「もうすぐ『ヴァニタスの手記(カルテ)』っていうアニメが始まるけど、まずはネタバレを見てからアニメを観るか決めたいなぁ」
筆者はアニメ放送スタートを心待ちにしている今作ですが、作品名だけではどんな内容なのかサッパリ分かりませんよね。
そこでこの記事では、『ヴァニタスの手記』原作コミック第1話の内容を、ガッチリとネタバレしていきます。
その第1話を無料で読めるサイトも紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/VEzNEzBUBn8)
『ヴァニタスの手記』ってどんな作品?
まずは『ヴァニタスの手記』がどんなストーリーを辿る作品なのか、軽く紹介します。
今作はヴァンピールと呼ばれる吸血鬼たちを、主人公:ヴァニタスが救っていくという作品ですよ。
ヴェンピールは自分にとっての本当の名前:真名を歪められることで、吸血衝動が抑えられなくなって人を襲っていきます。
そんなヴァンピエールを、ヴァニタスが”ヴァニタスの書”と呼ばれる魔導書を使って、正常に戻していくストーリーとなっています。
『ヴァニタスの手記』のメインキャラを覚えておこう
ここでは今作のメインキャラを2人紹介します。ネタバレの中心に関わってくるキャラなので、ぜひ覚えてくださいね。
ヴァニタス(声:花江夏樹)
“蒼月の吸血鬼”と呼ばれる人物から、名前&ヴァニタスの書を受け継いだ主人公がヴァニタスです。
「吸血鬼(ヴァンピール)の専門医」を自称しており、目的の為なら手段を選ばないところがありますよ。
そんな彼に声をあてるのは、アニメ『鬼滅の刃』で竈門炭治郎(かまどたんじろう)を演じた花江夏樹さんです。
ノエ(声:石川界人)
ヴァニタスの書を探しに、田舎からパリへとやってきた吸血鬼の青年であるのがノエです。
高い戦闘能力&戦いのセンスを持っており、自分の感情に正直に行動するタイプですよ。
そんな彼に声をあてるのは、アニメ『魔王城でおやすみ』であくましゅうどうしを演じた石川界人(かいと)さんです。
『ヴァニタスの手記』のネタバレを紹介:パリへ向かうノエ
幼い頃のノエは、丁寧な言葉遣いをする大人から「おまえの命である”真名”を奪われてはいけないよ」と教わります。
そして大人になったノエは、愛猫:ムルと共に飛行船に乗ってパリへ。その船の中で、彼は貧血で倒れそうになったアメリアという女性を助けます。
アメリアと話す中でノエは「ヴァニタスの書を探している」と話しますが、その会話の最中でアメリアは寒さを感じはじめました。
そしてまたしても倒れそうになった彼女の目は紅く光り、アメリアが吸血鬼(ヴァンピール)であることが判明します。
『ヴァニタスの手記』のネタバレを紹介:超人技で反撃!
その瞬間、飛行船の窓を突き破ってヴァニタスが登場。「みつけたあ!!」と言いながらアメリアに襲いかかります。
しかし間一髪で彼女を助けたノエは、ヴァニタスから「その女を渡せ」と言われても拒否しました。
そこからヴァニタスVSノエの戦いがスタート。しかしノエはアメリアを抱えているので、ヴァニタスの攻撃を避けるので精一杯です。
そしてノエに攻撃が当たると思われた瞬間、彼はアメリアを上に投げ飛ばしてヴァニタスに反撃。落ちてきた彼女をキャッチして、また逃げ始めました。
ヴァニタスに対して超人技を披露したノエ、彼もまたヴァンピールだったのです。
『ヴァニタスの手記』のネタバレを紹介:禍名(まがつな)とは?
その頃アメリアは、意識の中へ現れた黒いカゲに”真名”を奪われていました。そして凶暴化した彼女はノエの首筋に食らいつき、血を吸っていくんですね。
なんとかアメリアを引き剥がしたノエは、彼女の瞳と胸から「黒いナミダ」が出ていることに気づきます。
さらにイバラを出現させ、人間に襲いかかろうとするアメリア。それを邪魔したノエは殺されそうになりますが、ヴァニタスが間に入ったことでなんとか助かりました。
そしてヴァニタスにより、アメリアの”真名”が「荊の牢獄(エグランティーヌ)」という”禍名(まがつな)”に歪んでいることが判明します。
”禍名”とは…「改竄式(びょうま)」と呼ばれる黒いカゲによって歪められた”真名”のこと。
「改竄式(びょうま)」については何も判明しておらず、黒いカゲは生物なのか・ただのイメージなのか・何がキッカケで冒されるかも分かっていません。
『ヴァニタスの手記』のネタバレを紹介:彼女は治す!
”真名”を歪められたことで、吸血衝動を抑えられなくなっていたアメリア。
そんな彼女を「殺すんですか!?」と問うノエに、ヴァニタスは「オレはヴァンピール専門の医者。彼女は治す」と答えました。
そして懐からヴァニタスの書を取り出し、アメリアの意識へ入ったヴァニタス。彼は”真名”の歪みを解消して、アメリアを救い出しました。
ちなみにアメリアの”真名”は「春導く者(フローリフェル)」であり、ヴァニタスは「よく似合う名前だ」と語りかけます。
『ヴァニタスの手記』のネタバレを紹介:飛行船から落下!?
”真名”を取り戻して正気に戻ったアメリアは、お礼を言いながら気を失って倒れました。
これで一件落着…と思われましたが、そのタイミングで飛行船の警備隊が現れ、ヴァニタスたちに銃を向けます。
しかし別のアクシデントから飛行船の外へ落ちてしまったヴァニタス。そんな彼を助けるため、ノエも一緒に飛び降ります。
ヴァニタスの手を掴みながらノエが見た景色は、蒼い満月が輝いている夜空。そして着地に成功した2人は、なんとか生き延びました。
「ヴァンピールの意思に関係なくオレが救ってやる」
ノエは「アメリアを救うために何をした?」とヴァニタスに聞き、彼は「逆演算」と返答。
さらに「ヴァニタスの書の力で彼女の”真名”に干渉し、改竄式を取り除いた」とも言いました。
サラッと答えたヴァニタスでしたが、ノエは大きく感動。ヴァニタスを笑わせるほど、目をキラキラさせます。
そしてヴァニタスは「このままだとヴァンピールは滅ぶ&ヴァンピールの意思に関係なくオレが救ってやる」と言いのけ、2人は共に旅することとなりました。
そして最後に、ノエの「彼(ヴァニタス)をこの手で殺すまでの物語」という言葉が描かれて、第1話は終わります。
『ヴァニタスの手記』の原作コミックを無料で読んでみよう!
ここまで『ヴァニタスの手記』原作コミックの第1話をネタバレしましたが、この話はなんと無料で読むことができます!
2021年6月現在、コミックシーモア公式サイトにて第1話を「無料立ち読み」することができ、誰でも何度でも読めるんですね。
ヴァニタスやノエの暴れっぷりが堪能できるので、ぜひ読んでみましょう。
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『ヴァニタスの手記』のネタバレについての情報まとめ
吸血鬼(ヴァンピエール)と、彼らを治す医者との物語『ヴァニタスの手記』を、ネタバレ全開で紹介しました。
主人公であるヴァニタスが、ヴァニタスの書を使って暴走するヴァンピエールを治療していく作品ですよ。
かなり迫力ある戦闘シーン&”真名”を歪められたヴァンピエールが、アニメではどんなふうに描かれるのか楽しみです!
今なら原作コミック第1話を無料で読めるサイトも紹介したので、ぜひそれを読みながらアニメ放送を心待ちにしましょう。