今回は2006年9月23日全国公開の映画「フラガール」について紹介をします。実はこの作品、翌年には韓国でも公開をされていました。知っていましたか?
そんな日本にとどまらず海外進出もした「フラガール」は一体どんな映画なのか、ぜひ読んでみて下さい。
(トップ画像出典:https://eiga.com/movie/1435/photo/)
フラガールの概要
映画「フラガール」は2006年に9月23日に公開された日本映画です。常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人たちの実話です。
今作品は興行収入14億円で、第79回アカデミー賞の外国語映画賞の日本代表への選出や、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれるなど大ヒットした映画になりました。
メガホンを取ったのは李 相日(り そうじつ)監督で在日朝鮮人3世になります。その他監督作品は「許されざる者(2013年)」や「怒り(2016年)」が代表作です。
フラガールのストーリー
昭和40年(1965年)の福島県いわき市の常磐炭鉱を舞台に、炭鉱で働く人々が職場を失う現実・苦悩に立ち向かっていました。
そこで、この現状を打破するべく、豊富な温泉を利用したレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」(現:スパリゾートハワイアンズ)の構想が練られました。
この施設の目玉となる、「フラダンスショー」のダンサー募集がかかり、初子(池津祥子)と小百合(山崎静代)をはじめとする女の子たちが平山まどか先生(松雪泰子)のもと奮闘し脚光を浴びるまでの物語です。
主なフラガールのキャスト陣
平山まどか役 – 松雪泰子: 1972年11月28日生まれの女優で代表作はドラマ「Mother」やNHK大河ドラマ「平清盛」です。
吉本紀夫役 – 岸部一徳: 1947年1月9日生まれの俳優・ミュージシャン。ベーシスト・作詞家です。
谷川紀美子役 – 蒼井優:1985年8月17日生まれの女優で代表作はドラマ「おせん」や映画「るろうに剣心京都大火編 / 伝説の最期編」です。
木村早苗役 – 徳永えり: 1988年5月9日生まれの女優で代表作はNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」です。
熊野小百合役 – 山崎静代:1979年2月4日生まれのお笑い芸人(南海キャンディーズ)・元ボクサー・女優です。
山ちゃんと結婚!話題の「蒼井優」とは?
蒼井優さんは前述しているように、ドラマ「おせん」や映画「るろうに剣心京都大火編 / 伝説の最期編」映画「東京家族」など様々なドラマや映画に出演している実力派女優です。
2019年6月には南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太さんと結婚をし、「美女と野獣カップル」と世間を賑わせました。ちなみに発表当時は「山ちゃん」がTwitterの世界トレンド1位になったそうです。
山ちゃんと蒼井優の結婚はフラガールがきっかけ??
「しずちゃん」の愛称で親しまれる南海キャンディーズの山崎静代さんが出演していますが、共演の蒼井優さんとはこの映画「フラガール」の撮影を気に親友の仲にまでなったそうです。
そしてしずちゃんは、相方の山里亮太さんに親友の蒼井さんを紹介したのが結婚に繋がったそうです。
結果しずちゃんは「美女と野獣カップル」のお二人の恋のキューピットになり、もとを辿れば「フラガール」がきっかけとなったわけですね。
主題歌
映画「フラガール」の主題歌は「フラガール~虹~」という楽曲で唄うのはシンガー・ソングライターの照屋実穂さんです。
高音の綺麗な歌声が響くこの曲は聴いているだけで「フラガールたちがフラダンスを踊っている」ような情景が想像できる曲ですね。
主題歌を唄う照屋実穂さんは、2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災をしたいわき市に、何度もボランティアでLIVEを行い、その際「フラガール~虹~」を歌った時は多くの方が涙したそうです。
フラガールの秘話
映画「フラガール」の上映以前は、「スパリゾートハワイアンズ」ではフラダンスショーはプールに設立された一時的なショータイムの認識が強くて、休息や食事の間に見物するお客さんが多かったのです。
しかし映画の上映以降は、ショーを目的としたお客さんが増え、特に長期休暇期間には30分前には席が埋まり、立ち見客や二階テラスからの見物客が出るほどの賑わいとなっています。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災したいわき市を支援するために、「フラガール」に出演した松雪泰子さん、蒼井優さん、山崎静代さんらが1000万円の義援金を送ったことでも再度話題になりました。
フラガールの口コミ・感想
「フラガール」は概要でも説明した通り、第79回アカデミー賞の外国語映画賞の日本代表への選出、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞の受賞など大ヒット映画になります。以下が口コミの一部です。
・ラストのステージでの蒼井優の自信満々の表情が印象に残る。キャストも粒ぞろい。方言もそれなりに出来ている。
・石炭からガソリンへの転換期、炭鉱の閉鎖を考えて、観光産業を生み出した当時の実話であることに驚いた。
フラダンスをかなり練習したメンバーの動きが凄い。・ドラマとしてはベーシックで物語のアップダウンは解りやすい。日本アカデミー賞受賞したのはタイミングもあったがその実力は十分の作品と思う。
(出典:https://eiga.com/movie/1435/review/)
ぜひ行くべき!スパリゾートハワイアンズとは?
「フラガール」で舞台となる「スパリゾートハワイアンズ(旧:常盤ハワイアンセンター)」ですが一体どういった施設なのでしょうか?
「スパリゾートハワイアンズ」はテーマパークと4つのホテルを有する福島県いわき市にある巨大レジャー施設です。
「フラガール」にも出てくるフラガールショーやファイヤーナイフダンス、日本最大級の温泉やプールがあり家族連れにも若者にも大人気の施設が整っています。
特に目玉の2017年7月に増設されたボディスライダーの「ビッグアロハ」は高低差が約40.5メートル(ビル10階の高さ)で全長約283メートルと日本一のボディスライダーとしてその名を馳せています。
- スパリゾートハワイアンズ(運営会社:常磐興産株式会社)
- 住所〒972-8326 福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
- TEL 0570-550-550(ナビダイヤル) FAX 0246-44-6220
- 公式ホームページhttps://www.hawaiians.co.jp/(出典:https://www.hawaiians.co.jp/)
まとめ
今回は映画「フラガール」についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
私の個人的な意見ですが、今作品を見た後は「スパリゾートハワイアンズ」に行きたくなる気持ちが高まりました。
ぜひ「フラガール」を観てフラダンスの魅力に触れた後は、ぜひ「スパリゾートハワイアンズ」に訪れて、実際のフラダンスショーを見てみてください。
インターネット上ではAmazonプライム・ビデオや、Huluでも視聴できますし、DVDならレンタルなどもありますので気になった方はぜひご視聴ください。
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