あなたはキャリー・マリガンという女優をご存知ですか?彼女は2009年公開映画「17歳の肖像」で主演を務めました。その際、数々の賞を獲得して注目を集めた女優です。
そんな彼女の現在の活動や、家族のことなどについて紹介をするので、ぜひ最後までご覧になってください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.cinemacafe.net/article/img/2010/03/04/7752/23822.html)
キャリー・マリガンの基本情報
- 本名:キャリー・ハンナ・マリガン(Carey Hannah Mulligan)
- 生年月日:1985年5月28日(2019年11月現在34歳)
- 出身地:イングランド・ロンドン
- 職業:女優・歌手
- 身長:170センチ
- 活動期間:2004年〜
- デビュー作:2005年映画『プライドと偏見』(イギリス映画、日本でも公開)
キャリー・マリガンの家族
キャリー・マリガンはイングランド・ロンドン市内のウェストミンスターで生まれます。インターコンチネンタルホテルのマネージャーだった父の仕事の都合で、彼女は3歳〜8歳までドイツに住んでいました。
また、彼女の母は大学講師を職にしていて、兄はイギリスの名門大学のオックスフォード大学を卒業するなど、勉学において優秀な一家です。
そんな一家で育った彼女も、イギリスの公立大ディング大学に入学が決まっていました。しかしその頃から役者を目指していた為、大学に入学せず役者として仕事を始めました。
キャリー・マリガンの代表作①
キャリー・マリガンが今まで出演してきた中で、代表作の一つが映画「17歳の肖像」です。この作品はキャリー・マリガンが初めて主演を務めた映画になります。
「17歳の肖像」は、第82回アカデミー賞で作品賞・主演女優賞・脚色賞にノミネートされ、興行収入2億6千万イギリスドルを獲得するなど、大ヒットした映画です。
キャリー・マリガンは当時24歳ながら16歳の役を演じ、英国アカデミー賞主演女優賞を受賞する活躍をして世間からも注目される女優になりました。
キャリー・マリガンの代表作②
キャリー・マリガンの代表作の二つ目は、2013年に公開された映画「華麗なるギャツビー」です。
「華麗なるギャツビー」は、日本でも人気の俳優レオナルド・ディカプリオが主演を務めたことで話題となりました。
キャリー・マリガンは、天真爛漫で美人な人妻のデイジー役として出演しています。デイジーは物語のキーパーソンを担っている人物の一人です。
映画「華麗なるギャツビー」は、全米で興行収入3億ドルを超える大ヒット作品となり、日本でも11億円を記録しました。
キャリー・マリガンの主な出演映画
上記ではキャリー・マリガンの代表作を紹介しました。次に、キャリー・マリガンが今までに出演をしてきた主な映画の紹介をしていきます。
- 2005年:プライドと偏見
- 2007年:And When Did You Last See Your Father?
- 2009年:パブリック・エネミーズ
- 2009年:17歳の肖像
- 2010年:わたしを離さないで
- 2011年:ドライヴ
- 2013年:華麗なるギャツビー
- 2015年:未来を花束にして
- 2017年:マッドバウンド哀しき友情
- 2018年:ワイルドライフ
2019年現在、芸歴16年目を迎えたキャリー・マリガンさんですが、今までにたくさんの映画に出演していますね。これからも様々な作品に登場してくれることでしょう。
キャリー・マリガンの受賞歴
次にキャリー・マリガンが、今まで受賞した賞について紹介していきます。
17歳の肖像(2009年)
- 英国アカデミー賞主演女優賞:受賞
- アカデミー賞主演女優賞:ノミネート
- ゴールデングローブ賞主演女優賞:ノミネート
- ロンドン映画批評家協会賞英国女優賞:受賞
- ダラス・フォートワース映画批評家協会賞主演女優賞:受賞
- トロント映画批評家協会賞 主演女優賞:受賞
ドライヴ(2011年)
- 英国アカデミー賞助演女優賞:ノミネート
未来を花束にして(2015年)
- 第19回ハリウッド映画賞主演女優賞:受賞
ご覧のようにキャリー・マリガンは様々な賞にノミネートされ、その一部には受賞するなど、ルックスだけでなく演技の実力もある女優として活躍しています。
キャリー・マリガンの役者へのこだわり
キャリー・マリガンは、役者へのこだわりが強いことで有名な女優さんです。様々な役を演じた彼女は、演技において独特の価値観を持っています。
彼女は映画やドラマで新しい役を演じる時、どのように役を演じるかといった計画を立てたりはしないそうです。普通は台本をもらったら、どのように役を演じるかと計画を立てますよね。
しかし、彼女は周囲の人の予想や期待をいい意味で裏切ることだけを考えて役を演じているとのことです。
そのため、同じような役のオファーは断っているのだとか。今までに演じたことのあるような役だと、あまり頑張らなくてもできてしまうのが嫌だからそうです。
(出典:https://www.vogue.co.jp/celebrity/interview/2019-1-carey-mulligan)
キャリー・マリガンは既婚者!
女優として成功しているキャリー・マリガンですが、ここで彼女の旦那さんや子供についてご紹介します。
彼女は2011年の8月に幼馴染でイギリスのフォークロックバンドのメンバーであるマーカス・マムフォードと結婚しました。二人は同年2月から交際していて、交際期間半年というスピード婚となっています。
また2015年に女児、2017年に男児のお子さんが誕生していて、彼女は二児の母としても知られています。
2019年現在、4歳と2歳になる子供を抱えて子育てが大変かと思いますが、女優業は以前と変わらない活躍をしています。最近では2018年公開の映画「ワイルドライフ」に出演し、元気な姿を見せました。
キャリー・マリガンの恩人はあの有名な女優
様々な賞を受賞してきたキャリー・マリガンですが、女優の恩人として挙げる人物がいます。それは同い年の女優キーラ・ナイトレイです。
キーラ・ナイトレイは「パイレーツオブカリビアン」で有名な女優として知られています。
二人の出会いのきっかけは、ナイトレイが主演の映画「プライドと偏見」でした。この映画で二人は姉妹役として共演し仲良くなったそうで、女優としての道しるべを示してくれたとキャリー・マリガンは語っています。
「あのとき、キーラは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』(03)に出演した後だったから、すでに超有名だったの。私が実際に主役を演じるのはそれからだいぶ後だったけれど、撮影現場で主演女優のあるべき振る舞いを教えてくれたという意味で、彼女はお手本になる存在だったわ。役者としても素晴らしいけれど、とにかく親切で優しいの。人には感じよく接するのが当たり前、どんな理由があってもそれ以外の態度なんて許されないと、彼女を見ていて思い知ったわ。私はほかの俳優を観察して、演技だけでなく、人としてどうあるべきかを学んできたの。何年もそんなことを続けてきたのよ」
(出典:https://www.vogue.co.jp/celebrity/interview/2019-1-carey-mulligan)
まとめ
今回はキャリー・マリガンの代表作品やプライベートのことまで、幅広く紹介をしていきました。
現在も様々な作品に出演し女優として活躍をしていますが、その裏では4歳と2歳のお子さんを育てていたとは驚きですよね。女優としてのプロフェッショナルさが伺えます。
今までに数々の賞を受賞していて演技の実力があるキャリー・マリガンの今後の作品も、ぜひ注目です。