『フラッド』は、大量の水を用いたディザスター映画で、水を利用したアクションシーンや私利私欲にまみれた人間ドラマが魅力です。
大洪水のシーンや、水没した町中をボートチェイスなど、他の映画ではなかなか観ることの出来ないシーンを楽しむことができます。
本記事では、『フラッド』のあらすじや登場人物、口コミ等の情報を紹介していきます。『フラッド』をより一層楽しめるようになるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
『フラッド』ってどんな映画?
『フラッド』とは、1998年にアメリカで公開されたパニック・アクション映画で、監督は、『アビス』、『バックドラフト』などを手掛けたミカエル・サロモン、主演はモーガン・フリーマンです。
自然災害を背景に制作された本作品は、豪雨で半水没した町を舞台にしており、水上・水中でのアクションシーンが見せ場となっています。
実物大のセットに、水量を2000万リットルも用意したこの作品は、見どころとなる見せ場がたっぷり用意されているので最初から最後まで楽しむことができますよ。
『フラッド』のあらすじ紹介
ミシシッピ川流域にあるアメリカ中西部の小さな町のハンティングバーグは、記録的な豪雨により町のほとんどが冠水してしまいます。
さらに、上流のダムが決壊して洪水が発生する危険性が高まったことから、町の住人は避難したため、無人となりました。
そんな中、1台の現金輸送車が立ち往生し、ガードマンのトムは無線で救助を要請しますが、ジムが率いる強盗団に襲撃されてしまいます。
トムは現金を持って脱出しますが、半水没した町を舞台に、ジム率いる強盗団との現金をめぐった壮絶な戦いが始まるのです…。
『フラッド』の登場人物紹介
それでは、『フラッド』に登場する主要の人物を紹介していきます。
ジム(演:モーガン・フリーマン)
強盗。現金輸送車の300万ドルを強奪するために、強盗たちを率いて現金輸送車に近づきます。
300万ドルとともに消えたトムをあらゆる手を使い追いかけてきます。
トム(演:クリスチャン・スレーター)
警備会社のガードマン。大雨の中銀行から300万ドルを預かり、本部に戻る途中にあまりの水の深さに動けなくなります。
応援要請を送りますが、ジム率いる強盗団に襲われてしまい、現金300万ドルを持って逃走します。
マイク(演:ランディ・クエイド)
保安官。ハンティング・バーグの住人の避難を助手のウェインとフィルの3人で行っていました。
ジム率いる強盗団に対して、最初は正義のために行動していましたが、次第にお金に目がくらんでいきます。
カレン(演:ミニー・ドライヴァー)
本作品のヒロイン枠。保安官のマイクと共に登場します。共に、ジム率いる強盗たちに立ち向かい、トムの危機を何度も救います。
『フラッド』に出演するキャスト紹介
それでは、『フラッド』に出演するキャストを紹介していきます。
モーガン・フリーマン(ジム役)
強盗たちを率いるジムを演じるのは、アメリカ合衆国の俳優「モーガン・フリーマン」です。
安定感と味のある演技は、アメリカだけにとどまらず世界各国で称賛を浴びる実力派の国際俳優です。
- 『ショーシャンクの空に』
- 『ミリオンダラー・ベイビー』
クリスチャン・スレーター(トム役)
警備会社のガードマンであるトムを演じるのは、アメリカ合衆国の俳優「クリスチャン・スレーター」です。
拳銃不法所持など、ハリウッドを代表するお騒がせ俳優の1人として度々注目を集めています。
- 『薔薇の名前』
- 『トゥルー・ロマンス』
ランディ・クエイド(マイク役)
保安官として町の住人を避難させていたマイクを演じるのは、アメリカ合衆国の俳優「ランディ・クエイド」です。弟は俳優のデニス・クエイド。
30年にわたり90本以上の作品に出演した実力派の俳優で、ハリウッドでも性格俳優として知られています。
- 『ラスト・ショー』
- 『さらば冬のかもめ』
ミニー・ドライヴァー(カレン役)
本作品のヒロインで、トムのピンチを救うカレンを演じるのは、イギリスの女優・歌手の「ミニー・ドライヴァー」です。
過去にジャズシンガーとして活動していたこともあり、2004年にはアルバムも発表されています。
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
- 『オペラ座の怪人』
大量の水を用いた大迫力の映像
『フラッド』の見どころとしてまず挙げられるのが、圧倒的な水量を用いた迫力の映像です。
本作品は、最初から最後まで常に雨が降り続けています。また、舞台となる町も水没していることから、モーターボートを使って町中や建物内を移動します。
銃撃戦やアクションシーンはもちろん、スピード感溢れるボートチェイスや水飛沫飛び散る大爆発のシーンなど、他の作品ではなかなか観ることのできない迫力の映像は必見ですよ。
魅力たっぷりの悪役を演じたモーガン・フリーマン
モーガン・フリーマンが演じた強盗のジムは、魅力たっぷりの悪役に仕上がっています。
圧倒的な演技力で魅せてくれるモーガン・フリーマンは、彼が出演しているからという理由で本作品を視聴するファンも少なくありません。
善悪両方とも演じることのできるモーガン・フリーマンですが、やはり本作品でもただの悪党には収まりません。
どこか己の信念を感じさせるような、そんな魅力的な悪役を演じているモーガン・フリーマンに、注目して観て下さい。
『フラッド』の口コミ紹介
それでは、『フラッド』の口コミをレビューサイトから、紹介していきます。
B級映画だと思ったが、モーガンフリーマンが出ていたので観てみたら意外に面白く最後まで楽しめた。終始水量が凄く撮影が大変だったろうな!
(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84308/review/170/?c=2&sort=lrf)
どうやって撮影したんだろう?映像は迫力あってすごい。
話は何も考えず見れる感じ。ずっとハラハラしっぱなし。(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84308/review/41/?c=7&sort=lrf)
大雨に見舞われている町を舞台に現金輸送車を狙う犯罪集団と保安官との戦いを描くアクション映画。ダムの決壊が迫る中での犯罪集団と保安官との戦い。
アクション映画とディザスター映画を足した様な設定。グラハム・ヨスト脚本の映画化だけに大胆な設定のアクション映画。
(出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/84308/review/27/?c=9&sort=lrf)
『フラッド』の見どころでもある水を使った迫力のある映像は、『フラッド』を視聴した多くの人たちをハラハラさせてくれたようです。
もちろん映像だけでなく、モーガン・フリーマンやクリスチャン・スレーターが披露するアクションシーンも醍醐味となっています。
一見するとB級映画のように感じる本作品ですが、ストーリーも理解しやすく、しっかり楽しめる作品となっていますよ。
『フラッド』を筆者が実際に視聴した感想
実際に、筆者が『フラッド』を視聴して観た感想は、大量の水を使った演出が「とにかく凄い!」の一言でした。
最初から最後まで常に雨が降り続くシーンが続き、水没した町が舞台なので、アクションシーンも他のアクション映画とはまた違った迫力が生まれています。
実物大のセットに2000万リットルの水を実際に使用したということもあり、水が建物や車を押し流すシーンは、大迫力で一見の価値があります。
ディザスター映画好きにはもちろん、そうでない方にもぜひ観てほしいと思えるような作品でした。
『フラッド』の視聴方法
それでは、2020年11月現在『フラッド』を視聴可能な動画サービスを紹介していきます。
2020年11月現在、月額性のサービスでは「U-NEXT」で『フラッド』が配信されています。U-NEXTは、31日間の無料体験を行っているので、気になっている方は、この機会に利用してみて下さい。
また、「Amazon」では『フラッド』のDVDを販売しているので、お家でゆっくり鑑賞したい方は、ぜひ購入してみてください。
『フラッド』に関する情報まとめ
今回は、『フラッド』に関する情報を紹介していきました。本作品の大量の水を使ったシーンの数々は、他の作品ではなかなか観ることができない迫力があります。
また、『フラッド』では魅力たっぷりの悪役を演じたモーガン・フリーマンにはぜひ注目してください。
ディザスター映画が好きな方はもちろん、そうでない方にもぜひ視聴してほしい作品なので、気になる方はぜひ視聴してみて下さい。