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ミスコン出身の実力派女優ハル・ベリーは一体どんな人物?

ミスコン出身の実力派女優ハル・ベリーの、経歴や今まで出演してきた作品はどういったものなんでしょうか。

今回はそんなハル・ベリーの気になる情報についてたくさんまとめました。この記事を読めば女優ハル・ベリーの人物像がはっきり見えてくるはずです。なのでぜひ最後まで読んでみてくだい!

ハル・ベリーのプロフィール

  • 本名:Halle Maria Berry
  • 生年月日:1966年8月14日(2019年11月現在53歳)
  • 出生地:アメリカ合衆国 オハイオ州クリーブランド
  • 職業:女優

ハル・ベリーの父親はアフリカ系アメリカ人で、母親はイングランド系の白人です。ハルが4歳のときに父親のアルコール依存症が原因で両親は離婚しており、看護師だった母親のもとで育ちました。

ハル・ベリーという名前は地元クリーブランドにあるデパート”ハリーズ・デパートメント・ストア”にちなんで付けられたそうです。

ミスコン出身のハル・ベリー

ハルは、女優になる前は数多くのミスコンに出場していました。1986年には”ミスUSA”で2位、同年の”ミス・ワールド”で6位に輝いています。

数々のミスコンで上位を獲得し、モデルとなったハルは1989年のテレビシリーズ『Living Doll(原題)』の脇役で女優デビュー。

また1991年にはスパイク・リー監督の映画『ジャングル・フィーバー』で映画デビューを果たします。

そこから8年の間目立った活躍はありませんでしたが、1999年に主演を務めたテレビ映画『アカデミー 栄光と悲劇』で、エミー賞とゴールデングローブ賞をダブル受賞します。

ボンドガールに抜擢されたことがきっかけで有名女優に。

ハルが、一気に有名になったきっかけは2002年公開の映画『007 ダイ・アナザー・デイ』の出演です。

この作品でハルは、007シリーズのヒロイン役であるいわゆるボンドガールに大抜擢されます。この出演をきっかけに、彼女の実力が世界的に知られるようになり、一躍有名女優の仲間入りを果たします。

その後には、映画『キャットウーマン』(04年公開)でゴールデンラズベリー賞最低主演女優賞を受賞するなどハルの快進撃は止まらず、実力派女優の地位を確立します。

近年では、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(17年公開)や『ジョン・ウィック:パラベラム』(19年公開)といったアクション映画の出演が多く見られます。

ハル・ベリーの出演作

ミスコン出身のハル・ベリーは今までどのような作品に出演してきたのでしょうか。一覧で見ていきましょう。

映画
  • 1991年 ラスト・ボーイスカウト
  • 1991年 ジャングル・フィーバー
  • 1992年 ブーメラン
  • 1993年 クイーン
  • 1994年 フリントストーン/モダン石器時代
  • 1995年 クイーン・オブ・エジプト
  • 1995年 代理人
  • 1995年 クォーターバック
  • 1996年 エグゼクティブ・デンジョン
  • 1996年 ガール6
  • 1998年 ビューティフル・ブルワース
  • 1999年 アカデミー 栄光と悲劇
  • 2000年 X-MEN
  • 2001年 ソードフィッシュ
  • 2001年 チョコレート
  • 2002年 007 ダイ・アナザー・デイ
  • 2003年 X-MEN2
  • 2003年 ゴシカ
  • 2004年 キャットウーマン
  • 2005年 彼らの目は神を見ていた
  • 2005年 ロボッツ (声の出演)
  • 2006年 X-MEN:ファイナル ディシジョン
  • 2007年 パーフェクト・ストレンジャー
  • 2007年 悲しみが乾くまで
  • 2010年 フランキー&アリス
  • 2011年 ニューイヤーズ・イブ
  • 2012年 ダーク・タイド
  • 2012年 クラウド アトラス
  • 2013年 ムービー43
  • 2013年 ザ・コール 緊急通報指令室
  • 2014年 X-MEN:ヒューチャー&パスト
  • 2017年 チェイサー
  • 2017年 キングスマン:ゴールデン・サークル
  • 2017年 マイ・サンシャイン
  • 2019年 ジョン・ウィック:パラベラム
テレビドラマ
  • 1989年    Living Doll(原題)
  • 1999年    そりゃないぜ!?フレイジャー
  • 2014~2015年 エクスタント

ハル・ベリーが出演したおすすめ作品①:チョコレート

2001年に公開された映画『チョコレート』は、黒人女性と白人男性の交流をもとに人種差別問題をシビアに描いた人間ドラマです。

死刑囚の夫と一人息子を持つ黒人女性レティシアが、夫の死刑執行と息子の他界という悲劇にあってしまうのですが、この出来事をきっかけにある白人男性と恋に落ちていくというのがこの映画の物語です。

ハル・ベリーはこの作品の主演を務めたことで、有色人種初のアカデミー主演女優賞を受賞するという偉業を成し遂げました。

アメリカ南部特有のセンシティブな事情をテーマにしたこの作品では、改めて人種差別という問題がどれだけ悲しいことなのか、またそんな悲しい現実の中でも救いがあるということを教えてくれます。

ハル・ベリーが出演したおすすめ作品②:キャットウーマン

2004年に公開された映画『キャットウーマン』は、DCコミックスの人気シリーズ「バットマン」のキャラクターの一人である”キャットウーマン”を主人公としたヒーロー作品です。

広告デザイナーとして働く内気な性格のペイシェンスが、勤め先の化粧品会社の秘密を知ってしまい暗殺されるのですが、エジプトの猫神「マオ・キャット」の力で超人として蘇り、悪と闘ういうのがこの作品の物語です。

ハル・ベリーは主人公の”キャットウーマン”を演じたことで、ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優賞を受賞しています。

”キャットウーマン”が繰り広げるド派手でセクシーなアクションと、スピーディーなストーリー展開には圧巻されるでしょう。

ハル・ベリーの夫は?二度の離婚を経験?

ハルの現在の夫は、フランス俳優のオリヴィエ・マルティネスです。ハルとオリヴィエは2012年から交際を始め、翌年2013年に結婚しました。この結婚はハルの三度目の結婚です。

ハルの初めの婚約者は、MLB選手のデビッド・ジャスティスです。1993年に結婚しましたが、デヴィッドの暴力が原因で1996年に離婚しました。

二人目の婚約者はR&B歌手のエリック・べネイです。2001年に結婚し、彼の娘であるインディアを養子として迎えましたが、エリックの浮気が原因で2004年に離婚しました。

またカナダ人モデルのガブリエル・オーブリーと2005~2010年の間交際していました。二人の間には娘のナーラを授かっており破局の際、教育権を巡って長期に渡って争い、ハルが親権を獲得しました。

19歳のときから糖尿病と闘うハル・ベリー

ハルは19歳の時に糖尿病と診断されており、数年もの間、体に起きている状況を理解できずに恐怖に苦しめられる生活を送っていたそうです。

しかし、そこからハルは恐怖を克服し、自身の健康のために本気でライフスタイルを変えていくことに専念するようになります。

精製された砂糖とパンを断ち切り、野菜やたくさんの水を摂取するといったクリーンで健康的な食生活に切り替えたハルは、他にも脂肪、加工炭水化物の少ない食品を選りすぐって食事に取り入れているそうです。

またハルは”糖は毒”という言葉を掲げ、自身の娘たちの食事では砂糖の代わりにキシリトールを使用するといったこだわりを持っています。

50代とは思えないハル・ベリーの身体が話題に。

糖尿病と闘い続けているハル・ベリーですが、食生活のみならず、トレーニングもストイックに取り組み、若々しさをキープしている姿が話題を呼んでいます。

食生活についてハルは、アメリカのPeople誌で「パスタや砂糖が入ったものはほとんど食べない。お肉ベースの食生活よ」「お肉は食べる。鶏肉、牛肉、それと大量の野菜もね」と語っています。

そしてハルの極めつけはアスリートのようなトレーニング方法です。専属トレーナーと行う週3回のトレーニングは巨大タイヤを使った筋トレや、ヨガと種類は様々でハードなものばかりです。

そんなアスリート顔負けのトレーニングを行っているハルの身体は、スレンダーでありながら筋肉質で、お腹には綺麗に割れたシックスパックが浮き出ています。

まとめ

今回はミスコンに出場した過去を持ち、今もなお糖尿病と闘いながら、実力派女優としてトップに輝き続けているハル・ベリーについてまとめました。

健康についてとくに気を付け、アスリートのようなトレーニングを続けるハルのストイックさには驚きを隠せませんし、そのストイックさから手に入れた50代とは思えない美ボディには、惚れ惚れしてしまいますね!

この記事を通してハル・ベリーについて少しでも興味を持っていただけたのなら、彼女の出演作にも触れてみてくだい!

とくにこの記事で紹介した『チョコレート』と『キャットウーマン』の二本は優先的に見て欲しいオススメ作品となっています。

ABOUT ME
ちゃまる
東京在住の大学生です。ライティングを自分の武器にできるように努力します。