2011年 サブマリン
- 2012年 大いなる遺産
- 2013年 ブルージャスミン
- 2013年 嗤う分身
- 2014年 GODZZILLA ゴジラ
- 2014年 僕と世界の方程式
- 2014年 パディントン
- 2016年 しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
- 2016年 ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 テレビ映画
- 2017年 シェイプ・オブ・ウォーター
- 2017年 パディントン2
- 2019年 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
- 2019年 Eternal Beauty
- 2020年 A Boy Called Christmas
- 公開時期未定 Kensuke’s Kingdom アニメ
幼い頃“ディスクレシア”を抱えていたサリー・ホーキンス
サリー・ホーキンスは幼い頃“ディスクレシア”という文字を読むことが困難になる学習障害を抱えていました。
『ディスクレシア』だった有名人は数多く、俳優のトム・クルーズやキアヌ・リーブス、映画監督のスティーブン・スピルバーグなども“ディスクレシア”だったと公言しています。
文字が読めなかったサリーは最初、両親が書いた絵本にも興味を持ちませんでした。そこで両親は家にあるぬいぐるみを使ってオリジナルの劇を披露し、彼女に物語の楽しさを教えます。
その後演技の世界に興味を持ち、舞台に立つようになったサリーは、脳が活性化されたのか徐々に文字を読むことが出来るようになったそうです。
(参考:https://www.independent.co.uk/news/people/profiles/sally-hawkins-you-only-do-good-work-when-youre-taking-risks-8294633.html)
サリー・ホーキンスは、2019年現在独身
プライベートがあまり明らかになっていないサリー・ホーキンスの交際関係を調べたところ、2019年11月現在独身で、特定の交際相手もいないようです。
異性で仲が良いのはイギリス出身のコメディアン・俳優のジェームズ・コーデン。サリーとジェームズは『人生は、時々晴れ』で共演して以来の大親友なんだとか。
長い間お互い独り身だった為「2人が35歳になっても独身だったら結婚しようか」なんて口約束をしていました。ちなみにサリーは1976年生まれ、ジェームズは1978年生まれです。
その約束は2012年にジェームズが元テレビプロデューサーのジュリア・ケイリーと結婚したことで流れてしまいました。また結婚当時、ジェームズの年齢は34歳でした。
サリー・ホーキンスの紹介まとめ
役者として高い実力を備える一流女優、サリー・ホーキンスの紹介でした。
2019年10月8日にサリーが主演を勤める作品『Eternal Beauty』がロンドン映画祭で初公開されました。
いつか日本の映画館でも公開されると良いですね。期待して待ちましょう!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでサリー・ホーキンスへの興味が高まったら、出演作品も観て貰えると嬉しいです。