あなたは「マンマ・ミーア!」というフレーズを、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
2008年に公開され、イギリスでは日本円で約92億6000万円以上の興行収入を叩き出した映画「マンマ・ミーア!」の続編が公開されました。
そんな2018年に公開された続編「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」について、あらすじや見所など、ネタバレなしで紹介していきます。
(アイキャッチ画像出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/363202/)
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーの作品情報
- 公開日・・・2018年7月20日(アメリカ合衆国)・2018年8月24日(日本)
- 監督・・・・オル・パーカー
- 原案・・・・キャサリン・ジョンソン/リチャード・カーティス/オル・パーカー
- 原作・・・・キャサリン・ジョンソン「マンマ・ミーア!」
- 主演・・・・クリスティーン・バランスキー
- 上映時間・・114分
- 配給・・・・ ユニバーサル・ピクチャーズ(アメリカ合衆国)・東宝東和(日本)
- 音楽・・・・アン・ダドリー
- 製作国・・・アメリカ合衆国
- 言語・・・・英語
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーのあらすじ
映画「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」は、2008年に公開された「マンマ・ミーア!」の数年後の様子とドナの過去を描いた内容です。
舞台はギリシア。ドナは、自身がオーナーを務めるホテルの改修工事を夫サムと終え、リニューアルオープンパーティーを開こうとしていました。そこで、ドナの若い頃の話が話題に挙がります。
ドナの若い頃の話は、大学卒業後から始まります。そこでは若かりし頃のドナの恋愛模様が描かれ、物語は娘ソフィの誕生などを振り返っていきます。
前作「マンマ・ミーア!」との関連性は?
前作の「マンマ・ミーア!」と今作の「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」はどんな違いがあるのでしょうか?
前作は娘ソフィの結婚を間近に控えた主人公ドナが3人の元恋人からのアプローチを受けて再婚をするという内容でした。
そして今作は続編として物語が進む一方、ドナの過去も振り返り、3人の元恋人との関係やバンド時代のことなど、ドナの若い頃が多く描かれています。
また、今作からは新たにドナの若い頃役でリリー・ジェームズさん、ドナの母親役でシェールさんが出演し、新しい登場人物も交えながら物語は進んでいきます。
原作のミュージカル「マンマ・ミーア!」とは?
映画「マンマ・ミーア」シリーズの原作は、ミュージカルの「マンマ・ミーア!」です。この作品は、スウェーデンの音楽グループABBAのヒット曲の22曲に合わせて物語が進むイギリスミュージカルの代表作です。
世界中でツアー公演をしており、全六大陸40カ国以上で上演され21の言語に翻訳されています。歴代のミュージカル史上、最速で全六大陸の国で上演をした記録を持っています。
もちろん日本でも「劇団四季」によって上演されています。2002年に東京公演したのを皮切りに、大阪や名古屋、広島など地方都市でも上演しました。
直近だと2020年3月28日〜8月10日に横浜公演(KAAT 神奈川芸術劇場)が予定されています。
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーのみどころ
映画「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」のみどころは、前作と同様、歌とダンスのミュージカルが圧巻なところです。劇中に何度も流れる音楽に、ついつい口ずさんだり、脚でリズムを取りたくなったりします。
また、前作とキャストがほとんど変わっていないことや、前作の公開から10年経っているということで、キャストの貫禄が非常に際立っていました。
良い意味で歳をとったキャスト陣の演技はもちろん、歌にも磨きがかかり、歳を感じさせないところもみどころの一つと言えるでしょう。
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーの楽曲
前作同様、世界的有名なスウェーデンの音楽グループABBAの楽曲を使用しています。
代表曲の「Mamma Mia(マンマ・ミーア)」や「Dancing Queen(ダンシングクイーン)」「I Have a Dream」などがミュージカル調で挿入されています。
「マンマ・ミーア!」と「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」の代表曲は誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
とはいえ、音楽だけではなく映画の演出や風景も素晴らしいので、そちらもあわせて注目してみてください。
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーの主なキャスト
メリル・ストリープ(ドナ・シェリダン役)
メリル・ストリープさんは、1949年6月22日生まれ。アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の女優です。(2019年9月現在70歳)
作中では前作の主人公ドナとして登場。ソフィの母親でサムの妻。続編の今作では1年前に亡くなったことが表現されています。
リリー・ジェームズ(ドナ・シェリダン(若い頃)役)
リリー・ジェームズさんは、1989年4月5日生まれ。イングランド・サリー州イギリス国籍の女優です。(2019年9月現在30歳)
作中では、前作の主人公ドナの若い頃として登場。普段は明るく感情豊かな女性です。
ピアース・ブロスナン(サム・カーマイケル役)
ピアース・ブロスナンさんは、1953年5月16日生まれ。アイルランド出身ナヴァン出身の俳優・映画プロデューサーです。(2019年9月現在66歳)
作中では、前作でドナと結婚をしソフィの父親になったサムとして登場。建築家ということもあり、ドナのホテルVilla Donnaのリフォームを行いました。
クリスティーン・バランスキー(ターニャ役)
クリスティーン・バランスキーさんは、1952年5月2日生まれ。アメリカ合衆国ニューヨーク州バッファロー出身の女優です。(2019年9月現在67歳)
作中では、ドナの元バンド仲間のターニャとして登場。金持ちで整形・豊胸経験があり、3回の結婚と離婚を経験しています。
アマンダ・サイフリッド(ソフィ・シェリダン役)
アマンダ・サイフリッドさんは、1985年12月3日生まれ。アメリカ合衆国ペンシルベニア州出身の女優です。(2019年9月現在33歳)
作中ではドナの娘役ソフィとして登場。サムとドナの結婚により、サムの娘にもなりました。
シェール(ルビー・シェリダン役)
シェールさんは、1946年5月20日生まれ。アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の歌手・女優です。(2019年9月現在73歳)
作中ではドナの母親でソフィの祖母ルビーとして登場。歌手として世界中を飛び回ってます。
メインキャストのリリー・ジェームズの紹介
前作の「マンマ・ミーア!」では登場しなかったのですが、今作では主人公ドナの若い頃役として登場するのがリリー・ジェームズさんです。
リリーさんはディズニー映画「シンデレラ」でヒロインのシンデレラを演じ世界中にその名が知れ渡りました。他にも映画「ベイビー・ドライバー」や「イエスタデイ」に出演して話題となっています。
10年前に公開された前作の時、リリーさんは18歳の学生時代で、映画館に行って鑑賞していたそうです。そんな「お客」だったリリーさんが、10年経った今作ではメインキャストとして登場しています。
リリーさんは幼少期はミュージカル女優を目指していたほど「歌」が好きで、今作のためにもかなり歌の練習に時間を費やしたそうです。そんなリリーさんの歌声にも注目です。
マンマ・ミーア ヒアウィーゴーの感想
次に、「マンマ・ミーアヒアウィーゴー」を実際に観た人の感想を紹介します。
- こんなに、幸せな気持ちにさせてくれる映画は、今後出てくるのかしらと思う。悪い人が出てこない。アバの音楽もサイコーに良い!シーンとピッタリ。
ギリシャの海も素晴らしい、いつか行ってみたい。
最後の教会のシーンは何度見ても泣ける…- とにかく楽しいです。歌にダンスにシャレた会話
気軽で元気な気持ちが湧いてきます。
今回は若パパ3人も出て華やかですね。
可愛いドナとビルの船上のダンスにはハマってしまいました。ほんとに上手に演じてます。- 一作目に比べるとインパクトのない薄っぺらな映画になっていると感じた。
(引用:https://movies.yahoo.co.jp/movie/363202/review/?sort=lrf)
Yahoo! JAPAN映画の評価点は5.0点中、3.89点と高い評価になっています。(投票数2196件)
前作が世界的大ヒットしたこともあり、今作ではかなりの期待があったことに違いないですね。期待通り高評価の感想がたくさんありました。
しかし前作よりキャストが増えたせいか、話が薄く感じてしまう方もいたみたいです。
まとめ
今回は世界的大ヒットした人気映画「マンマ・ミーア!」の待望の続編「マンマ・ミーア ヒアウィーゴー」についてネタバレなしで紹介しました。
誰もが知っている音楽を楽しむも良し。前作の続きが気になるから観るのも良し。様々な楽しみ方ができる映画になっています。
まだ前作の「マンマ・ミーア!」を観ていないよという方はぜひそちらから鑑賞してみるのをおすすめします。
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