ジョン・リスゴーといえば映画『猿の惑星: 創世記』やドラマ『3rd Rock from the Sun』などに出演した、ベテラン俳優です。
数々の作品で高い演技力を発揮したジョン。そんな彼のこと、あなたはどこまで知っていますか?
ということで今回はジョン・リスゴーの出演作品や交際関係などを紹介していきます。この記事を読めば、ジョンの経歴を詳しく知ることが出来ますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
(トップ画像出典:https://deadline.com/2019/11/bombshell-john-lithgow-roger-ailes-lionsgate-interview-news-1202795782/)
ジョン・リスゴーの基本情報
- 本名:John Arthur Lithgow
- 生年月日:1945年10月19日(2019年12月現在74歳)
- 出身地:アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター
- 職業:俳優
- 活動期間:1972年〜
- デビュー作:舞台『The Changing Room(1973年)』
ジョン・リスゴーは70年代から活躍しているニューヨーク出身のベテラン俳優です。
演劇プロデューサーの父アーサーと、女優のサラ・ジェーンの間に生まれました。
1973年にブロードウェイのステージに立ち、俳優デビューする
ジョン・リスゴーは1973年にブロードウェイミュージカルの『The Changing Room』に出演し、舞台俳優デビューしました。
『The Changing Room』は脚本家デビッド・ストーリーが手がけた、ラグビーを題材にした演劇です。ジョンはラグビー選手のケニー・ケンダルとして主要キャストを担当。
ジョン・リスゴーはこの演劇でトニー賞助演男優賞演劇部門や、ドラマ・デスク・アワード助演男優賞を受賞しています。
舞台俳優として数々の実績を残したジョン・リスゴー
『The Changing Room』以降も、ジョン・リスゴーは『二つの月曜日の思い出(1976年)』や『エム・バタフライ(1988)』といった舞台に出演します。
2002年公演のミュージカル『成功の甘き香り』で、ジョンはトニー賞主演男優賞(ミュージカル部門)を受賞しました。
ジョンは他にも『ペテン師と詐欺師(2005)』や『十二夜(2007)』等の舞台で活躍。2005年には舞台俳優として栄誉ある称号、“アメリカン・シアター・ホール・オブ・フェーム”を獲得しています。
アカデミー助演男優賞に2度ノミネートされた実力派!
ジョン・リスゴーは高い演技力を備えた実力派俳優として知られています。この項目ではジョンがアカデミー助演男優賞にノミネートされた2本の映画を紹介します。
1982年 ガープの世界
『ガープの世界』は特殊な生い立ちを持つ男性、ガープの人生に焦点を当てた物語です。ジョン・リスゴーは性転換した元サッカー選手、ロバータ・マルドゥーンとして登場します。
1983年 愛と追憶の日々
『愛と追憶の日々』は、オーロラ・グリーンウェイとその娘エマの、ギクシャクしながらも深い愛の関係を描いた作品です。ジョン・リスゴーは銀行員のサム・バーンズを演じました。
アクション映画『クリフハンガー』では悪役をこなす
性格俳優(個性的な役割が得意な俳優)としても有名なジョン・リスゴー。1993年公開の映画『クリフハンガー』では、人を殺すことを躊躇わない残忍な悪役として活躍します。
シルヴェスター・スタローン主演のアクション映画『クリフハンガー』は、ロッキー山脈を舞台に、武装強盗と山岳救助隊が激しい戦闘を繰り広げていくストーリーです。
ジョン・リスゴーは武装強盗集団のボス、エリック・クウェイランを演じました。
舞台・映画・ドラマ問わず大活躍し、多数の賞に選ばれる
80年代から2019年現在に至るまで、ジョン・リスゴーは舞台・映画・ドラマ問わず大活躍し、ゴールデングローブ賞やトニー賞、プライムタイムエミー賞といった、栄誉ある賞に何度も選ばれています。
2019年現在、ジョンは全部で66の賞にノミネートされ、その内21個を受賞しました。
また、2001年には一流ハリウッドスターの証、“ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム”にその名を刻んでいます。
ジョン・リスゴーの出演作品一覧
ジョン・リスゴーが出演している作品を一覧で紹介します。※一部抜粋。
※太字タイトルは、ジョン・リスゴーの演技が各賞に選ばれている作品です。
- 1981年 ミッドナイトクロス
- 1982年 ガープの世界
- 1983年 愛と追憶の日々
- 1983年 トワイライトゾーン/超次元の体験
- 1984年 フットルース
- 1984年 バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー
- 1984年 2010年
- 1985年 サンタクロース
- 1986年 ヴィクトリア
- 1987年 ハリーとヘンダスン一家 主演
- 1991年 リコシェ
- 1992年 レイジング・ケイン 主演
- 1993年 クリフハンガー
- 1993年 ペリカン文書
- 1994年 グッドマン・イン・アフリカ
- 1998年 シビル・アクション
- 2001年 シュレック CGアニメ
- 2004年 ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
- 2006年 ドリームガールズ
- 2011年 猿の惑星: 創世記
- 2014年 インターステラー
- 2014年 人生は小説よりも奇なり
- 2017年 パパVS新しいパパ2
- 2019年 ペット・セメタリー
- 2019年 レイトナイト 私の素敵なボス
- 2019年 スキャンダル
- 1983年 ザ・デイ・アフター テレビ映画
- 1986年 世にも不思議なアメージング・ストーリー
- 1996年〜2001年 3rd Rock from the Sun
- 2006年〜2008年 Twenty Good Years
- 2009年 デクスター 警察官は殺人鬼
- 2016年 ザ・クラウン
2000年に絵本作家としてもデビューしたジョン・リスゴー
ジョン・リスゴーは絵本作家としての顔も持っていて、2000年に『Remarkable Farkle McBride』というタイトルの絵本を出版して以降、定期的に作品を発表しています。
最新作の絵本は『Dumpty:The Age of Trump in Verse』。こちらは2019年10月に発売されました。
『Dumpty:The Age of Trump in Verse』は、アメリカの現大統領ドナルド・トランプがどんな活動をしてきたかを、風刺を交えつつ子供でも楽しめるように作られた絵本です。
ジョン・リスゴーの交際歴を紹介
ジョン・リスゴーは俳優デビューする前の1966年に、教師として働いていた女性、ジャン・テイントンと結婚しました。
2人の間には1972年に男の子が誕生します。しかし、ジョンが女優のリヴ・ウルマンと浮気したことにより、1980年に関係が壊れました。
ジャンと別れたジョンは、浮気相手のリヴとそのままくっつくのかと思いきや、彼女とも破局してしまいました。
その後、1981年にジョン・リスゴーはカリフォルニア大学で歴史の研究をしている教授、メアリー・イェーガーと再婚。2019年現在も2人の関係は続いているようです。
ジョン・リスゴーの紹介まとめ
2019年で芸歴47年にもなるベテラン俳優、ジョン・リスゴーについて紹介させていただきました。
ジョンの最新出演作品『ペット・セメタリー』が2020年1月17日から日本でも公開予定です。どんな活躍を魅せるのか、非常に楽しみですね!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでジョン・リスゴーへの関心が深まったら、出演作品をぜひ視聴してみてください。