ジェイダ・ピンケット・スミスは1990年代初頭から現在まで多数の作品で活躍している、演技派の黒人女優です。
彼女は女優としてだけでなく、バンド活動や作家、ドラマや映画の裏方としても精力的に活動しています。
今回はそんなジェイダ・ピンケット・スミスの、マルチな活躍ぶりや家族について紹介していきます!
この記事を読めば、ジェイダ・ピンケット・スミスの経歴について詳しくなれるので、どうか最後までお楽しみください!
(トップ画像出典:https://www.wendyshow.com/2019/09/18/10-jada-pinkett-smith-quotes-will-inspire-you/)
ジェイダ・ピンケット・スミスの基本情報
- 本名:Jada Koren Pinkett Smith
- 生年月日:1971年9月18日(2019年11月現在48歳)
- 出身地:アメリカ合衆国メリーランド州ボルティモア
- 職業:女優
- 活動期間:1990年〜
- デビュー作:テレビドラマ『True Colors(1990年)』
ジェイダ・ピンケット・スミスは、メリーランド州ボルティモア出身の女優です。
彼女は2017年にメディアで「学生時代、麻薬の売人をしていた」という経歴を告白し、世間に衝撃を与えました。
(参考:https://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/35783.html)
ジブリ映画『もののけ姫』英語版の吹き替え声優を担当
1990年にテレビドラマ『True Colors』にゲスト出演して女優デビューしたジェイダ・ピンケット・スミス。
彼女はテレビ・映画問わず出演作品を重ねていきました。今回はその中でも、日本人にも馴染み深いジブリ映画の『もののけ姫』を紹介します。
1997年に日本で公開されたスタジオジブリの名作『もののけ姫』は、室町時代の日本を舞台にした作品で、右腕に呪いの痣を持つ少年アシタカが、呪いを解く方法を求めて旅をするという物語です。
興行収入193億円を突破する超メガヒットを記録した本作は、1999年10月に英語吹き替え版がアメリカで公開され、ジェイダ・ピンケット・スミスは肝っ玉の座った女性、トキの声優を担当しています。
ジェイダ・ピンケット・スミスといえば『マトリックス』のナイオビ
ジェイダ・ピンケット・スミスといえば、2003年公開の映画『マトリックス リローデッド』と『マトリックス レボリューションズ』に登場した勇敢な女性戦士、ナイオビ役が有名です。
『マトリックス』シリーズは、公開当時“映像革命”と呼ばれるほど斬新な表現や演出が話題になったSFアクション映画です。
ジェイダ演じるナイオビは、乗り物の操縦が得意なキャラクターで、仮想現実“マトリックス”の支配に抗う反乱軍のメンバーとして登場します。
2003年にプレイステーション2で発売されたゲーム『ENTER THE MATRIX』にもナイオビは登場し、彼女を操作してストーリーを進めることも出来ました。
代表作は主役を務めたテレビドラマ『しあわせの処方箋』
ジェイダ・ピンケット・スミスの代表作は主演・製作総指揮を担当したテレビドラマ『しあわせの処方箋』です。
『しあわせの処方箋』は、2009年から2011年に全30話が放送された医療ドラマで、看護師の活動に重点を置いた作品になります。
ジェイダは主人公の看護師長、クリスティーナ・ホーソンを演じました。シングルマザーのクリスティーナは人々の命を救うため、患者や医者と日々奮闘しています。
ジェイダ・ピンケット・スミスの出演作品一覧
ジェイダ・ピンケット・スミスが出演している作品を一覧で紹介します。※一部抜粋です。
- 1993年 ポケットいっぱいの涙
- 1994年 ファンキー・サマー・ビーチ
- 1994年 ダーティ・シェイム
- 1995年 デーモン・ナイト
- 1996年 ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合
- 1996年 SET IT OFF 主演
- 1997年 スクリーム2
- 1998年 リターン・トゥ・パラダイス
- 1999年 もののけ姫 英語吹き替え
- 2001年 カモン・ヘブン!
- 2001年 ALI アリ
- 2003年 マトリックス リローデッド
- 2003年 マトリックス レボリューションズ
- 2004年 コラテラル
- 2005年 マダガスカル CGアニメ
- 2007年 再会の街で
- 2008年 THE WOMEN 明日の私に着替えたら
- 2008年 愛人契約 監督脚本兼務
- 2008年 マダガスカル2 CGアニメ
- 2012年 マダガスカル3 CGアニメ
- 2015年 マジック・マイクXXL
- 2016年 バッド・ママ
- 2019年 エンド・オブ・ステイツ
- 1990年 True Colors デビュー作品
- 1991年〜1993年 A Different World
- 1996年 スリーウイメン/この壁が話せたら テレビ映画
- 2009年〜2011年 しあわせの処方箋 主演 製作総指揮兼務
- 2014年〜2017年 GOTHAM/ゴッサム
裏方としての実績もあるジェイダ・ピンケット・スミス
先述した『しあわせの処方箋』では、主役兼製作総指揮を担当していたジェイド・ピンケット・スミス。彼女の経歴の中には、他にも裏方として作品作りに貢献した映画がいくつかあります。
映画『ベスト・キッド(2010)』や『アフター・アース(2013)』、『ANNIE/アニー(2014)』ではジェイドは本編に登場しませんが、製作として関わっています。
他にも、2018年5月からweb配信中のトーク番組『RED TABLE TALK』で、ジェイド・ピンケット・スミスは司会進行と製作総指揮を担当しました。
メタルバンド『Wicked Wisdom』のボーカルも務める
ここからはジェイダ・ピンケット・スミスの映画・ドラマ関係以外の仕事を紹介します。
彼女は2002年に“Wicked Wisdom”というメタルロックバンドを結成し、いくつかのライブを経験した他、2枚のアルバムをリリースしました。ジェイダはこのバンドでリードボーカルを担当しています。
下の動画は、“Wicked Wisdom”が2006年にリリースしたアルバム『Wicked Wisdom』の収録曲『Bleed All Over Me』を、音楽番組で披露した時の映像です。
2004年には子供向けの本を執筆し、作家デビューも果たす
ジェイダ・ピンケット・スミスは、世界中の女性たちの写真に自身の言葉を添えた本『Girls Hold Up This World』を2004年に出版し、作家デビューも果たしました。
ジェイダはこの本について「男性優位な世界で活躍する女性の姿を残しました。この本を読んだ女の子が自分の可能性を信じて世界を切り開いて欲しいです。」と語っています。
また、本の中には「優しいということは、弱さではありません。」「世界中の女性はみんな姉妹です。力強い結びつきがあります。」といった、女性がとても勇気付けられるメッセージが、いくつも込められています。
(参考:https://usatoday30.usatoday.com/life/books/news/2005-03-28-pinkett-smith-book_x.htm)
ジェイダ・ピンケット・スミスの夫はウィル・スミス
ジェイダ・ピンケット・スミスは俳優のウィル・スミスと1997年に結婚し、2019年現在も家族関係を継続中です。
2人は1994年にテレビ番組『The Fresh Prince of Bel-Air』で共演し、1995年から交際を開始しました。結婚から1年後に男の子が、その2年後には女の子が生まれています。
2人の子供の他、ウィル・スミスが前妻との間に生んだ男の子もおり、ジェイダは現在5人家族で仲良く暮らしているようです。
ちなみに夫婦生活を長続きさせるコツとして、ジェイダ・ピンケット・スミスは「性生活に刺激を求める事」だとコメントしました。
(参考:https://www.mamatenna.jp/article/405188/)
ジェイダ・ピンケット・スミスの紹介まとめ
女優としても多数の実績を残しながら、音楽活動や作家としても活躍していたジェイダ・ピンケット・スミスの紹介記事でした。
2019年8月に製作が決定した『マトリックス4』に、ナイオビ役としてジェイダに続投の要請が入っているようです。実現すると前作から実に16年ぶりの復活となります。今後の情報更新が楽しみですね!
ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を読んでジェイダ・ピンケット・スミスへの興味が高まり、出演作品を見て貰えたら嬉しいです。