海外ドラマや映画を見ていて、エディ・レッドメインというキャストが目に入ったことはありませんか?彼は今ハリウッドに欠かせないとまで言われる有名人気俳優です!
そんなエディの生い立ちからデビュー作、そして受賞歴などもご紹介します。彼の存在感溢れる出演作4選についても触れるので、この記事を読んで興味を持っていただけると嬉しいです。
(出典:https://www.excite.co.jp/news/article/Frontrow_17244731/)
エディ・レッドメインって?
エディ・レッドメインは、1992年から活動しているイギリスの俳優です。25年以上にも及ぶ俳優活動の中で、エディは数多くの賞を獲得。今では洋画マニアでなくとも、多くの人が知っている人気俳優です。
今回はそんなエディ・レッドメインの家族構成からデビュー作、受賞歴や作品4選をご紹介していきます。まずは簡単なプロフィールからご覧ください。
- 本名:エドワード・ジョン・ディビッド・レッドメイン
- 生年月日:1982年1月6日
- 年齢:37歳(2019年現在)
- 出身:イングランド・ロンドン ウェストミンスター
- 身長:184cm
レッドメイン家とエディの交友関係
エディ・レッドメインの生まれた家庭は超エリートだと言われています。父親のリチャードは銀行の頭取、母親のパトリシアは経営者。兄のチャールズは企業家で、ジェームズは銀行の重役です。
エディは2014年6月に、学生時代からの知り合いであるハンナ・バグショーと結婚しました。その際にハンナの両親から承諾をもらったという話は有名で、彼のハンナを大切にしたいという想いが伝わってきますね。
結婚した2年後の2016年には第1子、さらに2年後の2018年には第2子が誕生しています。公私ともに充実するエディの今後の活躍に、ますます期待がかかりますね。
同級生はウィリアム王子
エディが通っていたイギリスの名門であるイートン校では、なんとウィリアム王子と同級生でした。しかも同じラグビーチームに所属していたそうです。
ちなみにエディの曾祖父は、リチャード・レッドメインという鉱山技術者。1800年代の終わり頃に、キャサリン妃の先祖であるジョン・ハリソンと働いたことがあるそうです。
レッドメイン家とイギリス王室の繋がりに、運命を感じずにはいられませんね。
気になる恋愛のウワサ
エディはハンナと結婚する以前、歌手のテイラー・スウィフトや女優のキャリー・マリガンとの関係をささやかれていました。
しかしテイラーとは会ったものの、デートすらしていなかったようです。キャリーとは一時親密ではあったようですが、本気ではなかったのか破局しました。
尊敬し合う友人 ベネディクト・カンバーバッチ
エディはかつて「ブーリン家の姉妹(原題:The Order Boleyn Girl)」という映画作品で、ベネディクト・カンバーバッチと共演しています。
エディと同様にイギリス出身俳優として活躍するベネディクトとは、互いの経験を語り合うことのできる友人だとか。
ですが二人はライバル関係ではなく、互いを才能ある素晴らしい人物だと思い、尊敬し合っているようです。
エディの役者歴 舞台や映画の初出演は?
エディ・レッドメインは10歳の頃から演技のレッスンに通い、11歳の時には「オリバー!」という作品で舞台デビュー。それから16歳の頃に、「アニマルアーク」という児童本ベースのテレビ番組に出演しています。
正式にプロの役者としてデビューしたのは2002年で、エディが20歳の時です。シェイクスピアズ・グローブという劇場で、「十二夜」の主人公であるヴィオラ役を演じました。
その翌年である2003年にケンブリッジ大学を卒業したエディは、モデル業もこなしながら演劇の道を進んでいきます。
そして2006年、ザ・デンジャラス・マインド(原題:Like Minds)という作品でとうとうスクリーンデビューを果たしました。
エディ・レッドメインの輝かしい受賞歴
様々な作品でデビューしたエディ・レッドメインは、続々と功績を打ち立てていきます。それらをまとめて、以下の表に記載いたします。
西暦 | 作品名 | 受賞 |
2005年 | 山羊…それって…もしかして…シルビア? |
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2009年 | Red |
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2013年 | 博士と彼女のセオリー(原題:The Theory of Everything) |
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さらにノミネート作も複数あり、今後も続々と名誉ある賞を獲得していくことでしょう。
最低助演男優賞!? ゴールデンラズベリー賞とは
前項で挙げた輝かしい受賞歴とは裏腹に、エディ・レッドメインはゴールデンラズベリー賞・最低助演男優賞を獲得しています。
- ゴールデンラズベリー賞とは、その年で最低の映画に贈られる賞のこと。ラジー賞とも呼ばれています。
- 作品賞のほか、俳優や監督、脚本などにも贈られます。
獲得したのは「ジュピター(原題:Jupiter Ascending)」という、2015年のSFアクション映画です。
主人公のジュピターは、毎日ひたすら働く辛い現実を過ごしていた。だがある日突然、正体不明の何者かに襲われる。そこへ突然現れた強靭な戦士ケイン。ジュピターはケインに助けられ、自分が宇宙最大の王朝の王族だという衝撃の事実を知らされる。そしてケインは身分こそ最下級だが、戦いに勝つためだけに遠い星で遺伝子操作によって作られた究極の戦士だった。
王朝では今、宇宙の支配権を巡って3人の継承者たちが争っていた。ジュピターは、彼らの亡き母と同じ遺伝子配列を持った生まれ変わりとして地球を引き継ぐことになっているのだが、その地球を3人は狙っていたのだった。10万年前から支配してきた全人類を、今まさに滅ぼそうとしているのだ。ジュピターとケイン、身分違いのため決して結ばれない運命の2人が今、人類の危機に立ち向かう──!(出典:https://luckynow.pics/jupiter/)
あらすじは引用の通りで、宇宙を巡った壮大な話であることが分かりますね。エディはバレム・アブラサクスという宇宙人の役で出演していますが、その演技はあまり評価されなかったようです。
エディ・レッドメインの出演作①:レ・ミゼラブル
ここからはエディ・レッドメインの出演作品の中でも、特に選りすぐりの作品をご紹介させていただきます。
まずは「レ・ミゼラブル(原題:Les Misérables)」。これは同名ミュージカルの映画化作品で、エディはマリウス・ポンメルシー役で出演しています。
舞台は19世紀、フランス革命後のパリ。貧しさからパンを盗み、19年間投獄されたジャン・バルジャンの生涯を描いた作品。
エディの演じるマリウスは、裕福な家柄出身でありながら、王政に反対する組織に属する青年です。蜂起と恋に揺れ動きつつ、様々な人間の死に直面していきます。
エディ・レッドメインの出演作②:博士と彼女のセオリー
続いて紹介するのは「博士と彼女のセオリー(原題:The Theory of Everything)」です。
第87回アカデミー賞で5部門もノミネートされ、前項にもある通り、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞しています。
「博士と彼女のセオリー」は物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と妻ジェーンの関係を描いた作品となります。
エディはALS(筋肉が徐々に動かなくなる難病)を発症したホーキング博士を熱演し、本人は涙を流すほど心を打たれたといいます。
エディ・レッドメインの出演作③:リリーのすべて
さらにご紹介させていただくのは、「リリーのすべて(原題:The Danish Girl)」という作品です。エディ・レッドメインはアイナー・ヴェイナーとして主演を務めています。
自身の性の違いが精神疾患として扱われていた時代に、性別と愛について描く本作品。予告編動画を見ていただければお分かりでしょうが、エディの役への入りっぷりが凄まじい。
エディはこの作品でゴールデングローブ賞、アカデミー賞にノミネートされ、ますます演技の幅が広がったとされています。
エディ・レッドメインの出演作④:ファンタスティック・ビースト
最後にご紹介するのは、「ファンタスティック・ビースト」シリーズ。もはや知らない人がいないほどの超有名ファンタジー巨編「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフ作品です。
現在では既に第1作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」と、第2作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」が公開されています。
ちなみに全5作の予定で、第3作は2021年公開。第4作は2022年、第5作は2024年の公開とされています。
「ハリー・ポッター」シリーズを知らない方でも楽しめますし、知っている方ならより深く楽しめる作品です。興味がありましたら、ぜひご覧になってみてください。
まとめ
エディ・レッドメインの活躍ぶりを少しでも理解していただけたでしょうか? もっとも列挙したのは一部でしかなく、彼はもっと多くの作品でその才能を発揮しています。
まだ日本では公開されていない新作冒険映画、「ジ・エアロノーツ(原題)」にもエディが出演しています。邦題はまだ未定で、日本での公開は2020年の春とのこと。
これからの活躍にますます期待膨らむ俳優、エディ・レッドメインについて以上ご紹介させていただきました。この記事をきっかけに、彼の出演する多くの作品に触れていただけたら嬉しいです。