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謎めいた男、リリーフランキーって一体何者!? 彼の多才な顔を紹介

「リリーフランキーって色んな所で見るけど、一体何者?」「ちょっとミステリアスだけど、何をしている人なんだろう?」と思ったこと、ありませんか?

あらゆる業界、あらゆるメディアに登場する彼のことが気になる方は、きっと多いことでしょう。

今回はそんな彼のプロフィールと職業、そして3つの代表作をご紹介いたします。興味のある方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。

(出典:https://www.gqjapan.jp/culture/celebrity/20181221/moty2018-lily-franky?utm_source%3dfeed%26utm_medium%3dnewspicks)

どんな人? リリーフランキーのプロフィールに迫る

リリー・フランキーは日本のタレントで、その多才さから様々な業界での有名人です。俳優、絵本作家、小説家、声優・ナレーターといった多彩な職業は、まさしくマルチタレントと呼ぶにふさわしいでしょう。

「一生でひとつのことをやり続けろ」という風に決めつけられたり、一つの型にハマるのが嫌なんだそうです。自らの可能性を最大限発揮しようと活動するその姿は、どの界隈でも存在感を感じさせてくれますね。

そんなリリーの詳細なプロフィールは、以下のボックスに記載します。ちなみに名前の由来は「どこの人か分からないような謎めいた名前にしたい」という想いが込められているそうですよ。

リリー・フランキーについて
  • 本名:中川 雅也
  • 生年月日:1963年11月4日
  • 出身:福岡県北九州市
  • 職業:俳優、イラストレーター、声優、ナレーター、放送作家、エッセイスト、ライター、ミュージシャン、作詞作曲家、ラジオパーソナリティ、デザイナー、フォトグラファー、アートディレクター、絵本作家、小説家
  • 所属事務所:ガンパウダー有限会社

活動の広さは交友関係の広さ!? リリーフランキーの人間関係

リリー・フランキーはラジオ番組で共演したことをきっかけに、福山雅治と友人になったそうです。一緒にいちご狩りに行くほどの仲である二人は、2013年の映画『そして父になる』で共演もしていましたね。

また漫画家・イラストレーターで知られるみうらじゅんと、ラブドールを一緒に買いに行った話も有名です。

他にも女優の加藤紀子、長澤まさみ、柴咲コウとの関係を噂されるなど、リリーは浮名を流すモテ男としても知られていますよ。

リリーの多彩な活動に伴う行動力や活力が、様々な人を惹きつけるのかもしれませんね。

リリーフランキーの多才な顔①俳優

俳優としてのリリー・フランキーは映画45本、ドラマ31本、舞台2作出演と凄まじい経歴です。他の職業も兼ねていることを考えれば、いったいいつ休んでいるのか疑ってしまいますね。

俳優デビューは2001年(当時37歳)の頃、『猛獣vs一寸法師』という映画で主演を務めた時です。それから少しずつ、映画俳優としてのキャリアを積み重ねていきました。

2010年(当時46歳)の頃からはテレビドラマでも起用され始め、『コード・ブルー』や『なつぞら』といった有名作にも顔を出していますよ。

また国内外で高い評価を獲得した2018年の映画『万引き家族』では、リリーが主演を務めています。これからもっと役と活躍の幅が広がることに、高い期待が持てますね。

リリーフランキーの多才な顔②イラスト業

リリー・フランキーは武蔵野美術大学の出身で、イラストに関わる活動も数多くこなしています。

まず1994年(当時31歳)の頃、森高千里のシングルCD『ロックン・オムレツ』のカバーイラストとPVアニメを担当しました。

それから日光アイスバックスのマスコットキャラクターや、SCANDALのCDジャケットイラストを手掛けたりしています。

また2001年には小学館から絵本作品『おでんくん』を出版し、テレビアニメになるなど話題になりましたね。

リリーフランキーの多才な顔③文筆業

リリー・フランキーはライターやエッセイストとしての顔も持っています。1987年頃(当時24~25歳)に初めて連載を持ち、ピークの時には30件も抱えていたそうです。

他にもリリーはエッセイ集『美女と野球』や、イラストコラム『エコラム』、初の小説『ボロボロになった人へ』なども刊行していますよ。

そして最も有名な代表小説は『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』で間違いないでしょう。2006年には本屋大賞を受賞し、200万部を超えるベストセラーになりました。

リリーフランキーの多才な顔④声優・吹き替え

リリー・フランキーは声優や吹き替えの仕事もこなしています。彼の声は落ち着きのある低音なので、そういった声の仕事にも向いていますね。

リリーは1999年(当時35歳)の頃、アメリカのコメディアニメ『サウスパーク』の吹き替えでイエス・キリスト役を務めました。

他にも日本の劇場アニメ『バケモノの子』で百秋坊(ひゃくしゅうぼう)の役や、フィンランドの長編アニメ映画『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』でコナー役を務めています。

俳優として役を演じるのと、声優として役を演じるのは違うといいます。それでも多くの作品に出演し続けられるのは、ひとえにリリーの演技力あってのことでしょう。

リリーの代表作①万引き家族

多彩な活躍を見せるリリー・フランキーですが、彼の携わる全作品を紹介するのは難しいです。そのため特に注目すべき代表作を、これから3つに絞ってご紹介させていただきますね。

まず『万引き家族』とは、2016年6月8日に公開された日本の映画です。第71回カンヌ国際映画祭では最高賞パルム・ドールを獲得し、興行収入は45億5000万円に達した大ヒット作品です。

あらすじ

治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

(出典:Yahoo! JAPAN映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/363357/story/)

主演のリリー・フランキーは日雇い労働者の柴田治を演じています。彼は生活の足しにするため、息子の祥太と共に万引きを繰り返していました。ですが虐待されていた少女を誘拐し、助けることになります。

社会的な善悪と人間的な善悪を問う、心に訴えかけてくるものの多い作品です。動画配信サービスやDVDレンタルなどで観られるので、ぜひご覧になってみてくださいね。

リリーの代表作②おでんくん

『おでんくん』は、2001年に小学館から発行されたリリー・フランキーによる絵本作品です。ちなみにおでんくんは作品主人公の名前でもありますよ。

『おでんくん』は、リリー・フランキーの絵本作品から生まれた物語です。
おでん屋台のお鍋の中にある、誰も知らない、おでん村のおはなし。

お鍋のなかのおでんたちは、ひょっこり地上に舞い降りたり、食べられて人間のココロと向かい合ったりしています。
世の中の不思議やいろんな奇跡。それは実はおでんたちの仕業かもしれないのです。

(出典:朝日放送テレビ がんばれ!おでんくん https://www.asahi.co.jp/odenkun/)

絵本としては2001~2002年の間に2冊刊行しています。テレビアニメは第1作、第2作合わせて192話も放送され、子供たちの人気を博しました。

残念ながら動画配信サービスはほぼなく、DVD購入やレンタルで観ることができるでしょう。あるいはテレビ再放送の予定を逐一確認してみるのもいいかもしれませんね。

リリーの代表作③東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜

『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』はリリー・フランキーによる長編小説で、2005年に扶桑社から刊行されています。テレビドラマ映画舞台化もされた大ヒット作ですよ。

あらすじ

1960年代。3歳のボク(オダギリジョー)は、真夜中に玄関の戸を蹴破って帰ってきた酔っぱらいのオトン(小林薫)にいきなり焼き鳥の串を食べさせられてしまう。オトンに手を焼いたオカン(樹木希林)はボクを筑豊の実家に連れ帰り、妹の“ブーブおばさん”の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボクを育て始めるのだった。

シネマトゥデイ (外部リンク)

(出典:Yahoo! JAPAN映画 https://movies.yahoo.co.jp/movie/326152/story/)

『東京タワー』はリリーの自伝的小説で、少年時代の青春から母と過ごす最期の日まで描いた作品です。

小説は電子化していないので、ネットショッピングか書店などでお求めください。また映画につきましては動画配信サービスやDVDレンタルで観ることができますので、そちらもオススメですよ。

まとめ

多才で謎めいたタレント、リリー・フランキーについてご理解いただけたでしょうか。彼は型にハマらない自由さと行動力から、様々な業界で存在感を発揮しています。

今は主に俳優として活動していますが、他の活動でも見かけることはあるでしょう。何せこれまで得た肩書きが多すぎるくらいですからね。

そんなリリーの代表作は『万引き家族』『おでんくん』『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』です。興味がありましたら、ぜひ目を通してみてくださいね。

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