今回は、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』や、映画『ボヘミアン・ラプソディ』にも出演していた実力派俳優エイダン・ギレンについて紹介していきます!
エイダンは一体どのような人物なのでしょうか。この記事では経歴、出演作まで彼の気になる情報を多くまとめたのでぜひ最後まで読んでみてください。この記事を読めばエイダン・ギレンの人物像が見えてくるはずです!
(トップ画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=cTjy8c-cWvg)
エイダン・ギレンのプロフィール
- 本名:エイダン・マーフィー(Aidan Murphy)
- 生年月日:1968年4月24日(2019年11月現在51歳)
- 出生地:アイルランド・ダブリン
- 身長:178㎝
- 体重:73㎏
- 職業:俳優
- 俳優としての活動期間:1987年~
エイダンはアイルランド・ダブリンにあるドラムコンドラという町で生まれました。
エイダンは6人兄弟の末っ子で、兄のうち二人は映画関係の仕事をしており、姉の一人はフィオヌアラという名で女優活動をしています。
10代の頃から演技に目覚めたエイダン・ギレン
兄弟のほとんどが芸能界に携わっているエイダンですが、エイダンはその中でも一番早く芸能界との関わりを持ち始めました。
エイダンが演技に目覚めたのは10代の頃で、高校を卒業したあとはダブリンに住む14歳~22歳までの若者のみ所属できる劇団ダブリン・ユース・シアターに参加し、そこで演技とパフォーマンスを学びました。
演技者として数々の舞台で経験を積み、実力をつけたエイダンはテレビドラマへの出演も増やしていき、1988年にはドラマ『The Caretaker』に出演したことでトニー賞にノミネートされます。
2004年にはアメリカの放送局HBOで放送されたドラマシリーズ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』に出演し、このドラマのヒットともにエイダンは注目を浴びるようになりました。
人気ドラマシリーズ、有名映画の出演で人気俳優に!
エイダンが人気俳優となったきっかけは、2011年から放送され大ヒットを記録し続けているテレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演です。
このドラマで、”リトル・フォンガー”ことピーター・ベイリッシュ役を好演したエイダンは、その魅力的な演技力で多くのファンと人気を獲得しました。
またエイダンは、2018年公開のロックバンド「クイーン」の伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』の出演で、より名を馳せることになります。
この映画でエイダンは、ロックバンド「クイーン」を裏で支え続けた音楽プレーヤー”ジョン・リード”役を演じました。興行収入130億円を突破した本作のヒットともに、エイダンの名は世界規模で広まりました。
エイダン・ギレンの出演作
10代から演技に目覚めたというエイダン・ギレンは今までどのような作品に出演してきたのでしょうか。見やすさを考慮して、日本で公開されている作品のみ一覧で紹介していきます。
- 2002年 ファイナル・ステージ
- 2003年 シャンハイ・ナイト
- 2008年 パニック・エレベーター
- 2009年 12ラウンド
- 2011年 ブリッツ
- 2012年 ダークナイト ライジング
- 2012年 シャドー・ダンサー
- 2015年 メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮
- 2016年 シング・ストリート 未来へのうた
- 2016年 キング・アーサー
- 2018年 メイズ・ランナー:最後の迷宮
- 2018年 ボヘミアン・ラプソディ
- 2000年 ダークリング/暗黒のフォース
- 2004~2008年 THE WIRE/ザ・ワイヤー
- 2005年 ロー&オーダー
- 2009年 大暴落 サブプライムに潜む罠
- 2010年 刑事トム・ソーン 臆病な殺人者
- 2010年 刑事トム・ソーン 声なき目撃者
- 2010年 IDクライム
- 2011~2017年 ゲーム・オブ・スローンズ
- 2019年 プロジェクト・ブルーブック
エイダンが出演したおすすめ作品①:ゲーム・オブ・スローンズ
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、小説シリーズ「氷と炎と歌」を原作とし制作されたテレビドラマシリーズです。2011年から放送が始まり、2019年5月に最終話が放送されました。
王都にある鉄の王座をめぐって7つの国が争うというのがこのドラマのざっくりとした物語です。
このドラマでエイダンはシーズン1~7まで登場する、ベイリッシュ家の当主”リトル・フィンガー”ことピーター・ベイリッシュ役を演じています。
派手な合戦シーンや、CGを使った演出はさながら映画のようなクオリティで、映像の迫力に見入ってしまうはずです。またシリーズごとに主人公が変わっていく物語は、今までにない感覚で楽しむことができるでしょう。
エイダンが出演したおすすめ作品②:ブリッツ
『ブリッツ』は、ジェイソン・ステイサムが主演のサスペンスアクション映画です。
ロンドン市警町の荒くれ刑事ブラントが、新任警部のナッシュと警官ばかりを狙う連続殺人事件の犯人「ブリッツ」の行方を追うというのがこの作品の物語です。
この作品でエイダンは、事件の犯人である「ブリッツ」役を演じています。
犯行を予告して警官を殺していく、劇場型の犯人との駆け引き戦はこの作品の見どころです!IQが高い犯人を追い詰めていくドキドキなストーリー展開は必見です!
エイダン・ギレンの今後の出演作
エイダンの今後出演が決まっている作品は、2020年1月に公開予定のドラマ「プロジェクトブルーブック」シーズン2です。
このドラマは、アメリカで目撃された謎の飛行物体や宇宙人に関して政府が行った調査「プロジェクト・ブルーブックを元に制作されました。
シーズン1は2019年1月からアメリカで放送が始まり、初回放送の合計視聴者数は350万人を記録。放送したヒストリーチャンネルの初回歴代最高視聴率を塗り替える大ヒットを記録しました。
エイダンは主人公のハイネック博士を演じています。シーズン1がヒットしたことにより、シーズン2への期待度が高まっている中、物語がどう展開されていくのか気になりますね!
エイダン・ギレンの交際相手は?
エイダンは2001年に一般人のオリビア・オフラナガンと結婚しました。二人の間には1997年生まれたベリーと、2000年に生まれたジョーという二人の子供がいます。
しかしエイダンとオリビアは、13年間の結婚生活を経て離婚しました。
現在エイダンは、アイルランド人の歌手兼女優カミラ・オサリヴァンと交際しています。エイダンとカミラの交際は、2015年にあったU2コンサートで二人が一緒にいるところが目撃され発覚しました。
一度の離婚を経験しているエイダンですが、現在は新しい彼女を見つけ、幸せに過ごしているそうなので今後ともエイダンとカミラの関係を応援していきたいですね!
エイダン・ギレンのキャリアは、ピンボール?
エイダンは、米雑誌interviewに自分のキャリアについて聞かれたところ「(自分のキャリアは)直線っていう感じじゃないな、ピンボールみたいな?ともかく僕にとってそれはいいことなんだ。」と答えました。
そして「あるタイプのキャラクターを演じて成功すると、同じタイプの仕事がやってくる。そうするとその役をやるかやらないかを選ぶことができるよね。僕はそういうのを避ける傾向がある」とも答えました。
ある一定のキャラクターを演じたくないというエイダンの出演作を振り返ってみると、確かに同じようなキャスティングを避けていることが見受けられます。
自身が表現したようにエイダンのキャリアはまさにピンボールのようなのかもしれません。一定のキャラにこだわらず、新しい役に挑戦していく彼のキャリアは今後より磨き上げられることになりそうですね。
まとめ
今回は10歳から演技に目覚め、キャリアを積んでいき2011年の放送のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の出演で人気俳優となったエイダン・ギレンについて紹介しました。
エイダンがなぜここまで人気になれたのか。それはある一定のタイプのキャラクターを演じることなく、新しい役にチャレンジしていく彼の精神にありました。
今回の記事を通して少しでもエイダン・ギレンについて興味を持っていただけたのなら、彼の主演作にも触れてみては?とくにこの記事でおすすめとして紹介した2作品は優先的に観てみてください。