蒼井優初主演『ニライカナイからの手紙』をネタバレありで解説!

2005年に公開された映画『ニライカナイからの手紙』は、蒼井優が初主演を果たした家族愛に溢れる作品です。

今回はそんな『ニライカナイからの手紙』のあらすじや登場人物といった基本情報から、映画が放つ見所をネタバレありで解説していきます!

(トップ画像出典:https://image-sc.sakuhindb.com/ani_imgj/7_NIRAIKANAI_20_27S_20LETTER_60jpmovie.html)

『ニライカナイからの手紙』の概要

映画の概要
  • 公開日:2005年6月4日
  • 主演:蒼井優
  • 監督:熊澤尚人
  • 脚本:熊澤尚人
  • 配給:IMJエンタテインメント/ザナドゥー
  • 上映時間:113分

『ニライカナイからの手紙』は2005年に公開された映画です。当時ブレイクし始めていた女優・蒼井優の初主演作品として話題になりました。

『ニライカナイからの手紙』のあらすじ

 

映画のあらすじ

沖縄本島から、はるか南の八重山諸島。そのうちの一つである竹富島で、父の死後、郵便局長であるオジイと2人で暮らしていた風希。毎年誕生日に、東京で暮らす母から届く手紙は、風希を励まし、勇気づけ、彼女にとって何よりの宝物であった。

いつしか亡き父のカメラを手に写真の練習を始める風希。14歳の誕生日に20歳になったら全てを話すという内容の手紙が届き、その約束を信じる風希は高校を卒業して上京する。そして20歳の誕生日がやって来る。

(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99)

『ニライカナイからの手紙』の登場人物・家族編

安里風希 (演…蒼井優) 

幼い頃に東京に行った母を想い続ける少女。カメラが好きで、高校卒業後に母がいる東京でカメラマンのアシスタントとして働きます。

蒼井優は本映画が初主演となる女優で、他には『フラガール』や『オーバー・フェンス』などに出演。2019年6月にお笑い芸人の山里亮太と結婚したことで話題になりました。

安里尚栄 (演…平良進

竹富島で郵便局長をしている風希の祖父です。島に住む人のことを第一に考え、風希にも島の仕事をして欲しいと考えています。

頑固そうな雰囲気のお爺さんを演じたのは沖縄出身の俳優、平良進。『綾船』という劇団の主宰を務めています。『ちゅらさん』など沖縄が舞台の作品に多数出演しました。

 安里昌美 (演…南果歩)

風希の母親で幼い彼女を竹富島に残し、東京へと旅立ちました。毎年風希の誕生日に彼女に向けた愛情たっぷりの手紙を送ってきます。

安里昌美役は1985〜1987年度版『3年B組金八先生』や『定年女子』に出演していた女優の南果歩です。2018年まで俳優の渡辺謙と結婚していました。

『ニライカナイからの手紙』の登場人物・その他編

内盛海司 (演…金井勇太)

風希の地元竹富島に住む少年で、風希に片思いしています。写真家の夢を追う彼女に感化されて沖縄の楽器『三線』を練習し、弾き語りを風希に聴かせてあげました。

純朴そうな田舎の少年、海司を演じたのは『ズッコケ三人組 怪盗X物語』や『十五才 学校IV』で主役になったこともある俳優の金井勇太。

相葉幸子 (演…中村愛美)

風希が住み込みで働くことになった東京のカメラスタジオの元・アシスタント。人使いが荒すぎるカメラマンの崎山に嫌気がさし、風希と入れ替わる形で辞めてしまいました。

仕事を辞めたのに、風希のことを気にかけてくれる優しさを持つ幸子役の中村愛美は、『GTO』や『ペルソナ』に出演していた女優です。

崎山 (演…斎藤歩)

写真家を目指して上京した風希が働くスタジオのカメラマン。最初は彼女が少しでもミスをすると激昂するとても厳しい人でしたが、徐々に仕事を覚えていく内に怒らなくなります。

いかにも業界人という感じの男、崎山を演じたのは俳優であり演出家や演劇プロデューサーも兼務している斎藤歩(画像右)です。舞台に映画にテレビドラマにとマルチに活躍しています。

『ニライカナイ』とは(※ネタバレあり)

『ニライカナイ』とは沖縄弁で『ニライ』(根の方)という単語と『カナイ』(彼方)という単語が組み合わさった言葉です。(※諸説あり。)

昔から沖縄や鹿児島県奄美群島周辺で伝わっている伝承で『理想郷』という意味があります。

東(辰巳)の方角の海の彼方や海底、あるいは地の底にあり、亡くなった人の魂が還る場所と考えられているようです。

映画タイトルから察せられる通り、母の昌美は既に亡くなっており『ニライカナイ』=『天国』から送られてくる手紙という意味になっています。

蒼井優の初々しい演技に注目

『ニライカナイからの手紙』の注目ポイントは、なんといっても蒼井優の初々しい演技です。

今でこそ多数の話題作に出演して高い演技力を誇る彼女ですが、当時はまだ弱冠二十歳の若手芸能人でしかもモデルの仕事の方が多く、女優業はほとんどありませんでした。

19歳の時に参加した釜山国際映画祭がきっかけで、本格的に女優への転向を決意した蒼井優の初主演作品。ほんわかする沖縄弁と自然で素朴な表情が可愛らしい、彼女の演技に注目してみてください。

沖縄らしい穏やかな音楽が心地よい

『ニライカナイからの手紙』は劇中で流れる音楽がどれも最高です。

沖縄の気候や島民たちの穏やかな性格を象徴しているかのような、ゆったりとした優しい曲調はヘタしたら本編そっちのけで聴き込めるほどの心地よさがあります。

沖縄出身の歌手、永山尚太が担当した主題歌『太陽ぬ花』のライブ映像をご覧ください。

綺麗に終わった本編の後に、このしっとりしたギターの音色と穏やかな声が流れてくるんですよ?癒し効果抜群ですよね。

終始続く淡い映像に心洗われる

『ニライカナイからの手紙』は映像の作り方にもこだわりを感じる作品です。

映像が終始淡い色合いに統一されており、神々しさといいますかなんとなく神聖な場所という雰囲気が漂い『ニライカナイ(天国)』を意識しているかのような作りになっています。

また、風希にとって母から毎年送られてくる手紙は心の支えであり「姿は見せられないけど、母はいつでも風希を見守っているよ。」というお母さんの想いが伝る素敵な手紙です。

そんな『母の愛情が詰まった手紙』を読んで、日々を強く生きようとする風希の心理描写が、この淡く優しい映像に現れているのではないでしょうか。

『ニライカナイからの手紙』の評価・感想

『ニライカナイからの手紙』の評価は映画.comでは3.3、Filmarksでは3.4、Yahoo!映画では3.62と、平均よりやや上な印象です。

実際に映画を見た人の感想もいくつか紹介しますので、参考にどうぞ。

あたたかい。素人の方々が多く出演されてるのか、はじめ 棒読み〜〜と思ってしまったが、その感じがなんともほんわりとした温かさになってる気がする。口数の少ないオジイの気持ち、手紙を残す母の気持ち。泣ける。そして島の風景が美しい。蒼井優ちゃんはうまいな。

(引用:https://filmarks.com/movies/18181?page=20)

沖縄の人の穏やかな雰囲気や、伝わってくる家族愛に泣けるという好意的な感想ですね。

蒼井優の演技は、素朴ながら心をグッと掴まれる芯の強い役者さんで大好きです。
この映画でも、心惹かれました。心穏やかな気持ちで終始観ることができました。
ストーリーにも蒼井優にも泣かされた作品でした。
舞台の沖縄もとても気に入りました。

(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/321928/review/168/?c=30&sort=lrf)

こちらは蒼井優さんの演技力を評価する感想です。沖縄の雰囲気も良かったようです。

ひところの量産型ドラマっぽい、あざとい演出が響いてこない。
特に後半の泣いてくださいと言わんばかりのくどいシーン。
「母からの手紙」?それは泣くだろうけど、卑怯なやり口だと思う。

蒼井優のかわいらしさと
沖縄の離島の生活が垣間見れるのがイイトコロか

(引用:https://eiga.com/movie/41339/review/)

上記2つとは裏腹に否定的な意見です。あからさまに『泣かせようとする』演出があまり好みではなかったようですね。

『ニライカナイからの手紙』の紹介まとめ

『ニライカナイからの手紙』は2019年9月現在、インターネットではU-NEXTのみでしか配信されておりません。なので今すぐ視聴したい方はレンタルビデオ店へどうぞ。

お互いを想い合う家族愛に包まれた優しい映画です。親元を離れ、毎日仕事で忙しく暮らしている方なら必ずと言っていいほど泣けます。ぜひ視聴してみてください。

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んで『ニライカナイからの手紙』が気になったら、実際に作品を観ていただけると嬉しいです。

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ごはん

ごはんと申します。桃屋・ドラゴンボールとは一切関係ございません。 理想の生き方実現に向け、生活環境改造計画進行中。忠犬のごとく「待つ」ことが得意です。webライターとしては主に旅行・映画関係の記事を執筆しております。何事もやり過ぎてしまう傾向があり、ブレーキの踏み加減を日々確かめています。座右の銘は“求めよさらば与えられん”。